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xiphioの備忘録


2024年04月06日

_ [computer] RaspberryPi での温度計測:もう一方も結局OS入れ直し

この2月に、提供されているOS"Raspberry Pi OS lite legacy版(32bit)"に入れ直したラズパイは、昨日の様に、Mail送出のpythonプログラムを変える事で無事稼働していますが、もう一方の、古いOS(Raspbianとか呼んでいた)の方で、同じpythonプログラムを走らせてみたところ、"EmailMessage"のインポートが出来ずにエラーで止まってしまいました。EmailMessageは便利と言うだけで必須ではないので、使えないのならば、それで何とかなりますが、プログラムは同じで揃えたいです。

pythonのヴァージョンの問題でしょうが、OSが古いのでapt-getではpython3のバージョンアップも既に出来ませんでした。そこでpython3で10.1のソースを持ってきて、コンパイルしてみました。定番のconfigure, make, make installの3つの手順も、3時間弱かかりましたが無事終わり、pythonは最新バージョンになり"EmailMessage"のインポートも出来ましたが、次は"server.starttls()"の所で止まってしまいました。確か何かのサポートがない、とかのメッセージだったと思います。結局こちらの方のラズパイも、現行のOSに入れ直す事にしました。(最初からそうすれば良かった)

同じくRaspberry Pi OS lite のlegacy版(32bit)を選択しまして、カードに書き込み。立ち上げ後、固定IPアドレスに変更して、Teratarmでsshで接続。その後、SCPにて必要なプログラムを転送後展開。インストールされているpythonは3.8で、Mail発信のプログラムも問題無く動きました。

ただ、温度計測プログラムの動作を確認した所、ライブラリ不足で動きませんでした。改めてコンパイルしなおしても、"usb.h"が無いと言ってきました。前回はそんな事無かったのですが、理由は不明です。(温度計測のUSB機器を付けずにインストールしたからかなぁ)

仕方ないので、ネットで調べてみたところ、こういう場合は"apt-file"で探せとありました。apt-fileは標準で入っていないので、まずそのapt-fileをインストール。
sudo apt-get install apt-file

以下のコマンドで、アップデートしてから検索
apt-file update
sudo apt-file search usb.h

沢山出てきますが、"libusb-dev"がそれっぽいので、これをインストール
sudo apt install libusb-dev

これでmakeし直すと、ワーニングは出ましたが無事コンパイル終了しました。後は先の通り、テストの動作もOKだったので、一応復帰した筈、です。

、、って思っていたら、2台の内の一方からしかMailが届きません。来なかった方に繋げて、書き出したエラーログ見てみましたら、接続リミットに達した、とかのエラーでサーバーに接続できていませんでした。Mailを送るプログラムはCRONで起動していますが、2台とも同じ時間の設定なので、同時に接続しようとしたのでエラーになった模様(実際には少しずれてるはずですが、、Gmailの時には無かった事です)。片方を、5分遅くして再設定しました。


2024年04月05日

_ [computer] RaspberryPi での温度計測:E_Mail送信を、outlookに変更

温度計測と、Mailで管理レポートを送らせているラズパイですが、先日そこで利用しているGmailのアカウントにログインしようとしたら、いきなり、アカウント回復手続きになってしまっていました。

ログインまでの期間が長かったからか?、とも思いましたが、よく考えればこの間アプリケーションパスワードを作成するためにログインしています。とにかく、24時間後にアカウント回復手続きにはいる由で、その通り丁度一日後にmailが来て、記載通りの手続きでアカウントは復帰した様でした。

ただそれ以降、レポートのMailが来ていない事に気がつき、アカウントを確認してみると2段階認証がオフにされていました。アプリケーションパスワードは2段階認証になっていないと発行されない様になっていますので、2段階認証に変更しアプリケーションパスを再び取ろうとしましたが、、どうしてもアプリケーションパスワード設定の画面が出てきません。

ログインし直したり、時間を置いたりしても、出てくるはずの所に出てこないのでどうしようも有りません。だいたい、急にログインできなくなって、アカウント回復手続きに入る事自体が、ちょっとイレギュラーなので、何かあったらしいとしか分かりません。(一応、問い合わせのメッセージを入れたけど、返事は期待出来なさそう、です)

Gmailで別のアカウントを取り直すとかも考えましたが、Gmailは色々面倒事が多いので、1日に数回メールするだけだし、もう他のサーバーで良いのでは、と思いました。無料でかつ品質は保証されているので、非常に多くに人が使っているGmailなので、次第にこんな感じでサービスも少しは絞りたいところでしょう。最近は2年ほどログイン無ければ失効するらしいですが、想像ですが、今までアカウント解放もあまりやってない感じなので、まともなアカウント名は既に殆ど取れなくなっていますし。

