4月で一番印象に残ったワインは、徳島のレストランで友人ら4人とワイン持ち込みで飲んだ、
ルフレーブのシュバリエ・モンラッシェ1988年
でした。
これは私の友人が持ってきたものです。私は、一口めから美味しい美味しいと、一人で騒いでいたかと思いますが、実際
もろ、私好み
なワインでした。モンラッシェらしい品位が有りながら豊かなワインでした。
今月は白に当たりが多くて、
ヴォギュエのミュジニー・ブラン1979年
も凄く良かったです。
実はこのワイン、昨年オークションで1ケース買いまして、飲むのはこれで5本目です。そもそもこの頃はヴォギュエ自体良くない時期なので、あまり期待はしてはいけないかもしれませんが、珍しいのでついつい買ってしまいました。
先の4本はそれぞれ差こそあれ、ちょっと枯れかかった良質の白、と言う程度だったのですが、このボトルはとても良かったです。基本的なテイストは同じなのですが、より濃縮された感じで開けて暫く置いておくほど広がりが出て良くなりました。先に飲んだ中には1時間ほどで飲めなくなってしまったボトルも有ったと言うのに、、
改めて、ワインのボトル差について認識させられました。
最後に赤を書いておきませう。最近、イタリアに複数の友人が居ることより、イタリアワインを飲むことがちょっと多くなりました。
ピオ・チェーザレのバローロ1978年
これもオークション経由です。1978年はイタリアでは大変良い年とされています。
今年始めに届いて、そろそろ落ちついた頃でしょう。最初のボトルのテイスィング、緊張の一瞬ですが、「あれれぇぇぇ??」と言ってしまいました。
明らかに変な香り、かび臭くてちょっと刺激的なテイスト。諦めきれずに30分待ったのですが、同じなのですぐ流しで開けてしまいました。これも1ケース買ったのに、全部こんなだったらどうしようと、不安がよぎりました。「ええい、ならもう1本じゃ」とすぐセラーに取りに行っての2本目。
OKこちらは大丈夫、卓越しては居ないかもしれないけど、良いバローロ。ピオ・チェーザレは良く聞く名ですが、パーカーさんに依ればまぁまぁの作り手との事です。
ちなみにゴールデンウィーク中は赤が外れまくっていまして、流しに捨ててしまったワインは、先のバローロを筆頭に、ラ・ミッション・オーブリオン’81、ユドロ−ノエラのリッシュブール’86の3本に及んでしまいました。悲しいなぁ、、