この秋から新たにアンティコルムとドロテウムの時計のオークションカタログも取り寄せてまして、アンティコルムで一つ買ってしまいました。1950年頃のBreguet(ブレゲ)
それにしてもこれはブレゲらしくない珍しい時計で、何よりもブレゲにしては安かったので買ってしまいました。
実物が届いて見てみましたが、コンディションレポート通り、ムーブメントや状態は非常に良い程度でした。ただ、いつもの行き付けの時計屋で見てもらうと、油が完全に切れてしまっているそうでした。すぐにオーバーホールをお願いしました。
で、ムーブメントは状態は良いのですが、それほど優秀な物では無いようです。それは素人目にも何となく分かりました。大体、ムーブメント自体に、ブレゲのサインも何も有りません。恐らく、どっかのムーブメントメーカーから買った物かと思います、、、
このオークションは日本の仲介業者を通しているのですが、落札品の輸入に際し、クロコのベルトなどワシントン条約に引っかかる物ははずして輸入しています。ですから、私の手元に来たのは、ベルト無しでした。写真では、ずいぶんと良質そうなクロコのベルトが付いていたので、ちょっと残念です。
東京なら、安いクロコも売っているでしょうが、田舎では普通に時計屋で買うとえらく高いので、今は臨時に型押しのベルトを付けていますが、やはりいまいち雰囲気が出ませんね。ベルトと言うのは、以外と重要なポイントで有ったことが分かります。