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xiphioの備忘録


2025年05月28日

_ [computer] pythonの dataclass

先の、納品書発行の手順を変更する試み、結局元のデータ入力のCのプログラムから書き換えることにしました。InformixのCのプログラムを書き換えてCSVでデータを出力し、それをpythonでExcelのファイルとしてみました。

すでに古典的形式とも言えるCSVでなく、最近流行のjsonや yamlも一応考えたのですが、「この程度のデータ受け渡しならCSVで充分」と言う結論です。それにCSVなら、そのままExcelから開く事も可能なので、何ならその後VBで整形と言う筋道も可能です(あまりVBは使いたくないですが)。ちょっと探してみましたが、jsonやyamlを直接Excelからは開くのは、今のところどうも無理の様です。

pythonのプログラムを書き換えていて、少し気になったのが、Excelの表に書き込む場合の位置の設定です。出力の書式を作ったら、各々その行番号と列番号が決まるのですが、各欄、行番号と列番号を各々別に定数で設定するのは何だかスマートではないなぁ、と言う気がしてきました。例えば

COL_A = 11
ROW_A = 22
・・・・

とかです。(昔はやっていましたが)
しかしながら、かといって

POS_A = [11,22]

みたいに、リストにするのも何だか変ですし、、
「Javaみたいな最近のプログラム言語なら、こんな事でもいちいち新しいクラスを定義してからそれを使うんだろうなぁ、pythonでは普通皆さんはどうしているのかな?」と思い、少し検索してみましたが、これと言った事例はすぐには見つかりませんでした、

そんな場合には、ChatGPT(サブスクで毎月利用料を払っているのに関わらず、殆ど使っていない)で教えてもらうのが一番と思いつき、久しぶりにログインして、チャットで訪ねてみたところ、見事に回答してくれました。

お勧めは、名前付きタプルを使うか、dataclassを使うか、との事です。どちらも全く知りませんでした。
AIに教えてもらってから、改めてそれはどんなものなのか、自分で一応調べてみまして、その結局dataclassを使う事にしました。

from dataclasses import dataclass
@dataclass
class CellPos:
  row: int # 行番号
  col: int # 列番号

こんな感じで、こんなclassを割と簡便に定義できるので、便利ですね。


2025年05月26日

_ [music] 谷山浩子・再現

おそらくこの1ヶ月間だろう、NHKラジオはみんなのうたで、あの谷山浩子の歌声を何度か耳にしました。とても印象深いので、一度目は多分「ああ懐かしい、やはりとても素敵」と思い返す位だったろうけど、2度3度と聴くうちに、「やはりとても良い、他の曲も聴き返してみよう」と思う様になりました。

高校時代から、音楽は主にクラッシックを聴いていたとはいえ、当時流行のフォークソング(既に死語?)も幾らか聴いていました。ただ、LPを買ったのは山崎ハコくらいでした。谷山浩子さんは、後に確か中古LPで初期の物を2枚、あとカセットを持っていた記憶がありまして、それなりに聴いていたはずです。ただCDは、一応検索しましたが、持っていないようです。

カセットは何処に有るか怪しいですが、LPは探せば出てくる筈ですが、今の時代とりあえず聴いてみたい歌はYouTubeで聴けるので、検索して懐かしい曲を色々聴いてみますと、、

・・ああ、そうですよね、こんな素晴らしく素敵な曲がありました、「風になれ -みどりのために-」。何故だか、何故だか今の今まですっかり忘れていました!。名曲集なんかでは絶対出てこない、素晴らしく魅力的な曲。私も、谷山浩子さんの歌、事前にも幾つも覚えていたのですが、この曲の事、忘れていました(CMで有名だったのですが)。

それと、そう、そうです、「銀河通信」もありました。インターネット以前のパソコン通信の時代に、ちょっと話題になったのを思い出しました。(曲自体は、更にそれ以前の物らしいですが)