と言う訳で、試しに無料のsmtpサーバを検索して見ました。色々見た所、出てくる大概の所は、mailを送るマネージメントがメインで「まずは無料枠から、始めてみましょう」って感じなので、避ける事にしました(使ってみても面白そうですが)。私は、日に数通程の使用なので、やはりGmailの様なフリーメールのsmtpサーバを利用するので良さそうです。

幾つもあるフリーメールを色々検討しまして、結局outlookを使う事にしました。MSアカウントとして既に取っているのですが(現状ほぼ使っていないけど)、それとは別にMail送信専用として新規にアカウントを取りまして、こちらを利用する事にしました。

そこで改めて検索してみると、「outlookでmailを送るpythonプログラム」の記事が見つかりました。概ねそれまでのGmailの場合と同じで、"smtplib"の利用ですが、やはりとても有難いです。そのサンプルプログラムほぼそのままで、Windowsの環境で走らせてみましたが、最初は接続エラーでした(元は数年前の情報なので)。そこで、smtpサーバー名を某所でで見かけた"smtp.office365.com"に変更すると、問題なくmailが送れました。

これでもうOK、と思いきや、またしても報告の時間になってもMailが来ません。調べてみたら、該当のoutlookのアカウントが凍結されている様でした。早速ログインを試みて、アカウント凍結解除の手順を幾つか踏んで、一応現在は正常に戻りました。何かのセキュリティ基準に抵触したのかもしれませんが、詳しい理由は不明です。


2024年03月24日

_ [computer] PCから電源のオン・オフ制御

繰り返しタイマーで電源をオン・オフする事は、随分昔から色々やっています。少々前の事になりますが、スマートプラグと言うのを知りまして、意外と安かったので、SwitchBotと言う機種を購入しました。

届いて使用方法を見た所、まずアカウントの登録が必要だと言う事で嫌になり、加えてスマホ・アプリからのセットアップなのですが、それがどうもうまく行かなくて、30分で放棄してそのままでした。既存のプログラムタイマーも探せば安いのが色々有り、あまり高機能な物は必要ないので、それで充分だったからでもあります。

先日、その繰り返しタイマーでやっている所に追加して、PCから電源オン/オフを制御できれば更に無駄なくて良いかも、と思いました。それに繰り返しタイマーも常用していると、時間がだんだんずれてしまうのが、少し気になっていました。

その昔に買ったSwitchBotをそのままにしてある事が気になっていた事もあり、こちらをPCから制御出来たら面白いかも、と思い立ち、検索してみましたら、どうやらpythonから制御出来るみたいです。本当にpythonのライブラリは最強ですね、最近は何でもpythonで出来そうです。

まずは、SwitchBotのスマホアプリからのセットアップを、再び実行です。アカウントを作って、指示どおりやってもやはりうまく行きません。色々試した結果、どうやら位置情報とかを許可しないと動かないようです。そんなもん必要無いじゃないか、とは思うのですが。家庭内に有るSwitchBotが外部ネットに繋がっている事には、どうも気になるのですが、これでスマホで設定した通りにオン・オフが出来る様になり、ここで今まで使っていた繰り返しタイマーと交換しました。これなら暫く使っても、時間がずれる事は無いでしょう。

次は、PCからpythonプログラムでの制御ですが、よく読むと何だかとても面倒そうです。そんな時、「ACコンセントの制御方法」を幾つかあげて下さっているページがありました。そこでの情報で、まずサンワサプライの連動タップを知りました。やりたかった事は、結局このパソコン連動タップの追加で充分事足りますので、そちらをすぐ購入しました。結構高いのですが、現在の所、類似製品も無く、なかなか便利です。

その他に、TapoP105をラズパイから制御と言う項目も有りました。見たところ、長い面倒くさい制御コードも必要なく、プログラムも簡単そうです。そこで、当面必要と言う訳では無いのですが、こういったスマートプラグをPCから制御してみるのもやってみたくて、このTapoP105も購入してみました。

まだ、pythonの仮想環境と言うのを知らなかったので、そこから少し勉強してから、教えてもらった通りのライブラリをgitからダウンロード、コードを書き換えて実行しますと、簡単に制御できました。

同じようにSwitchBotも、ネットにあがっている情報通りにすれば、pythonから制御できるはずですが、何だか面倒そうなので、こちらはまだ手を付けていません。


2024年03月21日

_ [ski] 久しぶりにニセコでスキー

最後にスキーに行ったのは2015年のアルプデュエズ、もしかしたら、もうスキーに行くこともないかも、と思わないではない65歳過ぎの私ですが、、画像の説明

「子供(大学1年生)をスキーにでも連れて行ったら?」と言われ、しばし躊躇の後、ツアーの予約を取りました。

さすがにもう長時間のスキーバスなんて乗りたくないので、飛行機を乗り継いで北海道です。今まで幾つか行った中で、やはりニセコが一番だったので、昨今のニセコの噂は色々聞いてはいるものの、ゲレンデ自体は変わらないだろう、という事で。

