トップ «前の日記(2025年07月13日) 最新 次の日記(2025年07月24日)» 編集

xiphioの備忘録


2025年07月16日

_ [computer] Keychron V3 Max キートップ交換

しばらく前に、Keychron V3 Maxと言うキーボードを購入しました。2.4G無線接続が可能な茶軸メカニカルJIS配列キーボードであり、筐体も打ちやすさを追求した物で、現時点で最良と思える物でした。ただ、実際に使ってみると、キートップ上面が小さく丸まっていて、何だか少し気になるのです。この形状は「OSAプロファイル」と言うのだそうです。画像の説明

昔の高級タイプライターって、こんな感じのキートップだった様な気がします。Keychronも、もしかしたらそれを標榜してこのOSAプロファイルのキートップにしたのかも知れませんが、私には普通に四角くくて面積が広めの方が打ちやすいです。(こちらは、ASAプロファイルと言うらしい)

このキーボードは、ホットスワップと言ってキースイッチから交換できるので、(有線である事が唯一の欠点だと思っている)現在一番気に入っているiKBCのキーボードをもう1台購入して、スイッチごとキートップも交換しようかと思いましたが、PBT2色成形のJIS配列のキートップ(キーキャップ)がFILCOから出ているのを見つけたので、そちらを購入しました。

本日届いたので、早速キートップを交換してみました。事前に、写真でスペースキーの大きさも同じである事は確認してあったので、問題は無いかと思っていたのですが、スペースキーを交換すると、キーが動きません。

スペースキーの様にサイズの大きなキーは、キースイッチの他に、支える為だけの小さなスイッチの様なのが有って、それも差し込んでキートップを支えているのですが、どうやら、スペースキーの左右に有るそのサポートの差し込み位置が微妙に違うみたいで、一応FILCOのキートップでも押し込めるのですが、動きが悪く、まともに使えません。他のキーは問題ありませんでしたが、スペースキーの交換だけは無理でした。

それでも、その他のキーの交換には問題は無く、また、スペースキーに限っては、元のキートップもFILCOのもほぼ同じ形なので、実使用においてはほぼ問題はありません。キートップを交換して、本当に良くなりました。FILCOのキーキャップセットも、結構高かったのですが、交換して良かったです。ただ、交換できなかったスペースキーだけ青基調なので、そこだけ色が違うのを少々違和感に感じる事もあります。

現在、Keychron2.4G無線接続で使用中ですが、まず内蔵バッテリーでどの位持つかです。前任のLogicool Signature K855は単三2本でしたが、もう電池駆動であるのを忘れるくらい省電力です。流石に、LogiBoltと言うプロトコルを売りにしているだけの事は有り、この無線接続の精度は有線接続とほぼ変わらず、とても良いです。

こういう無線接続の場合、暫く使っていなかった場合スリープ状態になっている様で、最初にキー入力した折、その最初に押したキーを取り逃がしてしまう事が結構あります。例えば、マウスでエリアを選択して最初にCtrl+Cを押した場合、その領域のコピーでは無く'C'になってしまいます。Logicoolの場合には、そんな事無かったと思います。

そう言う意味では、この無線技術を持つLogocool Signature K855を改造したい気もしますね。実際に、キースイッチを交換できる様にする為、ホットスワップ仕様に改造する記事を見ました。私もやってみたいですが、何だか勿体ないなぁ、、

追記:Logitechの無線規格ですが、以前から有るunifyingと同じく、LogiBoitもてっきり独自の2.4Gだと思っていたのですが、調べてみたら「Bluetooth Low Energyワイヤレステクノロジー」を使用してるとの事でした。通常のBluetooth接続のキーボードは、スリープからの復帰が遅くていらいらするし、BIOS画面では使えないとかあるので、はなからBluetoothでは駄目だと思っていますが、専用レシーバを使うLogiBoltは違う様ですね。画像の説明

追記2(8月9日):FILCOのスペースのキーキャップが、合わなかった件ですが、スペースバーなので良く出回っているUSキーボード用のパーツがどっかで有るはず、と思い、ネットで4.5uのスペースキーのキーキャップを購入してみました。一般のUSキーボード用かと思いましたが、Filco用とあったので、もしかしたら駄目かなと思いつつでしたが、やはり合いませんでした。

丁度東京に出る機会がありましたので、実物を持参して、秋葉原の遊舎工房に行きました。店頭でも4.5uの該当のスペースキーが無かったので店員さんに相談してみると、何と「4.5uの長さのスペースバーは、日本語配列のキーボードでしかない」との事です。どうりで、何処にも売ってないはずです。

それでは仕方ないです、後は自分で加工して使用できる様にするしか有りません。具体的には、サポートの差し込み位置を、1mm弱程外に広げる必要があります。

少し細かい所の作業になるので、精密作業用の工具が必要なので、幅1mmと1.6mmの平刀を探して購入、それから、小さなルーターと細かい作業用のルータービットを購入しておきました。

本日、まず後から買ったキーキャップで作業して何とか出来る事を確認してから、FILCOのスペースキーキャップの加工を済ませました。出来上がりには、今のところ問題ありません。

実際に主に役に立ったのは平刀で、ルーターは後を整えるぐらいでした。スペースバーの色だけですが、やはり統一感があって見た感じとても良いです。このFILCOのJISキーボード用のPBTキーキャップはとても感じが良いですね。(画像奥は、常用しているiKBCのキーボード、こちらが無線化した物が有れば良いのですが)