「珠玉の名曲たち」と言ってはかえって普通に思えるほど、とても大切な歌たち。再び思い出す事ができて、本当に良かった。画像の説明

追記:Youtubeで見た動画がどっかでのライブでの様子だったので、これって正規のメディア出ていないかなぁ、と思って探したら、DVDで出ていました。すぐ注文しまして、昨日届きました。

「1991 谷山浩子コンサート with ねこ森アンサンブル」です。とても良かったです、谷山浩子さんの歌声、とても素敵ですね。


2025年05月09日

_ [audio] SMSL DO300EX DACを購入しました。

SONYのアンプMAP-S1に機能として着いているのとは別に、単体のDACも用意したいと思い、当初は手元に有る古いDACを考えていましたが、リモコンが使えなかったりするので、ここでしばし検討。画像の説明

最近は中華製の安くても高機能なDACが色々有るので、一応見てみると安いのは1万円くらいから様々です。

もうずいぶん前になりますが、AK4499EXの発表を知った時、DACとしてこのAK4499EXを使用した機種を購入するつもりでした。後日購入候補として、このチップをデュアルで使用しているGUSTARD DAC-A26を考えていまして、その値段推移をなどを見ていた所、R2R方式のDAC-R26が出たのを知りそちらを買ってしまって結局AK4499EX使用の機種は未だに持っていない、と言う経緯も有ります。

なのでやはり一度AK4499EXの音も聴いてみたいのですが、流石に超安価な機種は無く(何せチップだけで1万円するらしいです)、一番安い物で6万少々でした。その様な機種を幾つか検索して暫くした先日、その中のSMSL DO300EXがアマゾンのタイムセールと言う事で、15%ほど安くなっていました。2日ほど悩んだ後、AK4499EX搭載機種でこれより安い機種は今後共無いだろうと購入していまして、本日届きました。

元々、価格の割には評判の良い機種ですし、各動作には問題は無さそうです。臨時にDAC-R26の換わりに設置して少し聴いていますが、繊細で素直な良い音です。でもDAC-R26や他のDACに比べると、何だか音が軽い気がしまして、やはり違います。値段も4倍近く違いますし、電源の違いが大きいのかも知れません。そこは物量の差なのでもう仕方ないですが、普通にはこの5万ほどのDACで充分かも、です。

追記: 最初、有り合わせの細い電源ケーブルを臨時で使っていたのが良くなかったのか、少しエージングが進んだせいなのか、付属の普通の電源ケーブルにして暫く使っていましたら、音がずっと良くなった印象です。おまけに、使っていなかったGustard U16(DDコンバータ)を入れたら更に良くなりました。


2025年04月13日

_ [audio] Joseph Audio RM22Si と、Son of Ampzilla 再登板の為の点検

新たな場所で音楽を聴ける様にする必要が出て来ました。

最近出た気になる新製品も有るには有るのですが、幾らかは売ったとは言え、以前オークションで落札したアンプやスピーカーがまだ幾つも残っていますので、そちらを使うのがどう考えても順当です。画像の説明

倉庫で眠っている使っていないスピーカーを色々検討した結果、スピーカーは、Joseph Audio RM22SI(フロアスタンド型トールボーイ)にしました。右画像の様なスピーカーです。最初は小さめのブックシェルフのどれかと思っていましたが、結局スタンドを付ければ同じくらいですし、何よりこれには元箱が残っており、発送に都合が良いからです。

そうはいってもこのSP、ヤフオクで落札し始めた最初の頃の物で、買ったのはかなり昔(20年以上前)でほぼ最古参の部類と記憶しています。確か暫く仮置きで聴いた後、蔵にしまい込んでそれっきりです。一応動作チェックは必要なので、蔵から出してきました。片方の元箱は、以前置いた有った蔵の保管状況が悪くて、ダンボールがもう使い物にならないくらい虫穴だらけですが、SP自体は左右とも綺麗な状態でした。

中低域ユニットのエッジが心配でしたが(ウレタンエッジなら、もうボロボロで使えない筈)、ゴムエッジだったので、ユニット自体も問題なさそうです。簡単な音出しも正常に思えました。

