2025年07月01日
_ [audio] Holo Audio Cyan 2 DAC 届きました。
朝、Mailを確認すると、Holo Audioのショップである Kitsunehifiから、暫く前に注文したCyan2が発送されたとMailが届いていました。
注文する画面で、受注生産なので何週間かかかる、と但し書きされていたので、1、2ヶ月はかかるかも、と思っていましたが、半月ほどでした。UPSの荷物番号があったのでリンクをたどりましたが、該当が無いという事なので、まだ受付前かな、UPSなのであと1週間弱で届くかなぁ、などと思っていましたら、何とその日の昼前に届きました。
事の発端は、先日購入したSMSLのDAC。なかなか良かったので、各社(お手頃な価格の中華DACだけなんですが)の新しめの製品を見ていましたら、昨年発売のTopping Centaurusと言うR2RのDACを見つけました。
この所、各所からかなり安価で出ているR2RのDACとは違って、これはHolo Audioのコラボの元のDACとの事。Holo Audioはそれなりに高価だったのですが、これは新機種でほぼ千ドルという事なので、R2Rなら既にSagraDACやGustard-R26を使用中であるものの、そのTopping Centaurusのレビューとかも読んでみました。で結局、それならCentaurusより少し高いけど、やはりHolo Audioの一番安いCyan2(約$1200)が良いんじゃないか、と言う結論になりました。
そんな流れで、久しぶりにショップのKitsunehifiを見てみますと、ショップのデザインががらりと変わっていました。それに、以前は各製品、より厳選された高級部品を用いたチューンのレベルで1、2、3とかが有ったと思うのですが、それが無くなっていました。Holo Audioを検討する人は、普通一番良いレベル(確かVer.KTEとか言ってた様な気がする)のを購入すると思うので、あまり意味が無かったかもです。
最近の$1200は約20万円なんですね、先にその日本円を意識すると買わなかったかもですが、そんなこんなで、ちょっとした経緯もあって、ついつい注文してしまったのでした。
いきなり届いたCyan2ですが、夜に早速動作確認しました。HPから入手したドライバで、DSDも問題なく再生できました。流石に音は良い様に思えますが、小一時間ぐらいしか聴いていないので、本当の所はまだよく分かりません。
Holo Audioの先の機種、たとえばSpring3などと比べると、Cyan2は画像で見ただけでは小さく簡便に作られた廉価版で、SMSLやToppingあたりの機器と見た目あまり変わらない感じもするのですが、実物は結構重く(結構大きなトロイダルトランスを使った電源になっている)、筐体もかなりしっかりしていまして、遙かに高級感があります。ただ、底板の足が、100円ショップで売ってそうな、透明な半球型ゴムを貼り付けてあるだけなので、そこをどうにかしたい人は居るかもです。(私は、あまり気にしませんが)
以前、どっかで最初にCyan2を見た時、(入力セレクタも無いし)なかり簡略化されて見えまして、すぐ選択枝から外していたのですが、それは早計だったと言えます。むしろ、Spring3並でありながら、本筋以外の機能を極限まで抑えて、出来るだけ安く仕上げたDACと言えますね。
追記: 使っていなかったGustard U16を用いて、I2Sで接続して聴いてみましたが、とても良いですね。CDPは、古いSONYのCDP-701ES(積分型DAC使用との事)がとても気に入っている事などから、実は私はNOS(ノン・オーバーサンプリング)が好きなのかも知れません。
ちなみに、U16は、Gustard A22に繋いでみた所、暫く聴いていると音が途切れると言う症状が出て、色々試しましたがドライバなどでは直らず、結局使用を諦めて居ました。U16の評価を見ても、同様なトラブルはとても多い様で、ファームウェア更新では改善できないので後継機のU18を出したのではないかと、思われます。
