2025年01月28日
_ [music] 秋山先生の訃報
指揮者の秋山先生が肺炎で亡くなったと言う突然の報に吃驚です。
大昔、東京に住んでいた居た頃、東京アカデミー合唱団と言う一般の合唱団に暫く入っていまして、色々な曲を歌っていましたが、音楽監督で主席指揮者が秋山先生でしたので、演奏会では何度か先生の指揮で歌いました。よく憶えているのは、バッハのマタイ受難曲を秋山先生の指揮で歌った事です。確か合唱団30周年の時でした。
東京アカデミー時代から下って、徳島で第九を振ってくれたこともありました。この時だけは、私も合唱団のメンバーとして参加しました。
最近もまだまだご活躍の様でしたので、本当に突然と言う気がします。情報では、お正月に転倒され入院中で、後遺症が残るくらいだったのでそれを機に引退を発表されたのが数日前との事です。
全く根拠の無い単なる推測ですが、入院された病院で、骨折で体力が衰えたところにやっかいな感染症に感染し、そのまま肺炎で亡くなられたのかも、、
2025年01月27日
_ [computer] Windows11へのアップグレード
昔とは違って、新しいOSにはあまり惹かれなくなっておりまして、不都合さえ無ければずっとWindows10でいいんじゃない、と思っておりました(思っています)。
しかし新しいノートPCなどでは、そこはもうWindows11になっている訳で、仕方なく使っている内に、まぁこれでもいいか、と思うようになりました。Windows11が出たときに何方かが、Windows11の良さの一つに、外見(とっかかりの操作も含む)はWindows10と大きく変わっていない事だと書かれていましたが、確かにそうだと思います。
それでもスタートの所は依然気になるのですが、ExplorerPatcherというソフトを入れるとほぼ解消しますので、「無理に新しいのにしなくても、ずっとWindows10でいいんじゃないか」と言うスタンスは返上しつつあります。
一般にWindowsを新規にインストールした後、自分の好みにする為にかなり色々な所を変更するのですが、もう昔から何度もやっていますので、殆どルーチンワークとなっています。最近「懐古主義者のための Windows 11 セットアップマニュアル」という、ほぼ同じ様なセットアップを丁寧なリストにしてくれているページを発見しました。ここまでではないかも知れませんが、私もやっている事はほぼ同じです。
それで、この間AlderLake(Core i9-12900K)のパソコンで、WindowsUpdateの項でWindows11へのアップグレード準備OKとのアナウンスが出ていましたので、それにのってみましたが、割と問題無くすんなりWindows11になりました。以前の設定も殆ど引き継いでくれているので、Win10からWin11になったのが殆ど気にならない位です。
それで、その他Windows11対応CPUの手元のパソコンを探すと、CoffeeLake(Core i9-9900K)がありましたので、こちらもWinsdows11にしてみることにしました。ただ、こちらは何度WindowsUpdateを見ても、Win11への案内が出て来ません。Windows11へ要件を調べるアプリを落として実行させた所、TPMが有効になっていないとの事でした。
早速BIOS(マザーはASUS ROG STRIX Z390-I)に入って探してみましたが、TPMなんて見つかりません。調べてみた所、"PCH-FW Configuration"=>"Intel Platform Trust Technology"がそれに該当するらしいです。ここの設定をONにして、またブートが"非UEFI"になっていたので、これも"UEFI"に変更して起動すると、Win11アップグレードの要件が通りました。
それでアップグレードを実行しましたが、リスタート時に何か上手くいってないようで、変更が元に戻されています。リスタートさせてみると、ブートの選択としてWin10とWin11が両方出て来ます。こういう症状良く判りませんが、恐らく非UEFIでインストールしたWin10から、UEFIに変えてアップグレードしたのが原因っぽいです。何にしろ良く判らないのですが、こういう場合は色々考えるよりクリーンインストールです。
NASを利用するようになってからは、保存しておくべきファイルは全てNASに上げて、個々のパソコンローカルでは、何時OSが起動しなくてもさほど困らないようにと考えています。その代わりクリーンインストール後のセットアップは何度もやっているので、ルーチンワーク化するわけです。今回も、このCoffeeLakeパソコンの中身は殆ど確認せず、OSごと消してしまいました。
この際なので、マザーのBIOSのアップデートも行い、その後一応標準の設定に戻しました。そこで、試しにTPMとかUEFIとかを設定せず、Windows11をインストールしてみました。途中で「UEFIでないとインストール出来ないよ」とか「TPM必要だよ」とか言ってきたら、設定するつもりでしたが、意外にも何も指摘されること無く、すんなりインストールが完了しました。例によって、ローカルアカウントでのインストールですが、インストール後ネットに繋ぐと、ちゃんとOSのデジタルライセンス認証もされました。