ただ発送するのは、ダンボ-ルをどうにかしなければいけないので、ボロボロになった元箱に、余所から持ってきたダンボールを巻き付けて補修しましたが、これは結構大変でした。

アンプも必要なので検討ですが、私が落札していたアンプは9500やB-1の様に、大きくてとにかく重いアンプが多いので、選択肢が少なくなります。以前安かったからと買ったけど(5千円位)、結構音が良かった小さめのアンプがあったなぁ、と思い出し探し出してきましたが、チェックした所Lchは出力波形が歪んでいましたし、Rchは出力が有りません。画像の説明

あと比較的コンパクトなアンプと言うと、実際に2、3年使っていたSon of Ampzillaが有ります。これは一応動作品だった物を、落札後にT師匠に整備してもらったものです。整備してもらったのが2004年の様ですから、こちらも20年以上前に買った物となります。

プロの整備済みの品とは言え、SPと違ってアンプの古い物は危ないので、こちらもチェックしてみました。音は問題無く出るようですが、DCがかなり漏れています。このアンプを買った頃は、まだアンプ修理などに自分で手出しをする前なので、このアンプの回路図とかは集めていなかったので、今回検索してみました。回路図は不鮮明ですがすぐ見つかりまして、見ていましたが、その後、Youtubeでこのアンプの修理と調整をする動画を発見しました。いやぁ、本当に有り難いですね。

バイアスもDCも通電していると動作ポイントが結構ずれてくるので、時間をかけて調整です。それとバイアスの調整は出力によってかなり変わる様なので、あまり厳密には出来ないようです。本来は歪率を見ながら、一番良いところにあわせる方が良さそうに思うのですが、、

この頃以降のT師匠のアンプ整備は、原則半固定抵抗は全て交換していますが、これは交換していません。整備後もう20年以上たっていますから、本当は交換した方が良いとは思うのですが、今のところ不都合は無い様なので、面倒なので止めておきました(それに私の場合、修理しようとして壊してしまった事も何度か有りますので)。

ただメーターランプの所、バックの反射紙が、ランプの熱で焦げていました。これは良くないので(万一燃えても困るし)、ランプはLEDに交換です。ランプの形状は、良く見かけるBA9s(T8.5)と言うタイプです。回路図を見ると、場所によって+-が入れ替わっていますので無極性の物しか使えないのですが、探して交換しました。
画像の説明

追記:直前までは以上の様な予定だったのですが、結局アンプを変更しました。生前父がTVの音声用に使っていたオーディオセットが、ラックを片づけられて行き所を無くしてしまっていたので、そのソニーのデジタルアンプMAP-S1を私が使う事にしました。ちょっと様子を見てみたSon of Ampzillaは、再び倉庫行きになるかも知れません。

かなり苦労してスピーカーの梱包を解いて、一応セット。スパイク受けが無いので今のところ直置きですが、MAP-S1の方はどうなのか良く判りませんが、少し聴いてみましたがヨーゼフオーディオ(ジョセフオーディオ?)のSPはなかなか良い様に思います。画像の説明


2025年03月14日

_ [computer] パソコンモニタとして、8k60インチTV(AQUOS 8T-C60AX1)を使用

現在、新しいパソコンのモニタとしてよく見かけるのは、30インチ位までのゲーム用のモニタばかりで、高解像度大画面化の方に全く進んでいません。と言うか、昔幾つか売っていた40インチ以上のモニタも、いま探してみれば、接続端子がHDMIだけの「サイネージ用」とおぼしき機種が数種有るのみです。まして8k表示なんてのは全く無く、ゲーム用として周波数の高い機種が出ているばかりです。画像の説明

確かに、普通にパソコン用とすれば、40インチ位で解像度4kのモニタで充分大画面だと納得するところです。しかし私は、モニタに関しては昔から一貫して大画面での情報量の多さを追求してきました。最近ですとそれなりのヴィデオカードをいれれば、8k出力も普通に可能なので、それにしないと言う選択はありません。

