1996年11月 今月の印象に残ったワイン


11月初旬に、東京で友人の結婚式が有ったため上京する事となり、ちょうど良い機会ですので、私のホームページにもリンクを張っていただいています、インターネット上でワインのページとして有名な吉田さんと、同じくとても素晴らしいワインのページを書いています藤巻さんとお会いする事にしました。

場所は「しらとり」にしました。ワイン好きには大変有名なレストランですが、食事に行くのは初めてでした。私は徳島から、Musigny Blanc 1979(Vogue)と Montrachet 1985(L.Latour)を下げて行きました。そこで、赤をお店で注文したのですが、オーナーの白鳥さんのお薦めが、

Ch. Montus 1991 Cuvee Prestige

でした。

全然馴染みのないAC Madiranのワインで、タナーと言う葡萄100%で作られているワインの由。で、それで凄く美味しいのでびっくりしました。

この手のワインは色が濃く、力強いのだけど、往々にしてちょっと野暮ったくワンディメンショナルで幅、奥行きなどが少々物足りなく思うことが有るのですが、飲む進めたこのワインは、ボルドーの優秀所のワインに似通った洗練された所が確かにあって、非常に楽しめたワインでした。

「良いワインを見つけた」と帰宅し、届いていたヴィノテークを読んでいますと、このワインの事と、作り手のアラン・ブリュモン氏の事が大きく取り上げられていました。最近来日し、試飲会も行われた由。東京方面では、既に有名なワインだったんですね。

ちなみに、初めてお会いした吉田さんと藤巻さんは、とても感じの良い本当に良い方でした。とても楽しかったです。
また東京行きましたら、また一緒に飲みましょうね。>吉田さん、藤巻さん


さて、11月23日に、久々に私が主催で徳島でワイン会を行いました。題して、

1959年産ワインだけを飲む会、
第2回「フランス以外のワイン」

私のヴィンテージである1959のワインばかり出るワイン会です。第1回は2年前に「ボルドー編」を行いました(みんな凄く美味しかった)。

今回はその続きとして「フランス以外編」で、イタリア、スペイン、カルフォルニア、ハンガリーの1959年ワインばかり9本並べてのワイン会でした。どれも、それぞれに美味しくて、楽しい会でした。詳細は、xiphioのイヴェント報告の項に書きました、ご覧下さい。