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xiphioの備忘録


2007年04月30日

_ [music] 六本木男声合唱団倶楽部、モナコ公演(1)

私が所属している合唱団で、このゴールデンウィーク中に、フランスで1回とモナコで2回の公演がおこなわれました。私は途中からの参加で、モナコでの公演に参加致しましたので、その旅行記です。(半分以上と言うか、殆ど自分の為に書いています。)

モナコでは名高いサール・ガルニエ(ガルニエ・ホール)での公演で、非常に楽しみ。演目は、三枝先生の「天涯」と「レクイエム」です。「天涯」は結構歌えるけど(いい曲です!)、私はレクイエムはかなり怪しい。でもまぁ何とかなるだろうと、参加を決めた。画像の説明

途中から参加の為、まず関空からまずパリに行き、最初のコンサートを終えた皆さんと合流予定。連休真っ最中で関空は大混雑だろうと戦々恐々として早めに行くと、全く肩すかしで、3月にスキーに言った時よりかすいている感じ。関空はいいなぁ。

何時もはマイレージ特典旅行とかの為にKLMが多いけど、今回は手配してもらった旅行の為エールフランス。さすがにエールフランスはエコノミークラスでもアペリティフにシャンパンが出るのはうれしい、「本当はヴァンムスーじゃないか?」と思ったのだけど、ちゃんとしたシャンパンで、ボトルも普通のシャンパンだ、CAは「ポーン!」という盛大な音をたてて裏で開けていた。あの様子ならいくらか吹き撒けただろう。メニューによると作り手は Jacquartらしい、当然知らない作り手。テイストは軽いけどシャンパンとしては悪くは無い、結構幸せ。

ほぼ時間通りの午後5時にパリ到着、でも暑い。タクシーの温度表示では24度だ、亜熱帯の気分。ホテルはすぐ解ったらしく直行、ちょいと遠くて47ユーロかかった。到着後すぐチェックイン、その後フロントで六男メンバーの方が居たので、案内掲示の場所を教えてもらう。その後付近の観光、地図で見るよりは遠いので、ちょっと回っただけ、、既に8時頃になっていて食事をしないといけないのだけど、今から一人で星付きレストランでも無いだろうし、何しろタクシーに乗るのが面倒だ。でもホテルレストランは改装中のためお休みみたいなので、コンセルジュの兄さんに近くて良いレストランということで、店を教えてもらう。

言われた所にいってみるとカフェみたいなところ、今日は一人なのでこういうところでOKというか、こんな風なところが良い感じだ。中にしようかと思ったけど、今日は暑かったので外にする、座って気長に待ってるとメニューを持ってくる。メニューの内容を見る限りは普通のカフェの雰囲気、あまりに普通のメニューなので、かえって決めづらい、、結局サーモンマリネとあとカナールにする。ワインもマディランのデュミを頼むが、ビールも頼んだ。後で考えると、中に座るともうちょっと色々なフードメニューが出てきたのかもしれない。モナコのカフェでもそうだったけど、外に座ると喫茶メニュー、中に座ると食事メニューとなっているみたいだ。

まずビールが来るが、これが生で少し濁った酸味のあるビールでなかなか良い。こういうビールは日本ではないなぁ、、サーモンは素晴らしい、お皿のレイアウトも乱雑で丁寧に手を入れている様な料理では無いけど、なかり厚くてとにかく美味しい。この手の料理よく出るんだけどこれは凄く良い。これを考えると、アルプデュエズのシャモワドールの料理はたいしたこと無い。続いて出たカナールも、見た目はそこらのドライブインでも出てきそうだけど見事に美味しい。そうこうするうちうに少々暮れなづんで来たけど大丈夫、とても気持ちがよい、でも一人なのが少々寂しい。(回りで一人は私だけ)

支払いは36.2ユーロ、払おうとして財布がないことに気がつき、大いに焦る。まず、すられた->ホテルからここまで人混みは通ってないのでそれはないだろう、忘れた->もしかしたらコンセルジュの所で忘れたかも知れないが、そもそもそこで財布を出したかな?、それで結局元々持って出なかったのでは、という結論に達したのだけど、とても心配。とりあえずウェストポーチの中のお金で払ったけど、ウェイターはおつりを持ってこない、、仕方がないので釣りを待たずに帰る。

財布にルームカードも入れてあったので、フロントに頼みカードを再発行してもらい、部屋へ、果たして財布が有って一安心だった。しかし一瞬焦ったなぁ、、