それで、ちょっと調べてみると、Windows11要件としてチェックされるのはアップグレードの時だけで(こちらも回避方法があるらしい)、クリーンインストール時は無い様です。なら、どんな古いPCにでもインストール出来るかと言えば、流石にそうでは無いでしょうが、詳細は不明です。しかし、マザーボードがWindows11対応を表明して、ドライバとかを出していれば多分大丈夫じゃないかと推測されます。
先日ケースを入れ替えたThreadripper1950XのPCは、CPUがWindows11のサポートCPUの中に入っていませんので、当初Windows11インストールは諦めていたのですが、先ほどマザーボードのASRock X399 Taichiのサポートを見てみると、Windows11のドライバとかが出ています。近い内に、Win11のクリーンインストールをしてみるつもりです。
追記:CPUがWin11のサポート外のThreadripper1950X、マザーがASRock_X399TaichiのPCへのWindows11インストールですが、まづはBIOSを最新に更新して、設定をデフォルトにしてクリーンインストールしてみましたが、途中でWindows11の要件を満たしていないとメッセージが出て中断されました。やはりインストール時に、はじかれてしまう事って結構有る様です。
そこでBIOSにて、AdvancedのCPU設定で"AMD fTPM switch"を[AMD CPU fTPM]に設定。しかしそれでも駄目でして、更にBootの項目で、CSM(Compatibility Supported Moduleの略らしい)を [Disabled]に設定する必要がありました。この設定でWindows11がインストール出来ました。インストール後のライセンス認証も、WindowsUpdateも問題無く終わりました。今後の大規模な更新ではどうなるか判りませんが、とりあえず問題無く使用できています。
2025年01月26日
_ [misc] vTunerでの、Pioneerのサービスが終了
本日、Pioneer N-70A の電源を入れてネットラジオを聴こうとしたら、「サーバーに繋がりません」と表示が出ました。機器のネット接続がうまくいっていないのかサーバーが落ちているのかのどちらかですが、調べたところどうやらサーバーの様です。
この機器はvTunerにネットラジオの情報を提供してもらって、ネットラジオの再生をしています。元のvTunerが一時的にダウンしたのかなとも思いましたが、vTunerの方は問題なく、どうやらPioneer用のサイト "http://pioneer.vtuner.com" が無くなってしまった様です。
Pioneerはまだその名称は残っていて事業をしているとは言え、有名だったそのオーディオ部門はとっくに売り渡して撤退しています。(調べたら当時のオーディオ部門は、プレミアムオーディオカンパニーテクノロジーセンターと言うところがオンキヨーとかと一緒に引き継いでいるようですが、)
それを考えると、よく今までサービスしてくれたものだと、言うべきかも知れませんが、この機器の売りの一つ(ネットワークプレーヤーと言う肩書きが付いていた)が使用不可になるのはすこし残念です。電源を入れるだけで、いつものネットラジオが聞けていたので、新しいDACを購入してもこのN-70Aはずっと継続して使っていたのですが、、。確かこの間までは問題なく使えていましたので、今年になってからサーバーが消えてしまったかと思います。
機器に故障は無くても周りの環境は変わるもので、昔買ったネットラジオ専用機器は、放送局リストなどは早々に使えなくなっていたのですがURLを直接指定する事で何とか使用できていました。しかしmp3しか対応していないため、aacが主流になった最近では使えなくなりました。こういう家電も、販売終了から10年ぐらいは使える様にするだろう、とか思っていましたが、N-70Aは2014の発売です。良く分かりませんが、その後継のN-70AEまで含めると、販売終了後数年ですね。確か、補修部品の保存期間と言うのが定められているはずですが、その期間も終わったのでサーバーも廃止したのかも、と推測出来ます。それを考えると、最近人気のストリーマなんて、高価なのを買っても、いつまで使えるのか全く分かりません。
N-70Aは、非力で使っていないミニPCがありますので、これをネットラジオ再生専用として繋げて使うことにしました。元はWin8のミニPCなのでWindows10をインストールしましたが、元のストレージが30Gと小さく、OSだけでほぼ満杯です。これではWindowsUpdateもままなりません。だから、使ってなかったのですね。
2024年12月26日
_ [music] NHK バイロイト音楽祭の放送
年末になると、時折バイロイト音楽祭の放送のことを思い出したります。先日もふと思い出して、凄く久しぶりに聴いてみようか、と思い検索したところ、本年度の放送は23日から、何とお昼の放送となっていました。