他方、情報量の多さならマルチモニタと言う方法もあります。モニタを並べてのマルチモニタ構成は、昔から何度かやっていましたし、今でも一カ所ではしていますが、結局正面のモニタしかあまり使わないんですよね。私の考えでは、マルチモニタよりは、高解像度大画面のモニタです。

TVなら8k対応機種も有りますので、そこは価格次第ですが、パソコンモニタとして液晶TVを利用する事は当然の流れとなります。そんな訳で、2年前に劇的に安くなっていたLGの55インチ8k55NANO95JNAを購入し、以来ずっとパソコンのモニタとして使っています。55インチ8kで100%表示では、さすがに細かすぎるので150%にしていましたが、最近細かいのが見づらくなったので、175%にしています。これを200%にするんだったら、何の為に8kにしたのか意味が無いので、何とかこの倍率でやっています。最初は「55インチは大きいなぁ」と思いましたが、すぐそれが普通になりました。

さて、この春からもう一カ所別の所でパソコンを使う事になり、その為のモニタとして8kのTVを探してみましたが、2年前に10万円程で購入出来ていたLGの機種は既にどこも販売していません。また、つい最近まで14万円程まで値段が下がって売っていたアクオスの8kTVも、ふと見ると売っている所が無くなってしまいました。8kTVは新機種も出ないし、あまり人気が無いようです。仕方がないので、オークションで中古を探しましたがいずれも現在出品が無く、やっとメルカリでAQUOS 8T-C60AX1を10万円程で見つけまして、状態も良さそうとの事でしたので購入しました。

この機種、確か8kTVとしては最初期のもので、それだからかとても重いです。やっとの事で、用意したスタンドに乗せました。パソコンはかなり以前に作ってこの所使っていなかった、ヴィデオカードとしてRadeon RX 6600XTをのせたThreadripperのパソコンを使う事にしました。心配したパソコンからの8k出力も、問題なく表示出来て一安心です。

パソコンのモニタとしては、流石に60インチはデカすぎないか、と懸念していましたが、これもすぐ慣れました。60インチですが、Windowsでの表示倍率はやはり175%にしています。こちらの方ではTVも見ますので、これで良かったかな、とも思いますが、中古なんですぐに壊れない事を祈るばかりです。ただ、ヴィデオカードの問題かTVの方の問題なのか不明なのですが、一度モニタの画面が切れると復帰せず、リスタートさせないと駄目なのが難点です。


2025年02月28日

_ [computer] pythonでエクセル納品書

PC98 + MS-DOS + informix3.3を、会計処理及び事務処理のプラットフォームとして長らく(30年以上!)使用していますが、98に繋げてあるプリンタの継続使用がどうやらもう無理そうで、伝票印字処理をWindows環境へ移行し実行しています。かといって基本Cで書かれているこのデータベースと処理は、やろうと思えばかなり細かい事まで出来るので、便利な様にかなり作り込んでありますので、過去に何度も新しい環境への移行を考えながらもその都度断念し、現在では既にもう諦めています。(この先は98エミュかなと思っています)

とりあえずその98で作成した印字データは、Windows環境に移してWordにて、PC接続のドットプリンタで印字させる事で凌いでいますが、ふと考えてみれば、伝票のドットインパクトプリンタでの印字発行は、既に一般的では無くなっています。複写も無い、プリンタによる単票印字が殆どです。印刷屋さんに作ってもらった、ドットプリンタ用の専用納品書も残り少なくなっている事も有り、まず納品書からwindowsからのレーザプリンタでの単票印刷にしてみる事にしました。

具体的には、98で作った納品書データをエクセルに移して、そこから印字させればそれで良さそうです。やり方として、一つは、現在納品書発行の印字データを出力しているinformixとMS-Cのプログラム(informixレポートライターのACEは使わず、Cで直接書いている)を書き直して、CSV形式とかの処理しやすい出力にして、それをエクセルで読み込んで後は必要があればVBとかで整形する方法です。

もう一つは、現状のプリンタ出力用のデータを直接読み込んで、整形しつつエクセルのデータとするやり方です。

スマートなのは、当然元の出力プログラムから書き換える事ですが、今更元のCのプログラムを書き換えるのが面倒だったので、現状のデータをpythonを使って加工して、エクセルのデータにすることにしました。