以前SagraDACに使っていた時も、つい先日SMSLのDACに繋いだ時にも、特に問題は無かったのですが、今回、アルバムの終わりの方で時折音が途切れる様になりました。試しに再生ソフトで4倍アップコンバートしてみると、途切れなくなりました。理由は、不明です。で、その後設定を元に戻しても、不都合は再現されませんでした。再生ソフト(foobar2000)との絡みだったのかも知れません。どちらにせよ、今後もう音途切れが出ない事を期待します。
2025年06月29日
_ [audio] S.M.S.L D1 届きました。
安い中華DACを色々見ていましたら、ROHMのDACを搭載した、安価なDACがSMSLから出ていました。
ロームのBD34352EKVを搭載です。以前からロームのDACも是非聴いてみたかったので(単なる興味本位です、実際の所、私に違いが判別できるとは思えません)、ほぼ1万円と言う事も有って「試しに買ってみても良いかも」、と思いましたが、その時は売り切れでしたので、暫くリストに載せていました。
先日、販売になっていましたので、使い場所も未定のまま購入。海外からの配送でしたので、10日ほどかかり、先日届きました。
ネガティブな評価も有りましたが、早速動作確認したところ、USB接続のみですが特に問題はありませんでした。音質の善し悪しは、まだ良くわかりません。
一応、USBのバスパワーだけでも動作します。DSDと表示されている所を、電源ON-OFF表示にも使っているらしく、繋ぐと表示のDSDの所が赤く光って、これが待機中(電源OFF)の状態の様です。右側の電源SWをチョンと押すと電源が入り、選択されている入力の場所が白く点灯します。ちなみにDSD再生時は、DSDの所も白く光ります。
_ [audio] S.M.S.L RAW-HA1 届きました。
暫く前から、主にTV音声用(たまにはネットラジオ用)として、あまり熱くならない、安いデジタルアンプを探していました。
具体的には、TPA3255で1万円ぐらいの中華アンプを見ていた所、SMSLのこの新しい機種を見つけました。
シソーラスのDAC(CS43131)が付いている事も有り、3万円台後半と探していたのよりずいぶん高いです。日本語の評価が未だ付いていないので、心配でも有りましたが、アマゾンでリストに入れてある間に少し安くなったので、どうせ買うならと、注文しました。何だか最近SMSLばかり買っていますが、たまたまです。
届いてすぐ簡単な動作確認しましたが、問題ありませんでした。音質については、それほど聴いていないので、良くわかりません。
付属の電源ケーブルが短くて、実際には使えなさそうなのが残念です。
「設定」の項目で、言語を日本語に設定できるのですが、日本語表記があまりまともでなく、結構笑えます(最近では、珍しい)。
リスト表記で「ぎど」と出てきた時は、何の事か暫く考え込んでしまいました。またフィルターの選択枝も、これは何なのかよく判りません(なぜ途中からひらがなになっているんだろう?、最低でもAIに翻訳してもらえば良いのに)。すぐに元に戻しました。
2025年06月18日
_ [computer] SkyBarium Mini PC (Intel N150)が届きました。
先日、ネットのニュースで、上記の製品がセール価格から更に5千円引きの、1万5千円ほどで購入できるとの事で、(例によって、なんですが)安さに驚き、ついつい購入してしまいまして、先ほど届きました。
CPUは最近この様な手乗りミニPCで定番のN150で、そこは新らしさは有りませんが、大きさが完全に一回り小さいです。それに、イーサネットが2.5Gが2つになっています。高機能なルーターとかにすると良いのかも知れませんが、そんなスキルも無いし、それ以前にその必要性も有りません。
しかし、この性能で、Windows11Pro付きでこの価格、やはりOSはほぼタダと考え無ければ、計算自体が出来ません。どーなっているのでしょうか?