昔、バイロイト音楽祭のFM放送は、「大晦日にかけての年末の真夜中」と決まっていた様に思いますので(私の勝手な思い込みかも知れませんが)、未だにその感覚です。そう言えばこの所暫くは、バイロイトの放送も全く追っていませんので、過去にどういう変遷があったのかは不明ですが、年末の放送でなかった年も有ったりしたような気がします、、
とにかく、今年はやはり年末23日からなのですが、お昼からの放送です。その時は、23日からと心にとめてはいたのですが、やはり完全に忘れてしまい、思い出したのが放送4日目の26日昼過ぎです。ただやはり昼では仕事も有るので続けて聴けないので、録音して、夜にバイロイト、リングの最後の部分を久しぶりに聴きました。
既にこのネット時代、バイロイト音楽祭も開催されてすぐ本家からの配信が有ったりするらしいのですが、何だか昔からの習慣か、バイロイトは年末(それも夜中)に聴くのが、一番ぴったりする感じがあります。考えてみれば、実際に音楽祭が開かれているのは夏なので、年末に聴く根拠などは全く無い訳ですから、昔からの習性とは恐ろしい物です。
しばらくの間は、NHKの聞き逃し配信も有る様ですが、「らじれこ」というソフトで予約録音する事にしました。聞き逃し配信や予約録音した音源で、大晦日間際の夜中に聴けば、昔通りと言う訳ですね。
トリスタンとイゾルデでは、三澤洋史さんが解説をされていました(放送の為か、声では三澤先生とは判りませんでした)。三澤先生は、六男で歌っていた頃、何度か指揮をして戴いた事があります。流石というか、凄く良い解説で、解説を聞くだけでも意味がありました。
2024年12月19日
_ [computer] Windows11(24H2)で、RamDiskからの実行が「ファンクションが間違っています。」と出てエラーとなる。
ずいぶん以前よりRam Diskを愛用しています。たいした重いソフトも使わないのに、メモリを多めに積んでいるのは、その為でもあります。
昨晩、Windows11にて、そのRam Diskドライブからのインストーラーが起動しないことに気がつきました。エラーメッセージはには、「ファンクションが間違っています。」とありますが、このエラーメッセージ自体が何の事だか全く意味不明で(「ファンクション」って何を示すの?)、私には何が起こっているのか理解できません。
SSDのドライブに移すと問題無く実行できますので、ソフトが悪いわけではなさそうですし、実行出来るファイルも有ります。少し検索して調べてもやはり良く分からなかったので、まずRam Diakのソフトをずっと使っていたRAMDA(既に開発が終了している)から、ImDiskに交換してみましたが、やはり症状は同じです。仕方なく、思い切ってWindows11自体を入れ直してみましたが、それでも同じでした。それで昨晩中、色々検索したりして、ずっと原因を探っていましたが、結局分からないままでした。
本日になって、他のWindows11のパソコンでどうだか試してみると、同じくエラーになって起動しないので、以前はそんな事無かった筈ですから、これには驚きました。しかしもう一台のWindows11のパソコンからは問題なく起動しました。双方のWindows11のバージョンを確認した結果、今までの23H2ならば大丈夫なのですが、24H2に更新したWindows11では、エラーになって起動しない事が分かりました。大本の原因は不明ですが、Windows11の24H2への更新でエラーになったようです。
私はデフォルトのダウンロード先をRamDiskにしておりまして、マザーボードやビデオカードなどの各ドライバや、その他ソフトのインストールなどには、まずRamDiskに落としてからインストールするのを常としています。RamDiskを作業ドライブとすると、一旦電源を切ると全部消えてしまって、ゴミが溜まらないからです。それが出来ないので、なんだか使いでが悪くなりました。
そこで何か情報が無いかと、開発が続いているImDiskのフォーラムを見てみると、案の定この事が話題に上がっていました。どうやら、"elevated privileges"とありますから、インストーラーなどの権限の昇格を要請するソフトが、Ram Diskから起動されようとするとブロックされてエラーになってしまうみたいです。
これは、Windowsのセキュリティが厳しくなった為の様で、考えてみれば、不審なソフトが便宜的にラムディスクを作りそこから悪意あるソフトをインストールする、と言う経路があるのかも知れません。そういう事を考えると、幾つかのユーティリティに不都合が出るからと言って、今後この仕様が緩和されることはまず無いでしょう。ImDiskのフォーラムも皆そう言う感じですが、かといって簡単に対処することは難しい様で、少なくても数ヶ月は無理との様です。
しかし、マイクロソフトも各方面で影響の出そうな新たなこういう仕様にしたって事は、ラムディスクでもMS純正のユーティリティを出してくれないでしょうか?。今まで、アーカイバとかISOファイルのマウントとか、それまでその他のサードパーティのソフトに頼ってきたのを、今やOSの機能の一つとして提供していますから、ラムディスクでもOSの機能の一部として実現してもらいたい所です。
