音楽メディアあれこれ:MD


カセットテープと言うとっくに廃棄すべき規格を長々と使い続けてきた後に、やっと現れてそれに変わりつつある録音メディアがMDです。

最初、従来のカセットも使用できる様な互換性を持たせた、デジタルカセットテープの規格(何という名前だっただろう、忘れてしまった)もMDと並んで出ていた筈ですが、案の定そんな規格は忘れ去られてしまいました。

MDはサンプリング周波数はCDと同じなのですが、それをデジタル技術で圧縮とかしてあのサイズのメディアに押し込んでいる様なので(私は詳しくは知らないのですが)、DATやCDと比べると、ちょっと落ちる中音質と言うべきかも知れませんが(最近のはとても良いらしいですが)、普通に聴く分にはまぁ不満の無い音になっています。またDATの所でも書きましたが、この中音質な規格故に(CDとかからの)コピーの問題についても、そう過敏にならないで良かったのかも知れません。

私も最初は音質が今一なので、と思っていましたが、やっぱりMDの様なディスク型のメディアはとても便利ですね。それに先にも書きましたが、私には軽く聴き流す分には音質にもさほど不満は感じません。

後は、長時間化(80分のが出ていますが、まだカセットのC−120にはかないません)と、やはり高音質化でしょうか。