ホテルの選択は、とにかくゲレンデに近いのが最優先なので、前回も泊まって、ホテルのすぐ前がゴンドラ乗り場なのが気に入った、ニセコヒルトンにしました。従ってニセコ・ヴィレッジです。

ツアーコースは、20日の祝日をまたぎ2泊3日で滑走日がたった1日という、北海道まで行く割にはとても効率の悪いものですが、今回は仕方なし、と言うところです。

全くの初心者の息子は、親の指導なんて嫌がるのは間違いないので、事前にプライベートガイドのスキースクールを予約しましたが、昼を挟んで4時間のプランで、何と6万円です!。前々から、ニセコではラーメン3千円という話も聞いていましたが、このスクール代には全く驚きです。午後からはグループレッスンも考えましたが、概ね外人ガイドの英語でのスクールになるようで、英語の勉強になるかも、と試しに薦めてみましたが駄目だと言うので諦めました。
画像の説明

前日、しまい込んだスキー用品を10年ぶりに出してきました。見たところ、危惧していた様な不都合も無く、ウエアもグローブそのまま、ブーツも使えそうでした。板はアルプデュエズのホテルに置いたままなので、レンタルです。尤も、きょうび、板まで抱えてスキー場に行く人は少ない様に思います。

スクールは10時からで、それに暫く付き添いした後、私は下の方で昼までゆるゆると滑走。お昼に息子と一緒に2千円以上の鍋焼きうどんを食べて、午後またガイドさんに預けてからは、主にゴンドラで登って滑っていました。前回の記憶ではアンヌプリが一番良かったので、本当はすぐそちらに移ってずっと滑るつもりでしたが、強風のため一番上のリフトが動かず、トラバース出来ないみたいなので、今回は諦めました。

スキーはほぼ10年ぶりですが、まぁ、何とか滑れるみたいです。以前出来た事がもう出来ない、とかの違和感も特にありません。出来なかった事は、やはり同じ様に上手く行きません。そしてすぐ疲れて滑れなくなってしまうのは、ほぼ10年前と同じですし。

ゲレンデは、流石ニセコと言うべきか、雪質は非常に良くて恵まれました。時間は短かったですがそれなりに楽しかったので、また来ても良いかも知れません。子供のスクール終了が午後3時半です。それ以上はもういい、という事だったので、一緒にレンタル品を返して、私も3時半に上がりました。
画像の説明

今回、息子と一緒だった事も有り、ワインの持ち込みも無しです。ショップで、ご当地ビール「羊蹄山ビール」を見つけたので、同じく羊蹄山ポテチも買って、部屋で飲みました。「ようてい」ポテチは味も全く変わらず、どうやら袋のデザインだけ変えてあるだけみたいでした。

行きの千歳空港からのバスでの途上、ニセコ・ヒラフ辺りの建物には華やかなリゾートエリア感があり、変わったのかも、と思いましたが、ヴィレッジの方は後で思い返しても、はそれほど変わっていない感じです。ホテル前に「ニセコ世」とか言うエリアが出来て、小さな店が何軒か有りましたが、それもこの時期は半分以上クローズしていました。

昔は当日朝行っても全く問題無かった(と思われる)スキースクールも、完全予約制。そして、ゲレンデで見かけたガイドさんは殆ど外国人でした。後で思うに、ここに来てガイドを頼む日本人は殆ど居ないのでしょう。頼むのは、外国人ばかりなので、こういうスタッフになるのかも知れません。

比率として、中国とか外国の人は確かに多かったです、ホテル内では半分位でしょうか。3月下旬と言う、もうシーズン終わりの時期だったのではあるのですが、それほど混んでもなく、むしろすいていました。ゲレンデも、(一応祝日なのですが)人もまばらです。これでもし彼ら外国人が居なければ、閑散としていて営業も大変なのではないかと思われます。千歳空港からも比較的近くで、外人に人気なのもわかりますが、日本人のスキー離れ(とりわけ、若い人のスキー離れ)も、こういった現状の一つの側面なのかも知れません。


2024年02月29日

_ [music] ミュージックバード、衛星放送最後の日

本日、2月末の夜中12時をもって、ミュージックバードの衛星放送が停波します。何年か前に、キャンペーンで新型チューナーを予備として購入したのですが、全く使わないうちに放送自体が終わっていまいました。先月、長らく全く聴いていなかった衛星USENも解約を申し込みましたので、衛星からの音楽放送は私の所からは全て無くなる事になります。