2024年12月14日
_ [computer] 今年は年賀状作成もWeb上で、
この秋に郵便料金が上がった事も有ってか、年賀状を止めますという連絡が多く届きます。既に私たちの子供の世代は、殆ど年賀状を書かない様ですから、時代の流れとも捉えることが出来ます。
普通は、代わりに各種SNSでメッセージを交換しているようですから(それも常時)、特に必要性も無くなりつつ有るのでしょう。私は、昔「パソコン通信」と言われて居た頃から、通信関係色々やっていた割には、最近のSNSはどうも気持ち悪くて(怖くて)利用する気になりません。従って年賀状も、未だに知り合いの方々へのブロードキャストメッセージとして役には立つのでは、と思って続けていたりします。なので、年賀状をやめたと言う人にも、今まで一度も年賀状が来た事が無い人にも、全く意に介せず送り続けています。
その昔、自分自身の交友関係だけだった頃は、プリントゴッコで印刷、宛名は手書きでやっていましたが、地元に帰って、会社関係や親類関係、その他知合い関係までの年賀状まで出さなければならなくなり、何らかの他の方法を考えなければならなくなりました。ちなみに、それまで父親は、修正の沢山入った幾つかの住所録を知り合いの方にそのまま渡して、宛名書きを毛筆で書いてもらっていました。
私は、住所を少しずつデータベースに入力して、宛名書きをパソコンとプリンタでやり始めましたが、自身の交友関係のはそこまで多くないですが、会社関係や親類や知り合い関係まで含めると、一番多い時期には何と千枚弱の年賀状を出していました。裏面は印刷ですが、宛名書きはパソコンとプリンタを活用です。ただ普通のプリンタではハガキ用のアダプタを付けても、一度にせいぜい数十枚しか扱えない為、その頃は宛名印字のために夜中までかかって印字してました。それである時期からは、キャノンの中古のカードプリンタをオークションで購入して(新品で買うと凄く高価な為)、宛名印字していました。何時だったか、年末にそのカードプリンタが不調になり、夜遅くに、キャノンのサービスの人に修理に来てもらった事も有りましたっけ、、(その頃は、サービスステーションが地元にも有ったのです)
その後、印刷屋さんが宛名まで印字してくれることになり、データを渡すだけで済むので、凄く楽になりました。それから近年、出す枚数も以前に比べればだんぶん減ってきました。ただ昨年から、渡したデータのコンバートが面倒らしく別料金を徴収されるようになったので、今年はネット上の年賀状印刷サービスを利用してみることにしました。
まずは、「ネットで年賀状」と言うサイトが良さそうだったので、登録して使ってみました。宛先データの登録はCSVファイルが使えます。所定のCSVフォーマットが有るのですが、私が未だに使っているinformix3.3のデータベースのデータ出力プログラムACEは、ある程度自由に出力できますので、それに合わせてCSVファイルを出力させました。
私の住所データベースは都道府県を別にしていませんので(外国の住所も入力出来るようにする為です)、まずは住所データから都道府県名を分離する必要が有りましたが、これはACEのプログラムで対応可能でした。ただ問題は、名字と名前を分離して入れる事と、両方とも必須項目である事です。
名字と名前の分離は空白を目印に分ければ良いので、一旦Excelに取り込んで関数で分けることが出来ます。個人宛の宛先ならばそれで良いのですが、分けることが出来ない会社宛の住所などはどうすれば良いのか(こういう場合もあるので、データベース上では名字、名前と分けた項目にしていません)、こちらの指針がありません。しかし両方共データが無いとエラーになるので、仕方なく名字の欄に宛先名を入れて、名前の欄は全角スペースをダミーとして入れてみましたが、これでは宛名の印字位置が見た目良くありません。
仕方ないので、ほぼ個人宛である個人的な知り合いの方への年賀状のみを、まずはこちらのサイトで申し込みました。図柄や文字のレイアウトなどは、とても便利に出来るので、なかなか良いサイトだと思うのですが、上記のように宛先データの落とし込みにちょっと使いづらいところがあります。それと一旦登録した宛先住所を削除するには、まとめて消去する方法が無い様です。数百件のデータを消す場合でも、一件一件クリックして消す必要があるらしく、一度登録した多くのデータの宛先データを修正して再登録したい場合、一旦データを消したいのですが、それがどうも現実的な方法では出来ません。
仕方が無いので、「プリントパック」と言うその他のサイトも登録して使ってみました。こちらは、宛先住所CSVファイルで、名字欄にデータが入っていれば受け取ってもらえるようです。ただ、「敬称」の欄が必須となっている様で、上記の会社名宛などは、敬称を「御中」にする事で対応しているようです。informixのACEプログラムで、宛先名に空白が無ければ法人名宛てと判断し、敬称を「様」から「御中」に変える処理にして、対応しました。
