昔は音楽を聴くと言えば、LPレコードか、後はFMラジオしか無かった訳です。で、学生の頃はLPレコードなんてそう何枚も買え無かったので、FM放送を聞くのにとても熱心でした。(時間は充分有りましたしね)単に聞くだけではそれだけですから、カセットに録音していました。今でも発刊されていますFMfunを必ず買い、このテープにこの曲とこの曲、と言う具合に綿密にスケジュールを決めて、毎日毎日エアチェックしていました。
当時録音したカセットテープはかなりな量になっていまして、大きな本棚にびっしり入っていましたが、いまや段ボール数箱に分かれて倉に入ったままです。
今でもFMは聞けるようにはしていますが、CS−PCMを入れてからは殆ど聞きません。NHKでさえ普段は一般受けをねらっただけの番組が結構幅を利かせているので、まず聞き流すには耐えませんし、残留ノイズも多いし音質も良いとは言えず、クラッシック番組だけ選んで聞くにしてもあまり気が向かないのが実際です。
FMの放送局は増えたのですが(と言っても徳島ではNHKを含めて未だに2つだけですが)、既にFMは音楽の放送とは言えず、概ね馬鹿で軽いトークを聞かせる娯楽放送となっています。ただNHKは本当に良いソースを持っているので、早くデジタルラジオ放送にて、本当の音楽放送を始めてもらいたいと思うのは私だけでしょうか?