これで、衛星音楽放送の停波に付き合うのはもう何度目でしょうか。昔、華々しく始まったCSの幾つかの音楽放送局(沢山有ったのですが、もう名前も忘れてしまいました)、BSアナログのセントギガ、BSデジタルのセントギガ、唯一残ったCS-PCMミュージックバード、そして今のスペースディーヴァのミュージックバード、となりますでしょうか。

本当に、昔は幾つもの衛星音楽放送局が有ったのですが(最初の頃は、同じ周波数でも右旋と左旋の2つの局が有った時期もあった)、もうUSEN位しか残っていないのではないかと思うくらいです。

時代は、インターネットによる配信に完全に変わっています。私も、聴くのならばもうネットラジオです。当時、最先端で今後長く主流と思えた衛星音楽放送ですが、時代の変わるのは意外なほど速いもので、音楽放送においてはもう終焉間近かも知れません。

P.S. 11時59分過ぎ、時折流していたとおぼしき、2月末での停波告知の短い録音アナウンスを流して丁度12時になり、すぐチューナーの表示が「受信できません」になって終わりでした。近年聴くのは時折でしたが、長らく、まぁ本当に長らく聴いていたミュージックバードのクラッシック番組放送でした。


2024年02月23日

_ [computer] NEC Lavie Zero バッテリー交換

先日、手元のモバイル機器を出してきて、まとめてWindowsUpdateしてみましたら、LavieZeroが再起動の際にUpdateエラーになり、更新できませんでした。画像の説明

以前にも、もう少し古いSONY VAIOでも同じ様な事があり、WindowsUpdateの再起動の後にエラーとなり、何度やっても更新できなかった事がありました。それと併せて今回の状況を良く考えてみた所、内蔵のバッテリーが死んでいるので、再起動で一旦電源が落ちた時に設定が全部消えてしまい、その為に再起動後の更新を進める事が出来ずエラーとなり、更新が止まってしまうのではないかと結論づけました。

それであらためてLavieZero見てみると、電源アダプタにつなげているのに充電ランプが付いていませんし、Windows上では、そもそもバッテリ-の表示自体が出ていません。

あまり使っていなかった機器なので、寿命と言うよりは過放電によるバッテリーの不良が一番に疑われますが、元々そんなに使っていないのにダメになったとは何とも残念な感じです。

また他方、Windowsの設定とかドライバとかの不都合で充電出来ない事もあるらしいので、試せる事はあらかた試してみましたが、やはり効果なし。未練たらしく、一日ほど電源アダプタを繋げっぱなしにしていましたら、時折充電ランプが点く様になり、「時折充電しているのなら時間はかかっても復帰できるかも」と、期待を持って更に一日置いてみました。結局、時折ついていただけの充電ランプは点滅になりましたが、それ以降は進化無し。Windows上ではバッテリーのマークが出る様になりましたが、「充電していません」の表記のままです。画像の説明

元々この機器での充電ランプの点滅は、バッテリ不良で充電できない時の表示らしいです。更に数日そのまま置いても状況には変化無かったので、その次はどうするかです。

普通はメーカーで修理としてバッテリーを交換するのが本筋でしょうが、それが高価になるな場合は、古い機器ですし、この際あきらめて廃棄すると言う選択肢があります。他に、分解して内部バッテリーを直接充電器で充電してみる、と言うのも考えました。専用の充電器で直接充電すると復帰する可能性もあるかと思いますが、そもそもリチウムイオン用の充電器を買わなければなりません。それに、この機器は薄型軽量のモバイルノートで、内蔵バッテリーです。今まで、ノートパソコンを何台か分解してみた事がありますが、どれも結構大変でした。

今までの経験上、ミニノートやモバイルノートは、見える所のネジを全部外しても筐体自体は分解出来ず、ゴムなんかで隠れたネジを探して外し、次に液晶のヒンジの周りのパネルを何とか外すと、次にキーボードを取り出す事が出来て、その下に隠れているネジを外してやっと筐体をばらす事が出来る、、ってパターンでした。

分解は大変そうなので、ちょっとやる気が失せてきたのですが、そんな時Lavie Zeroのバッテリー交換の動画を見つけました。見てみると、裏蓋のネジを全部取るだけで、裏蓋がそのまま取れて簡単にメンテ出来るみたいです。何とも素晴らしい設計です!。

早速当方のLavie Zeroの裏ブタを外してバッテリーを見ると、動画とほぼ同じバッテリーに見えます。こういう一般の修理屋さんが交換部品を手に入れているという事は、もしかしたらメーカー出荷だけでなくどっかで売っているんじゃないかと、アマゾンで検索してみましたら、意外なほど沢山出てきました。価格も8千円ほどで、まずまず手ごろです。後で見ますと、NECでもバッテリー交換サービスがあり、2万8千円とのことです。それほど割高でなくある意味良心的なのかもしれませんが、他方3万円弱出すなら最新の機器を買ったほうが良いかも、なので、難しいところです。画像の説明

