トップ «前の日記(2007年05月02日) 最新 次の日記(2007年05月04日)» 編集

xiphioの備忘録


2007年05月03日

_ [music] 六本木男声合唱団倶楽部、モナコ公演(4)

本日は「天涯」の本番の日だ。午前中は練習+ゲネプロ。練習は午前9時より始めて、その後ゲネプロが終わった後も12時半まで練習。三枝先生から、本番前なのでお酒などは決して飲まないようにと、重ねて注意がある。画像の説明

本日昼は、唯一時間がゆっくり取れるので、レストランに行く事にしていた。有り難い事に三つ星のルイ・キャーンズの席が空いたので、ご一緒させて戴く。一応皆グラスシャンパンを頼むが、禁酒令が出ているので、それさえ口を付けない。これは大変辛い。

料理はアラン・デュカスだけあって非常に洗練されている。そう言う意味で前菜などの方が面白いし、素直に美味しく楽しめる。メインに頼んだ肉は美味しいと言えば美味しいが、考え方に依れば大したことはない。デザートも同様に工夫され洗練されているけれど、美味しさで言えば普通。総じて最初から最後まで芸術的な料理。実に見事で感服するけれど、芸術品が素直に美味しいかどうかはまた別かな。少なくても、凝って無くて良いから素直に美味しいデザートがいいな、、

夕方は本番少し前、6時から地元新聞の写真撮影が有ってから、更にダメ出し練習といよいよ本番。左の画像は、その折の取材の記事、モナコ・マタン(今日のモナコ)の新聞第1面。撮影もあるし、面倒なので殆どの人がホテルで制服に着替えてからホールまで歩く。カジノ前の広場では結構皆の注目をあびるが、皆で通れば怖くない!?。画像の説明

直前までの詰め込み練習もあって、本番はまぁまぁ良かった方ではないかと思う。後のビールだけの短い打ち上げで、三澤先生は、「まぁ良かったんじゃない」と短く言ってた。存外に良かったとかそういうのでは無いけど、それまでの想定内で良い方だった、と言うことだろうか。少なくてもゲネプロよりは良かった。でもあらは随分あったとおもう。私もちょい間違えた所も有ったし、、

でも聞きに来た人からの評判はすこぶる良い、これはまず曲自体が良いこと(感動を呼ぶ、「構造」になっている)、それとボーイソプラノの小沢君がまぁとても素敵なことが理由だろう。

もう一度本番が有る事もあって、缶ビール1本だけの極めて簡素な打ち上げも早々に切り上げ。

夜中から何処かに出かける事もせず、有料のインターネット接続の申し込みをする。このホテルもインターネット接続のサービスが有るが、1日で20ユーロと馬鹿高いので、躊躇していたが、メールチェックも必要だし、それに何処へも出かけないので少々時間をもてあましている事もある。3日ほど空けていたので、殆どスパムのメールが600通以上届いている。内、本当に必要なのは4、5通。ロンドンの知り合いからmailが来ているのが嬉しい。