私の友人の太田君の結婚式の夜、銀座のボンシャンと言うレストランに長らく預けてあった、
バブル時期に仕入れたワインで、状態はほぼパーフェクト、このワインを一番楽しみにしていたのが、レストランのオーナーソムリエでした。
でも結局参加者が揃わず、相談の後、ロマコンは置いておいて、グラン・エシェゾーだけ飲みました。
で、これが全く素晴らしい。まだまだ元気で、しっかりした構成力、素晴らしいストラクチャー、長いアフター、複雑でヒュージな素晴らしいワインでした。仕立てられた時には並外れた凝縮力を持っていたと思われます。その美質が失われず、やっと花開いた所と言う感じでした。
所で、この原稿を書いている今宵、開けたワインは
でも、私が2本買ったマルゴー70は保存状態が良いのか、想像以上によくて、半年ほど前に飲んだこの70も良かったですが、今日飲んだのも大変美味しいワインです。見事とも言えます。ただ、シャトー・マルゴーだぁ!、と言う特徴はそれほど感じられません。その点が、作りが少々雑になっていた時期故かもしれませんが、まぁ、これだけ美味しければ、私は充分満足です。