今回pythonを使うにあたり、今まではCMDと普通のエディタでのプログラミングでしたが、暫く前にVSCodeの解説本も買っている事も有り、VSCodeを使う事にしました(当方も、流行の方式に慣れなければ、です)。

常時使っている訳で無いので、すぐ仕様や文法を忘れてしまいます。pythonの本とかも買ってはあるのですが、書物の目次をひくより、最近は"python (調べたい事)"で検索した方が、ずっと早いです。

それに簡単な雛形は、ChatGPTに教えてもらった方が、より簡単です。細かい仕様まで全部AIに伝えれば、プログラムを全部書いてくれる様ですが、でもそれでは、まぁ、仕様の完備性を求めるだけで、何のプログラムを書いているのか分かりませんし、何よりおもしろくはありません。

で、書いていて、すんなりプログラムが書ける訳はなく、、

まず「確かpythonにはcase文が無かった筈なので、代わりの構文は、、」と検索してみますと、何と、最近のpythonはcase文が有るらしい。ヴァージョンによって通らないプログラムは面倒なので、ヴァージョンアップによる仕様変更は通常はあまり歓迎しないのですが、これは結構有難い変更です。私も、早速使わせて戴きます。

最初は、読み込んだ文字列をsplit()で分けて処理すればそれで楽勝、と思っていましたがそう甘くは無く(空白が不定期に入る場合が有るので)、「そんな場合は、文字列のこの部分をそのまま転記する事にして、それなら文字列のスライスで」と思ったのですが、全角と半角が混じっているのでpythonでは適切に処理できませんでした。

Shift-JISのPC98のMS-DOS環境では、半角は1バイト全角は2バイトと決まっていて、印字のカラム数も半角は1カラム全角は2カラムとなっています。それが普通だと思っていましたが、pythonは文字処理が優秀で、s="あaいb"でも、s[0]は"あ"、s[1]は"a"となります。元データに半角と全角の入り方の明確な規則が無い為、文字列のスライスでは、元の印刷データの決まったエリアを正確に選択できません。

色々調べた所、文字列を一度Shift-JISでエンコードしてバイト列に変更し、そこでスライスしてから、またShift-JISでデコードする事にしました。こんな感じです。

s_sjis=s.encode('shift_jis', errors='ignore')
ws.cell(row=i,column=3,value=s_sjis[0:24].decode('shift_jis'))

まぁ、元の出力のプログラムから書き換えればこんな事考えなくても良かった訳で、結局どっちが楽だったか微妙な所です。

その他、pythonで書いていて、この度新たに気がついた事は、print(*)の出力は、特に何も指定をせずに列記すると、出力はスペースで区切られる事。つまり、

>>> print("123","456") は、
>>> 123 456     になってしまう事に、少々びっくりした。

print()は、データ確認の為に書きかけのプログラムにはよく挿入するけど、今まで気がつかなかった(本当はVSCodeのデバック機能を使えばよいのだろうけど、私には旧来の方法で充分)。今回文字の位置を確認する為だったので、何故かスペースが多めに入っているのでprint関数の仕様を確認してみたら、

【objects を sep で区切りながらテキストストリーム file に表示し、最後に end を表示します。】
と書いて有りました。ここで、print関数の引数にsep=''と入れておけば、スペース無しになるようです。


2025年02月21日

_ [computer] Keychron V3 Max QMKワイヤレス・カスタムメカニカルキーボード

Keychronのキーボードをまた買ってしまいました。

ごく個人的な好みとして、キーボードに要求したいスペックは以下の様なものです。

[1]キースイッチはメカニカルな物。種類はチェリーの茶軸が一番、赤軸でもまぁ何とか、静電容量式はどうも好みに合わない。(ショートストロークは論外)

[2]配列は、JISの物。US配列のキーボードが使えないのは、ちょっと悔しいし何だか情けないけど、昔から98のキーボードを使っていたので仕方ない。(その前はFM-8だったし)

