ワインに関しての知識の増え方とすると、例えば、フランスワインですと、まず主要なACを憶えて、そしてボルドーの有名どころのシャトーを、ブルゴーニュだと各特級やその他の畑の名前を憶えて、更に各作り手を憶えて、、と進んで行くわけでしょうね(たぶん)。
私もこのワインのホームページを書き始めた頃は、そう言った解説も漸次書こうかしら、などと思った事もあるんですが、結局そう言った事はワインの入門書に結構書いてある事ですし、また、インターネット上では、 藤巻さんが素晴らしいホームページをおつくりになっていますので、一から解説する事は省略しました。宜しければ是非そちらをご覧下さい。
だいたい私のページなどは、(私、典型的な素人ですから)ごくごく気軽に好きな事を書き溜めているのですが、入門の様な解説を書くとすると、きちっと正確に書かないといけないので、凄く大変です。それで、と言うわけではないのですが、「細かい事だけど、結構有益」と思えるような事を、少しずつまとめることにしました。
以下のことは、私自身も自分の勉強のつもりで書いていますから、ご意見が有れば是非知らせて下さい。
さて、「ちょっと細かい事だけど、知っているととても役に立つワイン知識」って、どういう物があるでしょうか?。土地、気候、葡萄、作り手、などの要素に分解すると整理しやすいかも知れません。
まず土地とそしてその気候からにします、つまりテロワールですね。テロワールが一番顕著に現れるのは、ブルゴーニュかも知れません(本当は作り手の差の方が大きいと思いますが)。ボルドーなども地域の差はかなり有りますが、シャトー自体が普通大きいし、各シャトーは結構飛び地も有ったりしますので、、
ブルゴーニュのいわゆる「コート・ドール」の特級畑名前と各村の位置は既に把握しているとして、ここではその次のステップとして、各畑の位置を詳しく見ることとします。まず完全に把握しておきたいのが、特級畑が集中している、ACヴォーヌ・ロマネの詳細です。以下のリンク先をご覧下さい。
「ヴォーヌ・ロマネについて、」