当方のLavie Zeroの型番は"PC-GN224Y3A4"となっていまして、検索で出てきた交換バッテリーの対応機器リストに全く同じ型番表記は無いのですが、まず現物と販売画像を詳しく見比べてチェック、それとバッテリーを外して裏を見るとバッテリーの型番が"PC-VP-BP105"と書いてありまして、アマゾンで見つけた同じ形状のバッテリーと同じの型番なので多分大丈夫だろうと判断しました。

値段も殆ど変わらないので、この際大容量バージョンの"PC-VP-BP106"が良いだろうと、そちらの品で、できるだけ安くてすぐ届きそうな所を選んで注文し、本日届きました。

届いてすぐ交換に取り掛かり、ものの10分ほどで作業は終わりました。動作も問題無い様で、ちゃんと充電してくれるようになりました。内蔵バッテリーの交換が簡単な機器で、本当に助かりました。これだけあちらこちらで売っている事から、結構需要が有るのでしょう。薄くて軽いけれど、今でも充分使えますし、確かに良いノートパソコンです。

P.S. ノートパソコンで再起動の時の一瞬電源が切れた時点で、内部の設定が消えてしまう件ですが、普通のデスクトップパソコンならバックアック電池(殆どCR2023)がマザーボードに付いています。手元には、使用していないのを含めると結構な数のパソコンが有るので、年に1、2回は電池交換している気がしますが、ノートパソコンではそんな経験が無いので、今回バッテリーがその役を担っているのかと思っていましたが、バッテリー交換のため裏蓋を外した時に、右上にバックアップ電池が有るのに気がつきました。

流石にCR2023ではなくもっと小さいサイズですが、これを交換したら、バッテリーが死んでいて電源アダプタだけで動作していても、再起動の際に設定が消える事は無いかも知れませんので、バッテリー無しでも継続使用は可能だったかも、です。

ノート用なので、電池はホルダではなく端子溶接なので、自分で交換するのはちょっと面倒ですが、アマゾンでは、こういったノートパソコン用のバックアップ電池もコネクタ付きの状態で売っていました。とりあえずはそのままですが、何か不都合が出てきたら交換も考えます。


2024年02月09日

_ [computer] RaspberryPi での温度計測(OS入れ直し、Mail送出をexim4からpythonに変更)

工場施設の方で、点検の為に1時間ほどの停電がありましたが、それ以降、セラーの温度計測と温度変化を記録していたラズパイから、レポートのMailが届かなくなりました。

この古いラズパイ、SDカードを使っているためか、停電すると結構な頻度で起動しなくなります(今まで、二度ほどあった)。早速モニタの所に持ってきて、接続して見てみましたが、もうOS自体が立ち上がりません。電源が原因ではない様なので、SDカードを調べた所、全く認識せず。つまり、SDカードが死んだみたいです。

SDカードを交換して、OSからの入れ直しになるのですが、ラズパイのOSも長らく見ていない間に、名前から変わったみたいです。専用のOSは"Raspberry Pi OS"と言うのになった様です。手元のは古いラズパイですし、CUIでしか使ったことがないので、とりあえず、Raspberry Pi OS lite のlegacy版を選択しました。

まずは、raspi-configで設定です。

SSH有効化と、言語をja_JP.UTF-8 を選択、しかしシステムはUSにしておきます。

設定の中でも、とりわけキーボードの選択が何だか解りづらいです。結局検索して教えてもらいました。普通は以下の順に選択です
Generic 105-key PC (intl.)
Japanese - Japanese (OADG 109A)
The default for the keyboard layout
No compose key

IPアドレスの固定化は、/etc/dhcpcd.confで行うので、dhcpcd.confのコメントを見て編集してリブートします。

さてその後はsshで繋いで、いつもの様にexim4をインストールして、設定して、テストメール送信・・・しても届かない!!。他の記事を検索して幾つか参照して、exim4の設定を見直しても、Gmailのアプリパスワードを再度取り直しても、何度やってもMailが届かない!(正確には、「送れていない」)。

/var/log/exim4/mainlogを見てみると、
> R=smarthost defer (-36): host lookup for smtp.gmail.com did not complete
となってまして、何だかgmailの方にアクセス出来ていないみたいです。

最初DNS設定が消えたのかな、とも思いましたが、大丈夫ですし、ping smtp.gmail.comでも返信があります。なので、やはりexim4の設定の様で、色々試しても駄目、仕方なく、稼働中のもう一方のラズパイのexim4の設定ファイルをそのままコピーして適用してみたのだけど、これもまた駄目、あと、あれやこれやで、結局半日つぶれてしまいました、、