「プリントパック」も、先に利用したサイトと同じく、普通に進めて行けば年賀状デザインができあがります。ただ、こちらの方の年賀状はオリジナル画像を使わず、サンプルデザインの中から選択しましたので、オリジナル画像を使う場合の具合は判りません。ただ、CSV宛名データのアップロードに関しては先のサイトと違い、名字と名前を分離する必要は無い様で、全てを「名字」の欄に入れてもキチンとレイアウトしてくれるのが有り難いですね。ただ、「敬称」の指定は必須です。
CSVの形式は、1行目はダウンロードしたテンプレートデータが必要です。それに合わせて2行目からが実データとなります。1行目のテンプレートも編集できるかも知れませんが、試していません。1行の宛名データで、後ろの方の使わないデータでも、カンマ区切りの空データが無いとエラーが出ます。なので、実際には、informixのACEの出力を、一旦エクセルに取り込んで、それからCSVで保存した方が良いみたいです。ただ、エクセルで読み込む際、郵便番号が数字フィールドになってまい、北海道なんかの先頭'0'が消えてしまうので、ちょい修正が必要なのが少し面倒です。
具体的には(1)informixのACEにてデータを「プリントパック」用のCSV形式で出力、(2)エディタでテンプレートを1行目に付加、(3)一度エクセルで開く、(4)修正を加えた後CSVで保存、と言うところです。最初はここまで少々手間でしたが、一度ACEのプログラムを書いてしまえば後は毎年使えるので、来年からはもっと楽に年賀状が作成できるでしょう。この数年は、父親が亡くなったこともありほぼ定型文のみの年賀状でしたが、少しずつまた変えてゆければと思います。
2024年12月08日
_ [computer] ANJIELO SMART WiFi haLowワイヤレスネットワークブリッジ
以前、"WiFi haLow"と言う規格を見たことがありました。低い周波数を使い、早さよりも遠くまで届くことを特徴としている様で、興味を惹きました。
実は、離れの工場の1Fは鉄骨だからか、2Fに設置しているWiFi機器からも、事務所のAPからも、それほど離れていないのに信号が微妙に届かない状況(安定した通信が出来ない)にありまして、遠距離まで届くブリッジには興味がありました。
その折知った、日本のメーカのアクセスポイント/ブリッジの製品は、調べてみるとかなり高価な値付けになっていまして、即座に諦めました。また、そのWiFi haLowの規格を見てみた所、限定されている要件が多くて、「こんなんで、ホントに使えるのかよ」と思ったものです。
それが、1、2ヶ月前、アマゾンで安価な対応製品が売っているとの事で、見てみました。そのANJIELO SMARTと言う会社の製品、アマゾンでの説明にはどこにもWi-Fi HaLowとか書かれていませんが、他のスペックをみると、まさしく802.11ah(Wi-Fi HaLow)の様です。仮にそうでなくても1km届くとか書いてあるので、2台セットのブリッジで6千円台と安いので、使えるだろうと試しに購入してみました。(ちなみに、後日ANJIELO SMARTのHPを見ると、WIFI HaLow Bridgeと明記してありました)
届いてすぐに、至近距離での動作確認だけしてあったのですが、本日その工場1Fでまで持って行って使用してみました。アンドロイドのタブレットが使いたかったので、このブリッジに更にWiFi機器をつないだ状態で持ち出しました。
ちゃんと接続し、タブレットでHPを見るだけとか、インターネットラジオを聴くのとかは普通に出来まして、役は果たしています。電波の強度が3段階に表示されるのですが、それほど離れていないのに既に2つになっています。到達距離1kmと言う話は、半分どころか1/3が良い所ではないかと思います(試してはいませんが)。尤も、ここらの製品、こちらもそんなの初めから信じていませんが、、。
ただ、通信速度などは別として(規格上の制限も有るでしょうし)、普通のWifiが届きにくいところにも一応届くので、安価と言うこともあり、結構使える機器かと思います。
2024年11月21日
_ [music] アリーナ・イブラギモヴァ&セドリック・ティベルギアン(王子ホール)
健康診断の為に上京。朝からの予約が取れなかったので、検診は翌日の昼からなのですが、前日夜は早めの夕食で、加えてアルコールは駄目なので、折角の上京でありますが、出来ることと言えば観劇位となります。と言う訳で、コンサートを探した所、この日、何とイブラギモヴァさんのコンサートが見つかりました。
しかし喜んだのもつかの間、健康診断を予約した時点でチケットはとっくに売り切れていました。箱の大きなコンサートの場合、興行元に何度か連絡すれば何とかなる場合も有るかもですが、このコンサートの場合無理そうなので、仕方なく他のコンサートの券を購入しました。
しかし、あのイブラギモヴァの来日です。どうしても諦めきれず、何とかならないかと色々検索した結果、あるチケット流通のサイトに登録しておきました。それでもほぼ諦めていたのですが、3、4週間前に流通が有るとの報があり、早速手続きを進めたところ、本当に有り難い事にチケットを手に入れる事が出来ました。(ホントにラッキー!)
