音楽メディアあれこれ:有線放送


個人の方でも有線放送を入れている方も多いようですね。でも私は当初、音楽を聴くためのメディアとしては全く考えていませんでした。何と言っても音質がプアーで有る事、多くのチャンネルが聞けることに何もメリットを感じていない事、料金が高い事、などの理由に拠ります。

でも、仕方なく有線を引いたのは、NHKのAM第2放送のチャンネルが有るからです。NHK第2はラジオでは一番まともな放送だと思うのですが、何と私の所では非常に聞きづらいのです。NHKもハイビジョンとかに力を入れる前に、こういうところをどうにかしてほしいのですが、、
所が、99年12月より有線放送では、NHKの放送の番組を取りやめました。NHKとの契約の問題も有るのでしょうが、これは許し難いです!!。

当初の目的がNHK第2なのですが、実際に良く聞いているのはClassicFMと言う、イギリスで放送されているクラッシック専門局の放送です。(まぁこの2chしか聞かない)

で、このClassicFMと言う放送、クラッシック音楽専門としては、非常に軟弱とも言える内容なのです。この放送での合い言葉は「リラックス」なのですから。要するに「リラックス」の為の放送と位置づけています。

ですから、1曲まるまるなんて事は絶対なく、有名な曲のそのまた有名な部分しか出てこない事が殆どです。そしてそれ故か、同じ曲の反復についても何も考えていない様で、数日聞いていると有名な曲は何度も何度も出てきます。(ちょっと嫌になることも有るくらい)

まぁでも聞き流す分には良くできた放送で、結局クラッシック専門放送で、多く人に支持を得ようとしたらこうなっちゃうんでしょうね。でも、この間ベートーベンの第9の第4楽章がかかっていたのですが、これを編集して放送する(何とあちらこちらにカットを入れて短くしてあった!)のは止めてほしいなぁ、、