夜、Mailを送る関連で見ていたら、「pythonでmailを送る」と言う記事を見かけました。内容はその通りで、pythonでGmailを使ってMailを送るプログラムが簡単に書ける様なのです。

早速サンプルプログラムをwindowsで走らせてみると、いとも簡単にmailが送れました。試したところ、Raspberry Pi OS liteでは既にpythonがインストール済みだったので、プログラムをこちらに持ってきて走らせてみると、これまた簡単にMailが送れました。

一時、exim4がエラーになってどうしてもMailが送れないのは、もしかしたらOSの環境のせいかも、とも疑っていましたが、やはりexim4に問題があった様です。稼働中の設定ファイルを移植しても動かなかったのですが、そこはバージョンの違いなのでしょう。しかし、何度も設定しなおしても動かないので、もうexim4を使うのを諦めて、pythonでMailを送ることにしました。

教えてもらった、Mailを送るpythonのサンプルプログラムを少し変えて、標準入力からのテキストデータを本文にして、指定のアドレスにMailを送る様にしました。そして、このプログラムを使う様に、スクリプトを変更しまして、やっと無事復帰しました。

停電になる度、割と高い確率で不動になりますので、以前はSDカードのバックアップを取った事がありました。今回も考えましたが、このくらいの単機能なシステムなら、その都度幾らか手間はかかるでしょうが、その時々の新しいOSとその環境でやり直した方が、色々な事の勉強になって良いかなと思い、止めておきました。


2024年01月30日

_ [misc] 何年ぶり、いや何十年ぶりかの、漫画単行本購入「暗号学園のいろは」

すっごい久しぶりに漫画単行本(Kindle版ですが)買いました。それも、少女漫画でも復刻本でもなく、現行少年誌ジャンプ連載の単行本です、、画像の説明

いまだに本屋には、何かにつけ良く立ち寄るのですが、この年になった今でも、漫画も立ち読みですが、時折チェックします(流石に、もう買う歳ではないよね)。でももう既に週刊ジャンプだけ、それも大体ざっとワンピースだけを立ち読みして、「まぁだ先は長いかなぁ」、と思うのがこの所の常です。しかし暫く前から、「暗号学園のいろは」も、一回通りですが立ち読みする様になりました。で、いつだったか途中から、何だか面白そうに思えてきたのです。

定期的に購入する雑誌などは、ずっと紙媒体オンリーなのですが、漫画の単行本については、電子版の方がメリット有りと思っています。目も悪くなったので、単行本のサイズが少しつらい事が主な理由です。また、すでに原稿の入稿もデータでしょうから、それを小さなサイズに印刷したものより、同じ値段なら、拡大できる電子版の単行本の方が良いと思えます。

と言うわけで、五百円程なので、ついつい最新刊の「暗号学園のいろは5」を、アマゾンKindle版で購入してみました。

今まで、ずっと立ち読みでの速読だったので、細かい所はほぼすっ飛ばしだったのですが、単行本買ってよく読んでみますと、その細かい所がまたとても面白くて、1巻から4巻までも購入。結局、全巻買ってしまい、慎重に読み直しています。変なストーリーも特徴的ですが、あらためて、作画、とても上手いですね。個人的には、縊梨慕さんが気に入っています。

一年以上連載が続いているのは有り難いですが、気がかりなのは、掲載場所がほぼずっと雑誌の後ろの方である事。人気ないのかなぁ、結構面白いのに、と思ってしまいます。

前号でメタバース編が終わって、おそらく、ストーリーとしての山場は越えてしまった感じです。次号から、その二年後の場面になるみたいでして、パターンとしては、いかにももう終わりそうな雰囲気ではあるのですが、良く読み返してみると、まだまだ明らかになっていない不明な点や、解決していない点が沢山有るので、もう少し続けてもらいたいところです。

追記:2月6日
、、って書いたら、今週号で終わってしまいました!。何だか、一話で慌ただしく手じまいにした感じで、おいおい、と言う気もしますが、いつも後ろの方の掲載でしたから仕方ないですかねぇ。

今後単行本があと2巻出るらしいのですが、発売になったらまた買ってじっくり読み直しするのを、楽しみにする事にします。


2024年01月20日

_ [computer] Synology DS223j&TOSHIBA HDD 16T でNAS追加、rsyncでデータ転送

使用中の1つのNASが、暫く前から使用量が80%を越えていたので、どうにかしなければと、思っていました。一番良いのは、もうこれ以上データを増やさないことですので、少し考慮していましたが、やはり少しずつ増えてきます。(本当は、不要な物をばっさり消してしまうのが良いのでしょうが、なかなか消せないものです)画像の説明