早速開梱し通電、ロゴが出た後画面が暗くなって、その後暫く待ってもモニタシグナルは出ているようですが、何も出て来ません。まぁ、こんなこと、パソコンやってれば結構良くある事なので、気を取り直して長押しで強制電源オフの後再起動。今回は、無事にWindowsの設定画面になりました。
最近Windows11では、ローカルアカウントでのセットアップは裏技を使わないと無理になっているのですが、何故かこの手の中華PCでは、ネットを繋げていないと何もしなくても普通にローカルアカウントでセットアップできてしまいます。便利ですね。
とても小さくて、ファンは付いているものの、少し離れればほぼ無音で、なかなか良いミニPCです。しかし、安さに惹かれ同様な中華ミニPCを購入する事、これで3個目です。N100のとN150の物、同じ様な手乗りPCを2個も今までに購入しています。全部2万円以下だったと思います。実はその他にももう1個同じ様なのを買ったのですが、色々サポートと連絡しても結局OSがまともに起動せず、結局返品した経緯もあります。
追記:気になるところを無理にあげれば、ストレージへのアクセス状況が判らないことです。こういうPCの場合、ストレージへのアクセス時、電源の表示インジケータが変化したりするものですが、それもありません。コストダウンの為には仕方ないところでしょう。付属品に、金属プレートがありました。取扱説明書には記載がありませんが、恐らくモニタ裏に取り付けるための金具(VESAマウント)と思われます。それと、短いですがHDMIケーブルも付属していました。
一通り確認後、WindowsUpdateを行いましたが、(毎度の事ですが)凄く時間がかかり翌日持ち越しとなり、先ほどやっと終わりました。Update自体は終わりましたが、まだWMI Privider Hostと言うプロセスが3、40%のCPUを使っています。これも、暫く放置でしょうか、、
毎回毎回思うのですが、WindowsUpdateするより、最新のヴァージョンをクリーンインストールした方が、絶対早い気がします。でもこういうコンパクトな少し特殊な機器は、手に入りづらい専用ドライバが必要だったりする事があるので、むやみにインストールし直し出来ないのが残念です。
2025年06月14日
_ [music] バッハ:ブランデンブルグ協奏曲全6曲演奏会(浜離宮朝日ホール)
久しぶりに、12日より上京。東京に出たときは、要件がある日以外、まずは行けるコンサートを探します。あまりめぼしいのが無い場合に限り、夜どこか食べに行くところを探す事にしています。
12日夜は、娘と会って食事なのでコンサートはなし。13日は午後に演劇があったので、それを観て、夜は一人で和食屋さんへ。13日は、このコンサートが有ったので、チケットを取ってありました。
「ブランデンブルグ」、他に比べる事が出来ない極めつきの名曲だと思っていますが、実演奏では未だに聴いた事がありません。今回全曲を演奏してくれるので、楽しみにしていました。(ホールも、私の好きな浜離宮朝日ボールです)
演奏団体は、Chamber Orchestra BACHと言う名の団体で、元N響の井戸田さんがこの演奏会のために組織している様です。井戸田さんは、もう32年間も同様にブランデンブルグを演奏し続けているとの事です。素晴らしいですね。
演奏はとても見事なものです。本当に、本当に、ブランデンブルグ協奏曲って素晴らしいですね!。ライブで演奏を堪能し、改めてその曲に心酔しました。とびきりの名手の演奏家がかわりばわりに必要になるので、演奏は大変ですが、聴く方は変化もあってとても楽しいです。
第5番で、チェンバロがちょっと聴きづらく「映え」なかったのが少し残念です。楽器のせいか音が繊細で優しく、華々しいソロの技巧を見せる場面がハイライトなのですが、そこでも少し奥に引っ込んだ感じで印象が弱かったです。もちろん、演奏自体は素晴らしかったと思います。それと録音では普通に聴いていた2番のトランペットですが、あれ吹ける人は本当に凄いよなぁ、と実演奏を聴いて思いました。
2025年05月28日
_ [computer] pythonの dataclass
先の、納品書発行の手順を変更する試み、結局元のデータ入力のCのプログラムから書き換えることにしました。InformixのCのプログラムを書き換えてCSVでデータを出力し、それをpythonでExcelのファイルとしてみました。
すでに古典的形式とも言えるCSVでなく、最近流行のjsonや yamlも一応考えたのですが、「この程度のデータ受け渡しならCSVで充分」と言う結論です。それにCSVなら、そのままExcelから開く事も可能なので、何ならその後VBで整形と言う筋道も可能です(あまりVBは使いたくないですが)。ちょっと探してみましたが、jsonやyamlを直接Excelからは開くのは、今のところどうも無理の様です。