[3]接続は、やはり2.4Gの無線が良い。昔と違ってワイヤレスも改善されてデメリットな部分も減ったので、有線よりやはり無線が便利です。でもBluetooth接続の物は、キーボードに関しては使い物にならない。画像の説明

概ね以上の通りですが、実際に、[1]メカニカルで茶軸、[2]JIS配列、[3]2.4G無線接続、と3つの条件をそろえる製品は、意外と、殆どと言うかこの間まで全く有りませんでした。US配列ならば、結構有るのですが、、

接続については、ロジクールで広く使われている"Logi Bolt"と言う2.4Gの無線接続が安定しているので、ロジクールにはずっと以前から期待していました。そこで2022年にやっと発売された、メカニカルで無線のキーボードが"Logicool SIGNATURE K855GR"ですが、これは赤軸のみです(チェリー製では無い)。それでもすぐ購入して、現在常用しています。大きな不満はありませんが、ちょっとガチャガチャしますかねぇ。

そんな中、先日ふと検索してみると、Keychronの、"V3 Max QMK"と言う機種が見つかりました。何と、上記の要求を全て満たしますので(チェリー製の茶軸でないのが、残念ですが)、早速注文しまして、本日届きました。

キーボードは上記のようなスペックの他に、実際の打ち心地が当然ながら大切になります。最近はそういう打鍵感を追求したキーボードが色々出ていまして、昨年には、有線式ですが"iKBC CD108"と言うJIS配列茶軸のキーボードを購入しました。画像の説明

このiKBCの製品は、とにかく打鍵感がすごく良くて(自身の好みです)、キートップも打ちやすい感じで、とても気に入りました。まずはテンキー付きのCD108を買いましたが、それまで長らく使っていたFilcoの茶軸キーボードからこちらに交換しました。続いてテンキーレスのCD87も購入し、これも別の場所で使っていたFilcoのテンキーレスキーボードと交換しました。ワイヤレスにこだわらなければ、現状キーボードはこれに決まりです。

このiKBC CD108やCD87を2.4Gで無線化した製品がとりあえずの理想となりますが、今回の"Keychron V3 Max QMK"はかなりそれに近いものです。打鍵感もKeychronなので、まずまず良いです。ただ、キースイッチがチェリー茶軸だったらどうだろうかなぁ、とも思います。

長らくPC98で、その98のメカニカル・キーボードを使っていましたが、その後主な環境とパソコンがWindowsとPC互換機に変わって、ペタペタなメンブレ・キーボードしか無くて閉口しました。そこでキーボード変換器を探して購入し、以来長く、98用の古いキーボードを使っていましたが、チェリー茶軸のキーボードを使うようになってからは、さすがに98キーボードは使わなくなりました。

当時2種ほど有った98KBD=>PCのキーボード変換器も、今はもう無いだろうと思っていましたが、最近、98KBD=>USBの変換器が売られている由。レトロパソコンブームの影響の様です。このまま進んで、もっと完成度の高い98のエミュレータが出ると良いですね。(数種有る98エミュも結構完成度高いですが、開発とかはもう止まっていますので、、)


2025年01月28日

_ [music] 秋山先生の訃報

指揮者の秋山先生が肺炎で亡くなったと言う突然の報に吃驚です。

大昔、東京に住んでいた居た頃、東京アカデミー合唱団と言う一般の合唱団に暫く入っていまして、色々な曲を歌っていましたが、音楽監督で主席指揮者が秋山先生でしたので、演奏会では何度か先生の指揮で歌いました。よく憶えているのは、バッハのマタイ受難曲を秋山先生の指揮で歌った事です。確か合唱団30周年の時でした。

東京アカデミー時代から下って、徳島で第九を振ってくれたこともありました。この時だけは、私も合唱団のメンバーとして参加しました。

最近もまだまだご活躍の様でしたので、本当に突然と言う気がします。情報では、お正月に転倒され入院中で、後遺症が残るくらいだったのでそれを機に引退を発表されたのが数日前との事です。