ただ現在12Tなので、これを大きいのに交換と言っても、せいぜい18T位まででしょうし、手間がかかりそうな割には改善度が少ないので、暫く躊躇していましたが、もう一つのNASは容量が3Tと、今としては少ないので、こちらを容量を増やして、そちらにデータを分割する事にしました。

別な考え方として、現在の様にHDD2台のNASを複数台使用しないで、HDD4個以上収納できる大容量NASにして、まとめてしまう方法もあるかと思います。しかし、一つの単位として20T以上の大きなストレージにしておくのは、移動とか取扱もとても大変ですし、それにデータの中でも、大切な消えては困る物、消えてもまぁ仕方ないかぁ、と諦めもつくデータとに分かれますので、やはり物理的にも分けておいた方が良いかと思い、今まで通りのNAS複数台の使用です。

HDDは、容量あたりの価格を見ますと東芝の16Tが一番安いので、素直にこのMG08ACA16TEに決めました。大容量HDDでは一番の売れ筋の様です。前回はバックアップ用の1個を加えて、3個買ったのですが、今回は流石に高価でもあるので、必要な2個のみにしました。そのかわり、NASケースも新規に購入する事にしました。

QNAPは、今まで2台使用しましたが、少々嫌になったので、やはりSynologyです。機種は一番安くて、やはり一番売れ筋の、DS223jです。

本日HDDと共に届きましたので、早速セットアップしました。Synologyは3台目ですが、以前の事を良く覚えている訳ではありませんが、新しい製品のせいか、以前より更に簡単に、また各管理ソフトもより分かりやすく便利になったなぁ、と少し感心しました。今回は、67ページと最近では珍しいほどの結構な分量の、ガイド冊子も付いています。

セットアップが終わって問題なければ、早速rsyncでデータを転送です。どんな要領でやったのか、備忘録として簡単にでも書いておかないと、完全に忘れてしまうので、後の為に一応記載しておきます。

多分Synologyのパッケージをちょっと見れば、データ転送のアプリがあるのでしょうが、sshで接続してrsyncで転送するのが、何やっているのか分かりますし、一番慣れていますので、何時もの様にrsyncです。(流石に、"dump | restore"や"tar"は使わなくなりました)

> rsync -avn (user_id)@(ip_address):/volume1/(dir_name_src)/ /volume1/(dir_name_receive)/

と、こんな感じですが(nオプションで確認後、-avで本番実行)、同期の実行中でもターミナルアプリを終了すると、コマンドも中止されてしまいます。"nohup (command) &"でも良いのですが、コピーの進行がモニタ出来ると言う事で、リモートソフトで操作している常時起動のミニパソコンからの接続にしました。

一日半位でデータの移動も終わりまして、後は切迫しているNASからのデータコピーです。選んでコピーしますので、少し手間ですが、

> rsync -avn (user_id)@(ip_address):/volume1/public/(dir_name) /volume1/(dir-1)/(dir-2)/

こんな感じで、コピーするディレクトリを選んで、転送します。今回はディレクトリごとコピーしますので、後ろに"/"は付けていません。送り手も受け手もSynologyのNASですが、最初、rsyncを有効にしていなかったのでエラーになりました。Synologyの場合、コントロールパネル->ファイルサービスで、rsyncを有効にしておきます。

コピーが終わったディレクトリは削除ですが、Windows上からやりますと、実害は無い様ですが、時折削除出来ない項目が出るので面倒です。DSMの画面から File Stationで削除しますと、素直にゴミ箱にはいります。完全消去しないと容量は空きませんが、少しの間はゴミ箱に入れておく事にします。

> rsync -avn (user_id)@(ip_address):/volume1/public/mmm* /volume1/(dir-1)/(dir-2)/
の様な、ワイルドカードを使った構文も、当然大丈夫でした。

_ [music] Ernest Ansermet : The Stereo Years (88CD)

本日は、新しいアンセルメの全集、"Ernest Ansermet The Stereo Years" も、別便にて届きました。このCD全集、最初発売を知ったのは1年少し位前で、CD大部のほぼ決定版的な全集と思えたので、かなり重複していると思えますが購入を決めました。当初は、確か昨年初めの方の発売予定で、すぐ予約を入れていたのですが、その後発売延期が繰り返され、一旦予約取り消しとなったのです。画像の説明

昨年暮れに思い出し、「もう出たかな」と改めて探してみると、"The Art of Ernest Ansermet Stereo Recordings" と言うのが見つかったので、良く確認せず、「やっと発売か、でも安いな」と思いながらも即注文。