pythonのプログラムを書き換えていて、少し気になったのが、Excelの表に書き込む場合の位置の設定です。出力の書式を作ったら、各々その行番号と列番号が決まるのですが、各欄、行番号と列番号を各々別に定数で設定するのは何だかスマートではないなぁ、と言う気がしてきました。例えば
COL_A = 11
ROW_A = 22
・・・・
とかです。(昔はやっていましたが)
しかしながら、かといって
POS_A = [11,22]
みたいに、リストにするのも何だか変ですし、、
「Javaみたいな最近のプログラム言語なら、こんな事でもいちいち新しいクラスを定義してからそれを使うんだろうなぁ、pythonでは普通皆さんはどうしているのかな?」と思い、少し検索してみましたが、これと言った事例はすぐには見つかりませんでした、
そんな場合には、ChatGPT(サブスクで毎月利用料を払っているのに関わらず、殆ど使っていない)で教えてもらうのが一番と思いつき、久しぶりにログインして、チャットで訪ねてみたところ、見事に回答してくれました。
お勧めは、名前付きタプルを使うか、dataclassを使うか、との事です。どちらも全く知りませんでした。
AIに教えてもらってから、改めてそれはどんなものなのか、自分で一応調べてみまして、その結局dataclassを使う事にしました。
from dataclasses import dataclass
@dataclass
class CellPos:
row: int # 行番号
col: int # 列番号
こんな感じで、こんなclassを割と簡便に定義できるので、便利ですね。
2025年05月26日
_ [music] 谷山浩子・再現
おそらくこの1ヶ月間だろう、NHKラジオはみんなのうたで、あの谷山浩子の歌声を何度か耳にしました。とても印象深いので、一度目は多分「ああ懐かしい、やはりとても素敵」と思い返す位だったろうけど、2度3度と聴くうちに、「やはりとても良い、他の曲も聴き返してみよう」と思う様になりました。
高校時代から、音楽は主にクラッシックを聴いていたとはいえ、当時流行のフォークソング(既に死語?)も幾らか聴いていました。ただ、LPを買ったのは山崎ハコくらいでした。谷山浩子さんは、後に確か中古LPで初期の物を2枚、あとカセットを持っていた記憶がありまして、それなりに聴いていたはずです。ただCDは、一応検索しましたが、持っていないようです。
カセットは何処に有るか怪しいですが、LPは探せば出てくる筈ですが、今の時代とりあえず聴いてみたい歌はYouTubeで聴けるので、検索して懐かしい曲を色々聴いてみますと、、
・・ああ、そうですよね、こんな素晴らしく素敵な曲がありました、「風になれ -みどりのために-」。何故だか、何故だか今の今まですっかり忘れていました!。名曲集なんかでは絶対出てこない、素晴らしく魅力的な曲。私も、谷山浩子さんの歌、事前にも幾つも覚えていたのですが、この曲の事、忘れていました(CMで有名だったのですが)。
それと、そう、そうです、「銀河通信」もありました。インターネット以前のパソコン通信の時代に、ちょっと話題になったのを思い出しました。(曲自体は、更にそれ以前の物らしいですが)
「珠玉の名曲たち」と言ってはかえって普通に思えるほど、とても大切な歌たち。再び思い出す事ができて、本当に良かった。
追記:Youtubeで見た動画がどっかでのライブでの様子だったので、これって正規のメディア出ていないかなぁ、と思って探したら、DVDで出ていました。すぐ注文しまして、昨日届きました。
「1991 谷山浩子コンサート with ねこ森アンサンブル」です。とても良かったです、谷山浩子さんの歌声、とても素敵ですね。
2025年05月09日
_ [audio] SMSL DO300EX DACを購入しました。
SONYのアンプMAP-S1に機能として付いているのとは別に、単体のDACも用意したいと思い、当初は手元に有る古いDACを考えていましたが、リモコンが使えなかったりするので、ここでしばし検討。
最近は中華製の安くても高機能なDACが色々有るので一応見てみると、安いのは1万円くらいから様々です。
もうずいぶん前になりますが、AK4499EXの発表を知った時、DACとしてこのAK4499EXを使用した機種を購入するつもりでした。後日購入候補として、このチップをデュアルで使用しているGUSTARD DAC-A26を候補として考えていまして、その値段推移をなどを見ていた所、R2R方式のDAC-R26が出たのを知りそちらを買ってしまって結局AK4499EX使用の機種は未だに持っていない、と言う経緯も有ります。