全く根拠の無い単なる推測ですが、入院された病院で、骨折で体力が衰えたところにやっかいな感染症に感染し、そのまま肺炎で亡くなられたのかも、、


2025年01月27日

_ [computer] Windows11へのアップグレード

昔とは違って、新しいOSにはあまり惹かれなくなっておりまして、不都合さえ無ければずっとWindows10でいいんじゃない、と思っておりました(思っています)。

しかし新しいノートPCなどでは、そこはもうWindows11になっている訳で、仕方なく使っている内に、まぁこれでもいいか、と思うようになりました。Windows11が出たときに何方かが、Windows11の良さの一つに、外見(とっかかりの操作も含む)はWindows10と大きく変わっていない事だと書かれていましたが、確かにそうだと思います。

それでもスタートの所は依然気になるのですが、ExplorerPatcherというソフトを入れるとほぼ解消しますので、「無理に新しいのにしなくても、ずっとWindows10でいいんじゃないか」と言うスタンスは返上しつつあります。

一般にWindowsを新規にインストールした後、自分の好みにする為にかなり色々な所を変更するのですが、もう昔から何度もやっていますので、殆どルーチンワークとなっています。最近「懐古主義者のための Windows 11 セットアップマニュアル」という、ほぼ同じ様なセットアップを丁寧なリストにしてくれているページを発見しました。ここまでではないかも知れませんが、私もやっている事はほぼ同じです。

それで、この間AlderLake(Core i9-12900K)のパソコンで、WindowsUpdateの項でWindows11へのアップグレード準備OKとのアナウンスが出ていましたので、それにのってみましたが、割と問題無くすんなりWindows11になりました。以前の設定も殆ど引き継いでくれているので、Win10からWin11になったのが殆ど気にならない位です。

それで、その他Windows11対応CPUの手元のパソコンを探すと、CoffeeLake(Core i9-9900K)がありましたので、こちらもWinsdows11にしてみることにしました。ただ、こちらは何度WindowsUpdateを見ても、Win11への案内が出て来ません。Windows11へ要件を調べるアプリを落として実行させた所、TPMが有効になっていないとの事でした。

早速BIOS(マザーはASUS ROG STRIX Z390-I)に入って探してみましたが、TPMなんて見つかりません。調べてみた所、"PCH-FW Configuration"=>"Intel Platform Trust Technology"がそれに該当するらしいです。ここの設定をONにして、またブートが"非UEFI"になっていたので、これも"UEFI"に変更して起動すると、Win11アップグレードの要件が通りました。

それでアップグレードを実行しましたが、リスタート時に何か上手くいってないようで、変更が元に戻されています。リスタートさせてみると、ブートの選択としてWin10とWin11が両方出て来ます。こういう症状良く判りませんが、恐らく非UEFIでインストールしたWin10から、UEFIに変えてアップグレードしたのが原因っぽいです。何にしろ良く判らないのですが、こういう場合は色々考えるよりクリーンインストールです。

NASを利用するようになってからは、保存しておくべきファイルは全てNASに上げて、個々のパソコンローカルでは、何時OSが起動しなくてもさほど困らないようにと考えています。その代わりクリーンインストール後のセットアップは何度もやっているので、ルーチンワーク化するわけです。今回も、このCoffeeLakeパソコンの中身は殆ど確認せず、OSごと消してしまいました。

この際なので、マザーのBIOSのアップデートも行い、その後一応標準の設定に戻しました。そこで、試しにTPMとかUEFIとかを設定せず、Windows11をインストールしてみました。途中で「UEFIでないとインストール出来ないよ」とか「TPM必要だよ」とか言ってきたら、設定するつもりでしたが、意外にも何も指摘されること無く、すんなりインストールが完了しました。例によって、ローカルアカウントでのインストールですが、インストール後ネットに繋ぐと、ちゃんとOSのデジタルライセンス認証もされました。