届いた45枚のCDをみて、「あれ、何だか違う様な、」と思い、もう一度良く見直してみると、" Ernest Ansermet Stereo" の部分は同じながらも、"Stereo Recordings"と"Stereo Years"で、微妙にタイトルが違います。CDの枚数も45枚と88枚で違うし、、何と間違えて購入してしまいました!。

45枚の方はそのうち売ろう、と思い直し、仕方なく再度、"The Stereo Years"の方を注文しようとしましたら、何と既に在庫切れで注文できなくなっていました!!。

この全集は、何度も発売延期を繰り返したらしく、8月にやっと出た様なのですが、その後数ヶ月でオーダーできなくなっていました。予約の取り消しを後悔しながら、諦めきれず余所で探しましたら、値段はずいぶん高いのですが、アマゾンでオーダ出来る様でした。

ずいぶん無駄な事をしたと思いながらも、アマゾンで注文したのが12月。本日、やっと88枚のCDが届きました。あと、これを全部リッピングする作業が残っています。

私は少し前まで現物主義で、音楽ソースも同じ値段ならCD現物の方を選んでいましたが、結局リッピングするんだからロスレスのデータで良いかなぁ、と思う様になりました。最近BOX物を買う様になって、一枚一枚リッピングしながら、こういうのは特にそう思います。既に普通のCDは、概ねflacのダウンロード販売があるのですが、こういったBOX物では未だにCDのみですね。一応ダウンロード販売が無いか、海外のサイトも見てみましたが、やはり無いようです。今回の物の様なのもそうですが、現物の限定販売だから意味があるのでしょうか。

これでアンセルメのBOX物は、
Ernest Ansermet Decca Recordings - French Music (30CD)
Ernest Ansermet Decca Recordings - Russian (33CD)
に加えて、

The Art of Ernest Ansermet Stereo Recordings (45CD)
Ernest Ansermet : The Stereo Years (88CD)
まで加わる事になりました。

主要な物は殆ど重複している事でしょうから、かなりな無駄と言えます。元々、Decca Recordingsシリーズのあと一つ、"The Great European Tradition (31CD)"も買っていれば、以後のは買わなかったかも知れませんが、、

、、にしても、私なんかはアンセルメは好みです。同じ様な世代の、同じ様な方は、なんだか結構多そうです。でも確か、音楽雑誌とかに書いていた、私などより少し若い世代の、如何にも幼少時から音楽教育を受けた様な音楽評論家さん達には、それほど受けは良くなかった風に思います。

思うに、音楽を聴き始めた頃、当時はLPですが、大概廉価版LPしか買えなかった訳です。そういう時期、アンセルメとかワルターなんかの、高名だけどちょっと録音が古い音源が、廉価版LPとして大量にリリースされていまして、私などは殆どそういう演奏でその音楽に初めて接した訳です。「三つ子の魂云々、」ではありませんが、「最初に聴いたのが、どういったものだったのか」、と言うのは、とりわけそれが良い演奏だった場合、かなり後々まで影響を及ぼすかも知れません。


2024年01月17日

_ [computer] HP Z6 G5 A Workstation(ThreadripperPRO 7945WX) 届きました。

昨年末にHPに注文しました、ThreadripperPRO 7945WX 搭載のワークステーション "HP Z6 G5 A Workstation" が本日届きました。1ヶ月はかかるかな、と思っていたのですが、意外と早かったです。画像の説明画像の説明

まずOSのセットアップですが、Windows11は初めてではありませんが、それまでの中華パソコンではネット環境を物理的に切っておいたりの措置で、ローカルでセットアップ出来たのですが、今回は無理みたいでした。

ローカルアカウントで設定する方法を、確かどこかで書いて有った記憶があったので、検索しました。結果、Shift+F10でコマンドプロンプトを起動して、"oobe\BypassNRO.cmd"と言うコマンドを入力する事で、ローカルマシンとしてセットアップ出来ました。(一応MSアカウントはあるけれど、紐付けられるのが、何だか気持ち悪い)

今回のマシンのCPU、7945WXですが、巷のCPUリストには24コアの7965WXまでしか載っていませんが、間に多分16コア位の7955WXが有って、その下が12コアのこの7945WXになるんだと思います。

最近は、インテルの普通のデスクトップ用でも12コア以上の物はざらなので、タスクマネージャーで論理コアを24個並べてみても、以前の様な感慨はないですね。それで、これは普通に売っているCPUではないので、定番のCPU-Zを入れてみました。流石にキチンと7945WXと表記されます。

ベンチはこんな感じです(CPU-Zのベンチはあまり信用ならないとの評ですが)。流石に最新のCPUだけあって、私が常用してる大方のパソコンよりは上ですが、一番新しいAlder Lake i9-12900Kとは、ほぼ同じか少し下でした。ただ、私なんかの通常使用では、どの機種も体験的にはあまり差は感じません。