音楽メディアあれこれ:CD


昔、私が高校生の時、初めてCDなるメディアが発表された由をTVで知りました。「傷もノイズも気にしなくて良い、音質も良い、こんなメディアが本当に普及すると良いなぁ」と真に憧れたものです。

それから数年後、CDは普及の途につきました。そうして中心メディアがCDに変わり、普及するに従い珍しい輸入盤とかも多く出回るようになり、やはりLPに引き続いて、CDを随分買っていました。

地元でレコード屋の友人が出来、徳島に居ても、有る程度の輸入盤とかも手に入りました。国内新譜はレコード芸術が出ると、チェックを入れて注文を出していました。もちろん東京に出たときはWAVE等で、珍しめのCDをまとめて漁っていました。

そんなこんなで、一番多いときには年間400枚位買っていましたが、やはり1日1枚を越えるようになると、幾ら割と時間があると言っても消化しきれるものではありませんね。さすがに「買いすぎ」と思いました。それに保管場所にとても困るようになりました。

そんな中、その友人がレコード店をたたんだのを機会に、CDを買うのを止めました。あまたの音楽に対する欲求は常に有りますが、それらのメディアを片っ端から買って、手元で保管所有するのは既に時代遅れかも知れません。