曲目は以下の通りです。
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
エネスク:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 Op.25 「ルーマニアの民俗様式で」
武満 徹:妖精の距離
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.121
割と珍しめの曲が並んでいる感じです。ヤナーチェクはよく知った曲ですが、シューマンの曲なんか、聴いた事が有っても不思議では無いはずですが、2番の音源を持っていたので聴いてみたところ、ほぼ耳馴染みの無い曲でした。エネスコと武満は多分聴いたこと無いと思います。
このコンサートは、NHKの収録が入っていまして、後日BSで放送されるようです。私も、時折その番組を録画して見ています。休憩中、誰かがNHKのカメラマンの一人に放送日を尋ねていたので、立ち止まって後ろで聞いていましたが、まだ放送日は未定だそうです。
チケットを入手できた時点で、中央の横通路に面する一番前の席で、願っても買えないような良い席だと思っていましたが、実際にホールに行ってみると、その通りの席でした。こんな理想的な席、なかなか取れないです。
座ってみると、ステージ奥からのNHKのカメラが丁度こちらを向いています。「これはまずい、コンサート中に寝てると、TVで流されてしまうかも」とも思いましたが、本番中はイブラギモヴァさんが間に立って、ほぼカメラは隠れていましたので、安心しました。
翌日健康診断と言う事で、コンサートの後はホテルに帰るだけでする事も無いので、お二人のCDを買って終演後のサイン会までおりまして、CDと当日のプログラムにサインしてもらいました。(こういうの、すっごい久しぶり)
2024年11月20日
_ [computer] Core Ultra 9 285K + ASUS PRIME Z890M-PLUS WIFI-CSM
この所、インテルのCPUは「早くても熱い」って感じで、昔のプレスコットじゃないけれど、正直あまり使ってみる気にならず、12900K(AlderLake)の後のインテルのCPUはずっと見合わせて居ました。
ここに来てやっと新しい傾向のCPUになりましたので、(ついこの間Ryzen9で作ったばかりですが)発売後やっと購入できましたので、早速Core Ultra 9 でパソコン組んでみました。今回使用したパーツは以下の通りです。
CPU : Intel Core Ultra 9 285K BOX
Mother : ASUS PRIME Z890M-PLUS WIFI-CSM (Z890 1851 MicroATX)
CPU-Cooler : SCYTHE MUGEN6 BLACK EDITIO SCMG-6000DBE
Memory : ドスパラセレクト DDR5 32GBx2 D5D4800-32G2A(4800 PC5-38400)
SSD : Crucial T700 CT1000T700SSD3JP (PCIe Gen5, M.2 2280 1TB)
Power : Antec GSK750 ATX3.1(750W 80PLUS GOLD)
Case : LIANLI A3-mATX WD
CPUはとりあえず最上位を狙いましたが、発売日後から、暫く品切れ状態が続いていました。数日前、ドスパラのサイトを見ると販売が有ったので、急いでとりあえずマザーボートと共に購入しました。
このCoreUltraのパソコンは、そのうち現在主に事務用に使っているi7-7820Xの代わりにするつもりですので、マザーボードは少し余裕の有るMicroATXですが、2機種の選択肢の内、安い方(ASUS PRIME)にしました。世の中、大きなATXが人気で、MicroATXはあまり人気が無いようですが、MicroATXならば上級のビデオカードを乗せても不釣り合いではありませんし、また他の拡張が必要になった場合でも充分対応できます。ATXのスロット、全部使っている人居るんでしょうか?、でかいだけのATX、何故人気なのか私には良く解りません。
サイズの無限6は、売れ筋の上位との事なので決めました。SSDはやはり、PCIe Gen.5が使いたいので、選択肢は殆ど無く、この前のRyzenと同じCrucial T700になりました。
メモリは、当初そのRyzen組立時に、検証用として急遽購入した16Gx2があったので、それを使うつもりでしたが、ドスパラ徳島店でドスパラセレクトの32Gx2のメモリが2万円少々だったので、ついつい購入してしまいました。速度はDDR5-4800ですが、ストレージの速度の差と違い、メモリの速度差は殆ど体感出来ないので、気にしないで単に容量が大きくて安い方を選びます。
電源ですが、8k表示の為にビデオカードはこの後乗せるつもりですが、多分ゲームはしないので電源を多量に消費する様なカードは載せませんので、750Wで充分と判断して、Antec GSK750にしました。
