2007年08月06日
_ [wine] Calrea Jensen 1995
カルフォルニアのピノ、と言うよりは、USAでのピノの草分け的存在(高品質を売りにした)が、カレラの幾つかのワインです。昔買った95のジェンセンを、久しぶりに飲んでみました。画像の説明
この95、ラベルには金文字で20周年記念ビンテージと書いて有りますから、設立は1975年なんですね。カレラが有名になった当時、DRCの葡萄の木を持ち帰り植えたとか、畑を選定するのに衛星を使ったとか、話題になったのですが、後日オーナーへのインタビューの話ではいずれも事実とは大分異なるらしいですね。
記録によるとこのワインは12本買ったはずですが、このボトルをいれて残りは2本。確かこの5、6年は飲んでなくて、ちょっと忘れてしまっていたワインでした。最初の10本は買ってから1、2年の内にいろんな機会で飲んだはずですが、そんなに何度も飲んだ記憶が無く、いずれにしろ印象は薄いです(もしかしたら何本かは何処かに売ったかもしれない)。正直、12年を経た今回のボトルが一番美味しかったと思います。
ピノとはいえ、カルフォルニアのピノは良いものを含めても、ブルゴーニュワインとはずいぶん違うものだと、いつも思ってしまいます。そうでないのも実はあるのでしょうけど、ブルゴーニュのはどこかチャーミングで官能性を持っているのに比し、こちらの良いものはよりストラクチャーが目立ち、ある意味クールで有る様に思います。
ブルゴーニュとはずいぶん違っていても、何にしろ良いワインです。もう残り1本ですが、半分くらいは残しておけば良かった気がします。やはりあまり早く飲んではいけないですね、、