2006年09月10日
_ [wine] Paleo 1997
昔々抱き合わせか何かで6本も買ってしまったワインだけど、やっぱし97のパレオは良いですね、なんのかんの言いながらも結構飲んでまして、残りは多くありません。97と言うヴィンテージはトスカナではやはり、特に良いと思います。90年代スーパートスカーナ(スーパータスカン)と呼ばれていたワインの内、トップの幾つか以外は個々の特徴を失い、多くは悪くは無いけどちょいとつまんないワインになってしまっていますが、97は今でも結構美味しいです(逆に言うとそれ以外は、、)。
これも本当言うと、色はまだ充分ですがそろそろ力は下り気味なので、早晩にドリンクアップと言うところでしょうか。昔のボルドーみたいな熟成可能なワインですと、正にこれからが「ワイン」なんですが、どうもパレオと言えどもここらのワインにはその芽はなさそうです(間違ってたらごめんなさい)。
裏面のデータに依りますと、カベルネ・ソーヴィニョンが85%、サンジョベーゼが10%、あとフランが5%なんで、仮にサンジョベーゼを無視すれば、ボルドーセパージュなんですが、テイストはやはりトスカナのワインと言う気分です。