毎回、問題となるのがPCケースです。私はとにかくコンパクトなケースが望みですが、最近のPCケースは、コンパクトと言っても、簡易水冷のラジエータと長尺ビデオカードが収納可能な事を売りにしています。まるでゲーマーしかPCを自作していないようなノリで、空冷CPUクーラーとそこそこのビデオカードしか使わない当方には、何を選んでも内部がスカスカになって、もっと小さく出来るのになぁ、と思うばかりです。
MicroATX対応では、今まで何度か使用してきたRaijintek STYXのケースがまだ一番希望に近いのですが、購入可能なブラックとシルバーは既に使用済みです(他の色もあるのですが、売っている所が無い)。さすがに全く同じケースは使えません。
そこで仕方ないので、入手可能な容積の小さなMicroATXケースで、前面が木質になっていてとても目を惹いた、LIANLI A3-mATX WDを使うことにしました。実物の見た目も、写真通りでなかなか素敵です。
で実際使ってみますと、やはり不要なスペースが出来ていて、少々不満です。電源を、マザーと並べるような配置も出来る様にしてあるせいか、電源とマザーとの間が結構開いていて、そこが無駄な空間になってしまっています(ファンを上下に追加で入れて更に冷やす必要がある場合には、この空間も意味が有るのでしょうが、、そもそも、そんな方向に電源を配置する必要性が判らない)。
それにこのケース、背面配線が出来ないのはまだ良しとしても、電源ランプさえ無いのは、どーなんだろう!。多分デザイン先行で作ったら、その場所に設置できるLED込みのSWが無かった、と言う事なのではないでしょうか。これが最大の欠点です。
とにかく電源ONの表示機能が無いので、通電しているのかしていないのか、外から見ても不明です。メッシュなので、どこか内部が光っていれば何となく判る筈なのですが、このマザーボード、コストダウンの為か、LED等の表示が一切無いとても簡素な作りで、マザーボードを見ても電源が入っているかどうかが判りません。起動時の「ピ」と言う音を鳴らそうと、ミニSPも買ってありましたが(昔は、普通マザーボードに付属だった)、該当端子が見当たりません。
仕方ないので、電源とHDDアクセスのLEDを増設する事にしました。ただ、このケースのフロントパネルシステムヘッダへのケーブルは、SWしか使わないのに、1つのまとまったピン・メスのコネクタになっていて、他のをブロックしています。なので、延長のピン・ケーブルが更に必要となります。
PC内部配線用ケーブルの在庫箱を探した所、昔買ったシステムヘッダのLEDと、延長のピン・ケーブルが見つかりましたので、追加で作業しました。そのLEDをどこに設置するかですが、、とりあえずは、前面メッシュパネル裏から光ればそれで充分そうだったので、電源ケースに乗せてテープで止める、という仮止め状態にしてあります。
それと、ケースファンが付いていないので、サイスのCPUクーラーに付属のファンと同じ機種を探して購入しました。
ケースファン : SCYTHE WONDER TORNADO 120 PWM 2000RPM WT1225FD20-P
早速SSDの速度を測ってみましたが、カタログ公称「シーケンシャル読込最大12,400MB/秒、シーケンシャル書込最大11,800MB/秒」との事ですので、まずまずその通りの値が出ている様に思います。
Ryzenの組立時は、マザーボードに簡易なSSDヒートシンクが有りましたが、このマザーは何も付いていません。Crucial T700の外箱には、ヒートシンクを付けて運用する旨、書かれていたと思います。試しに手で触ってみると、とても熱くなっていました。最近のSSDってこんなに熱くなるんだぁ、と改めて認識。このままの運用は無理なので、急いでSSDヒートシンクをアマゾンで購入しました。
SSDヒートシンク : Archgon HS-1110-K
追記(11月29日):8KのTVに繋げますので、HDMI8k出力可能なビデオカードが必要です。少し検討したのですが、RTX3060、RTX4060と買っていますので、今回は一番安価で補助電源も必要ないRTX3050にしました。通販でも良かったのですが、市内に出たときドスパラ徳島店で一番安いのを購入しました。
以上概ね以下のようなパーツを購入し、それを組んだ構成になりました。
CPU : Intel Core Ultra 9 285K BOX
Mother : ASUS PRIME Z890M-PLUS WIFI-CSM (Z890 1851 MicroATX)
CPU-Cooler : SCYTHE MUGEN6 BLACK EDITIO SCMG-6000DBE
Memory : ドスパラセレクト DDR5 32GBx2 D5D4800-32G2A(4800 PC5-38400)
SSD : Crucial T700 CT1000T700SSD3JP (PCIe Gen5, M.2 2280 1TB)
SSDヒートシンク : Archgon HS-1110-K
Power : Antec GSK750 ATX3.1(750W 80PLUS GOLD)
Case : LIANLI A3-mATX WD