それで、ちょっと調べてみると、Windows11要件としてチェックされるのはアップグレードの時だけで(こちらも回避方法があるらしい)、クリーンインストール時は無い様です。なら、どんな古いPCにでもインストール出来るかと言えば、流石にそうでは無いでしょうが、詳細は不明です。しかし、マザーボードがWindows11対応を表明して、ドライバとかを出していれば多分大丈夫じゃないかと推測されます。

先日ケースを入れ替えたThreadripper1950XのPCは、CPUがWindows11のサポートCPUの中に入っていませんので、当初Windows11インストールは諦めていたのですが、先ほどマザーボードのASRock X399 Taichiのサポートを見てみると、Windows11のドライバとかが出ています。近い内に、Win11のクリーンインストールをしてみるつもりです。

追記:CPUがWin11のサポート外のThreadripper1950X、マザーがASRock_X399TaichiのPCへのWindows11インストールですが、まづはBIOSを最新に更新して、設定をデフォルトにしてクリーンインストールしてみましたが、途中でWindows11の要件を満たしていないとメッセージが出て中断されました。やはりインストール時に、はじかれてしまう事って結構有る様です。

そこでBIOSにて、AdvancedのCPU設定で"AMD fTPM switch"を[AMD CPU fTPM]に設定。しかしそれでも駄目でして、更にBootの項目で、CSM(Compatibility Supported Moduleの略らしい)を [Disabled]に設定する必要がありました。この設定でWindows11がインストール出来ました。インストール後のライセンス認証も、WindowsUpdateも問題無く終わりました。今後の大規模な更新ではどうなるか判りませんが、とりあえず問題無く使用できています。


2025年01月26日

_ [misc] vTunerでの、Pioneerのサービスが終了

本日、Pioneer N-70A の電源を入れてネットラジオを聴こうとしたら、「サーバーに繋がりません」と表示が出ました。機器のネット接続がうまくいっていないのかサーバーが落ちているのかのどちらかですが、調べたところどうやらサーバーの様です。

この機器はvTunerにネットラジオの情報を提供してもらって、ネットラジオの再生をしています。元のvTunerが一時的にダウンしたのかなとも思いましたが、vTunerの方は問題なく、どうやらPioneer用のサイト "http://pioneer.vtuner.com" が無くなってしまった様です。

Pioneerはまだその名称は残っていて事業をしているとは言え、有名だったそのオーディオ部門はとっくに売り渡して撤退しています。(調べたら当時のオーディオ部門は、プレミアムオーディオカンパニーテクノロジーセンターと言うところがオンキヨーとかと一緒に引き継いでいるようですが、)

それを考えると、よく今までサービスしてくれたものだと、言うべきかも知れませんが、この機器の売りの一つ(ネットワークプレーヤーと言う肩書きが付いていた)が使用不可になるのはすこし残念です。電源を入れるだけで、いつものネットラジオが聞けていたので、新しいDACを購入してもこのN-70Aはずっと継続して使っていたのですが、、。確かこの間までは問題なく使えていましたので、今年になってからサーバーが消えてしまったかと思います。

機器に故障は無くても周りの環境は変わるもので、昔買ったネットラジオ専用機器は、放送局リストなどは早々に使えなくなっていたのですがURLを直接指定する事で何とか使用できていました。しかしmp3しか対応していないため、aacが主流になった最近では使えなくなりました。こういう家電も、販売終了から10年ぐらいは使える様にするだろう、とか思っていましたが、N-70Aは2014の発売です。良く分かりませんが、その後継のN-70AEまで含めると、販売終了後数年ですね。確か、補修部品の保存期間と言うのが定められているはずですが、その期間も終わったのでサーバーも廃止したのかも、と推測出来ます。それを考えると、最近人気のストリーマなんて、高価なのを買っても、いつまで使えるのか全く分かりません。

N-70Aは、非力で使っていないミニPCがありますので、これをネットラジオ再生専用として繋げて使うことにしました。元はWin8のミニPCなのでWindows10をインストールしましたが、元のストレージが30Gと小さく、OSだけでほぼ満杯です。これではWindowsUpdateもままなりません。だから、使ってなかったのですね。