恐らく、ワインに興味が出てきて、より多くの事を識ろうとする人が必ず手にする本ではないかと思います。フランスのボルドーやブルゴーニュの有名所から少しづつ調べたいと思う方も、「あれは正確にはどういう事だったけかな？」とリファレンス的に調べる時も、まず一番に手にするのがこの本です。初めての方も、色々ご存じの方も、それなりにとても役に立つレンジの広さを持っている本ですね。
また毎年改訂される原本に対して、日本語翻訳の回数もかなり回がかさみ（もう昔のは捨ててしまって持ってないけど、私は少なくても４、５回は買ったはず。９７年に出た最新版は第２版となっているが、以前は鎌倉書房から出ていたので、そうなっているだけ。）、日本語表記も信頼性があります。ある語を日本語でどう表記すべきか迷った時、この本を参考にしています。元の語の綴りが分からないときも同様です。
先にも書きました通り、英語の原本は毎年改訂されていますが、日本語翻訳は今の所２年に１回のペースの様です。このくらいでしたら、英語が得意な方以外は翻訳版で良いでしょうか。日本語版が３千幾らもしまして、「価格では、、」と思いまして見てみましたが、英語版も８．９９ポンドするんですね。