Case Fan : SCYTHE WONDER TORNADO 120 PWM 2000RPM WT1225FD20-P
Video : Palit NE63050018JE-1070F (GeForce RTX 3050 StormX 6GB)ドスパラ限定モデル
このインテルの新しいCPU、あまり期待ほどではない、、とかの評が多いみたいですが、ゲームをしない私には、体感的に結構早く感じます(この間のRyzen 9 9950Xよりも)。最も、PCIe5のSSDやOSのおかげかもしれませんが、、
2024年10月18日
_ [music] 東京MINATO CITY国際音楽コンクール、予選3日目
上京してこの日の午後は空いていたので、東京MINATO CITY国際音楽コンクール 2024ヴァイオリン部門の、予選3日目を見てきました。
以前でしたら、秋葉原に行ってあちこち探索、、って所でしたが、最近では秋葉原に行こうとはあまり思わなくなりました。電子部品もパソコンパーツも、今やネットで買えるので、行く意味が余りなくなりました。昔はジャンク屋さん巡りも熱心にしていたのですが、既にジャンクを仕入れて今後どうにかしようとする年齢でもなくなりました。結局、不要品が増えるだけですし。
と言う訳で、午後に開催されているコンサートが見つかりましたので行くことにしました。この日の午後は、東京MINATO CITY国際音楽コンクールヴァイオリン部門の予選3日目です。場所も浜離宮朝日ホールで、ここはとても良いホールです。
3日目は、7人の演奏がありました。昼食に時間がかかって、開始時間の2、3分遅れで到着しましたが、待機になりました。普通のコンサートならこのくらいなら大丈夫そうですが、これはコンクールの審査なので、時間厳守だし、途中で人を入れたりすると真剣勝負の演奏者に迷惑がかかるかも、なのでやっぱり駄目ですよね。夕食の予約の時間の関係で、一番最後の方も聴けませんでした。
予選と言う事からか、私のようにチケット買って来ている人はほんの数人でした。1Fの客席には10人も居なかったと思います。いつも地元で、客席スカスカのコンサートに行っていますが、さすがにここまでは少なくないです。審査員の皆さんは、2Fの最前列で審査していた様です。
演奏は、皆さんホントにとても上手いです。演奏技術の面からは、私などには全く差は感じられません。コンクール審査なので、同じ曲を何度も聞く訳ですが、それでいて、聴いていてつまらないって演奏は一つも有りませんでした。優秀な演奏家のヴァイオリンリサイタルを幾つか聴いた感じで、時間まで興味深く楽しく過ごせました。
そうであっても、演奏家によってやはり全然違いますね。技術的なことはわかりませんが、私なんかでまず判ることと言えば、ヴァイオリンの音色が皆さんそれぞれ違いますね。これは、楽器の違いも大きいとは思いますが、演奏法に寄るところも有るかも知れません。それはとにかく、美しい音色の演奏が良いのには違い有りません。
それと、演奏とはほぼ無関係ですが、演奏者の態度ですね。ちょっと緊張していそうな人、「こんな予選なんかは普通通るぜ」とか思ってそうな人、緊張故なのか態度良くなく見える人、なんとなく馴れていそうな人、等々、完全に個人的な印象なのですが。
とにかく、結構安いチケットで、色々な良い演奏を聴かせてもらって、とても楽しかったし、とてもお得でした。帰宅してから審査の結果などが気になったので、このコンクールのHPを見てみましたが、何と、コンクール各演奏がライブ配信されている事がわかりました。終わった日の演奏も、配信動画で見ることが出来ます。確かに、客席右前の方でカメラがセットされていました。それで、他の出場者の予選の演奏を見たり、その後行われるセミファイナルやファイナルの各動画を見る事が出来ます。ただ、音がそれほど良くないので、会場で聴くのとは大分違います。
この日の予選3日目で実際に聴けた演奏者のなかで、私個人の押しは、橘和さんと、牧野さんでした(女性押しですね)。若い橘和さんは、完成度が高くて集中した演奏でした、少しお姉さんの牧野さんは、とにかく音色が綺麗で素敵でした。後日の結果発表で、お二人ともセミファイナルに進みましたが、その後のファイナリストに選ばれなかったのは残念でした。審査員に方から見るとやはり違うのでしょうが、本当のところ私などには皆さんの演奏はどの方もとても楽しめまして、個人的な好みの差以外にはつけようがなかったです。
追記:10月26日にサントリーホールで本選最終日と結果発表が行われ、中国の王温迪さんが一位に選ばれました。他のファイナリストがシベリウスかチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を選ぶ中、一人バルトークのヴァイオリン協奏曲を演奏しました。動画で見ましたが、演奏は素晴らしいものですが、他の方もとても良くて差はわかりません。まぁ審査員の皆さんには、バルトークのちょっと面倒くさい曲の方が受けが良いのかも知れません。ファイナリストには選ばれなかったのですが個人的に押しの一人だった橘和さんが、奨励賞を受けられました。