なのでやはり一度AK4499EXの音も聴いてみたいのですが、流石に超安価な機種は無く(何せチップだけで1万円するらしいです)、一番安い物で6万少々でした。その様な機種を幾つか検索して暫くした先日、その中のSMSL DO300EXがアマゾンのタイムセールと言う事で、15%ほど安くなっていました。2日ほど悩んだ後、AK4499EX搭載機種でこれより安い機種は今後共無いだろうと購入していまして、本日届きました。
元々、価格の割には評判の良い機種ですし、各動作には問題は無さそうです。臨時にDAC-R26の換わりに設置して少し聴いていますが、繊細で素直な良い音です。でもDAC-R26や他のDACに比べると、何だか音が軽い気がしまして、やはり違います。値段も4倍近く違いますし、電源の違いが大きいのかも知れません。そこは物量の差なのでもう仕方ないですが、普通にはこの5万ほどのDACで充分かも、です。
追記: 最初、有り合わせの細い電源ケーブルを臨時で使っていたのが良くなかったのか、少しエージングが進んだせいなのか、付属の普通の電源ケーブルにして暫く使っていましたら、音がずっと良くなった印象です。おまけに、使っていなかったGustard U16(DDコンバータ)を入れたら更に良くなりました。
追記2: 実際使用する場所に設置して、最初USB-C <=> USB-Cのケーブルでパソコンと繋いで居ましたが、時折音楽再生が一瞬途切れます。ソフトとかドライバーとか疑いましたが改善せず、ケーブルではないかと思い、USB-C <=> USB-Aの(ダイソーの品でない)キチンとしたメーカー製のケーブルを購入し交換しますと直りました。実際の所、ケーブルが悪かったのか、マザーボードのUSB-Cポートが悪かったのか不明ですが、USB-Cのケーブルの中には充電管理用のチップが載ってるのも有るらしいので、オーディオ用としてはC-AのUSBケーブルを使った方が無難かも知れません。
2025年04月13日
_ [audio] Joseph Audio RM22Si と、Son of Ampzilla 再登板の為の点検
新たな場所で音楽を聴ける様にする必要が出て来ました。
最近出た気になる新製品も有るには有るのですが、幾らかは売ったとは言え、以前オークションで落札したアンプやスピーカーがまだ幾つも残っていますので、そちらを使うのがどう考えても順当です。
倉庫で眠っている使っていないスピーカーを色々検討した結果、スピーカーは、Joseph Audio RM22SI(フロアスタンド型トールボーイ)にしました。右画像の様なスピーカーです。最初は小さめのブックシェルフのどれかと思っていましたが、結局スタンドを付ければ同じくらいですし、何よりこれには元箱が残っており、発送に都合が良いからです。
そうはいってもこのSP、ヤフオクで落札し始めた最初の頃の物で、買ったのはかなり昔(20年以上前)でほぼ最古参の部類と記憶しています。確か暫く仮置きで聴いた後、蔵にしまい込んでそれっきりです。一応動作チェックは必要なので、蔵から出してきました。片方の元箱は、以前置いた有った蔵の保管状況が悪くて、ダンボールがもう使い物にならないくらい虫穴だらけですが、SP自体は左右とも綺麗な状態でした。
中低域ユニットのエッジが心配でしたが(ウレタンエッジなら、もうボロボロで使えない筈)、ゴムエッジだったので、ユニット自体も問題なさそうです。簡単な音出しも正常に思えました。
ただ発送するのは、ダンボ-ルをどうにかしなければいけないので、ボロボロになった元箱に、余所から持ってきたダンボールを巻き付けて補修しましたが、これは結構大変でした。
アンプも必要なので検討ですが、私が落札していたアンプは9500やB-1の様に、大きくてとにかく重いアンプが多いので、選択肢が少なくなります。以前安かったからと買ったけど(5千円位)、結構音が良かった小さめのアンプがあったなぁ、と思い出し探し出してきましたが、チェックした所Lchは出力波形が歪んでいましたし、Rchは出力が有りません。
あと比較的コンパクトなアンプと言うと、実際に2、3年使っていたSon of Ampzillaが有ります。これは一応動作品だった物を、落札後にT師匠に整備してもらったものです。整備してもらったのが2004年の様ですから、こちらも20年以上前に買った物となります。
プロの整備済みの品とは言え、SPと違ってアンプの古い物は危ないので、こちらもチェックしてみました。音は問題無く出るようですが、DCがかなり漏れています。このアンプを買った頃は、まだアンプ修理などに自分で手出しをする前なので、このアンプの回路図とかは集めていなかったので、今回検索してみました。回路図は不鮮明ですがすぐ見つかりまして、見ていましたが、その後、Youtubeでこのアンプの修理と調整をする動画を発見しました。いやぁ、本当に有り難いですね。
バイアスもDCも通電していると動作ポイントが結構ずれてくるので、時間をかけて調整です。それとバイアスの調整は出力によってかなり変わる様なので、あまり厳密には出来ないようです。本来は歪率を見ながら、一番良いところにあわせる方が良さそうに思うのですが、、
