トスカナ旅行記:トスカナのワイン醸造所


Costanti


キャンティのテラビアンカを出てから、一路モンタルチーノの向かいます。私の感覚では結構な距離があると思いますが、皆はすぐ近くと言いますね。相当スピードを出した車で、2時間弱位かかりました。

先にも書きましたが、キャンティ(クラシコ)は丘が幾つも連なったようなエリアですが、モンタルチーノは一つの山です、、いや、上が平らで高くないですから、「一つの大きな丘」と言った方が正確かと思います。

従ってエリア的にはかなり限定された地域で、生産量も限られており、それにより比較的高値になっている、と説明を受けました。

モンタルチーノはその総生産量の割には生産者が多く、ほんの一部の会社を除いて、どこも比較的小さな生産者が多いのが特徴です。それでも人気が有るためか、手元の資料では最近は、70年代半ばに比べて、生産者の数で約3倍、栽培面積で約4倍に増えたそうです。


最初に訪れたのが、コスタンティです。訪れた10月12日時点で、キャンティに比べてモンタルチーノは収穫が既に終わってしまっている作り手が多いとの事でしたが、コスタンティではまだ収穫中でした。

写真の笑っている人がコスタンティです。忙しい中、収穫のトラクターからわざわざ降りてきて、気さくに挨拶してくれました。その後、彼はすぐトラクターに戻り、奥さんの案内で、かなり歴史有ると思われるとても素敵なコスタンティの屋敷にて、幾つかのワインをティスティングしました。


その後、醸造所で、コスタンティ氏がステンレス醸造タンクの中のワインを試飲させてくれました。手前のグラスがタンクに入れたばかりのもの、奥が1週間(だったと思う)程たったものです。

新しいのは、まだ色素の抽出も少ないため色が薄いですが、全くもって素晴らしく美味しい葡萄ジュースです。(こんなに美味しいとは思わなかった)数日経つと色が濃くなり、これはもう飲んでもワインです。こんなに変わるんですね。

これは内緒かも知れませんが、"MELROT" と書かれた紙を貼り付けた醸造タンクが有りました。コスタンティでメルロを作っているとは知りませんでした。その内、コスタンティからメルロVdTが出るんでしょうか?。


隣で葡萄の破砕をしていました。このスクリューが回っている中に葡萄を入れると、除梗され軸は向こう側に出てきます。葡萄も向こうに捨てられて居るのは、このおじさんが見て、痛んだ葡萄をこの段階で排除しているからです。

ボルドーの一流シャトーなどでは、選果台や選果用のベルトコンベアを用いて、葡萄を徹底的に選別するのをよくやりますが、少なくてもイタリアで私が聞いた所では、この様に収穫後に選別することはあまりやっていないみたいです。(収穫の時に選ぶから、とかの返事もありました)




コスタンティで作られるワインは、以下の物が有ります。(左画像はブルネッロ・ディ・モンタルチーノです)