この頃以降のT師匠のアンプ整備は、原則半固定抵抗は全て交換していますが、これは交換していません。整備後もう20年以上たっていますから、本当は交換した方が良いとは思うのですが、今のところ不都合は無い様なので、面倒なので止めておきました(それに私の場合、修理しようとして壊してしまった事も何度か有りますので)。
ただメーターランプの所、バックの反射紙が、ランプの熱で焦げていました。これは良くないので(万一燃えても困るし)、ランプはLEDに交換です。ランプの形状は、良く見かけるBA9s(T8.5)と言うタイプです。回路図を見ると、場所によって+-が入れ替わっていますので無極性の物しか使えないのですが、探して交換しました。
追記:直前までは以上の様な予定だったのですが、結局アンプを変更しました。生前父がTVの音声用に使っていたオーディオセットが、ラックを片づけられて行き所を無くしてしまっていたので、そのソニーのデジタルアンプMAP-S1を私が使う事にしました。ちょっと様子を見てみたSon of Ampzillaは、再び倉庫行きになるかも知れません。
かなり苦労してスピーカーの梱包を解いて、一応セット。スパイク受けが無いので今のところ直置きですが、MAP-S1の方はどうなのか良く判りませんが、少し聴いてみましたがヨーゼフオーディオ(ジョセフオーディオ?)のSPはなかなか良い様に思います。
2025年03月14日
_ [computer] パソコンモニタとして、8k60インチTV(AQUOS 8T-C60AX1)を使用
現在、新しいパソコンのモニタとしてよく見かけるのは、30インチ位までのゲーム用のモニタばかりで、高解像度大画面化の方に全く進んでいません。と言うか、昔幾つか売っていた40インチ以上のモニタも、いま探してみれば、接続端子がHDMIだけの「サイネージ用」とおぼしき機種が数種有るのみです。まして8k表示なんてのは全く無く、ゲーム用として周波数の高い機種が出ているばかりです。
確かに、普通にパソコン用とすれば、40インチ位で解像度4kのモニタで充分大画面だと納得するところです。しかし私は、モニタに関しては昔から一貫して大画面での情報量の多さを追求してきました。最近ですとそれなりのヴィデオカードをいれれば、8k出力も普通に可能なので、それにしないと言う選択はありません。
他方、情報量の多さならマルチモニタと言う方法もあります。モニタを並べてのマルチモニタ構成は、昔から何度かやっていましたし、今でも一カ所ではしていますが、結局正面のモニタしかあまり使わないんですよね。私の考えでは、マルチモニタよりは、高解像度大画面のモニタです。
TVなら8k対応機種も有りますので、そこは価格次第ですが、パソコンモニタとして液晶TVを利用する事は当然の流れとなります。そんな訳で、2年前に劇的に安くなっていたLGの55インチ8k55NANO95JNAを購入し、以来ずっとパソコンのモニタとして使っています。55インチ8kで100%表示では、さすがに細かすぎるので150%にしていましたが、最近細かいのが見づらくなったので、175%にしています。これを200%にするんだったら、何の為に8kにしたのか意味が無いので、何とかこの倍率でやっています。最初は「55インチは大きいなぁ」と思いましたが、すぐそれが普通になりました。
さて、この春からもう一カ所別の所でパソコンを使う事になり、その為のモニタとして8kのTVを探してみましたが、2年前に10万円程で購入出来ていたLGの機種は既にどこも販売していません。また、つい最近まで14万円程まで値段が下がって売っていたアクオスの8kTVも、ふと見ると売っている所が無くなってしまいました。8kTVは新機種も出ないし、あまり人気が無いようです。仕方がないので、オークションで中古を探しましたがいずれも現在出品が無く、やっとメルカリでAQUOS 8T-C60AX1を10万円程で見つけまして、状態も良さそうとの事でしたので購入しました。
この機種、確か8kTVとしては最初期のもので、それだからかとても重いです。やっとの事で、用意したスタンドに乗せました。パソコンはかなり以前に作ってこの所使っていなかった、ヴィデオカードとしてRadeon RX 6600XTをのせたThreadripperのパソコンを使う事にしました。心配したパソコンからの8k出力も、問題なく表示出来て一安心です。
パソコンのモニタとしては、流石に60インチはデカすぎないか、と懸念していましたが、これもすぐ慣れました。60インチですが、Windowsでの表示倍率はやはり175%にしています。こちらの方ではTVも見ますので、これで良かったかな、とも思いますが、中古なんですぐに壊れない事を祈るばかりです。ただ、ヴィデオカードの問題かTVの方の問題なのか不明なのですが、一度モニタの画面が切れると復帰せず、リスタートさせないと駄目なのが難点です。