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xiphioの備忘録


2009年01月28日

_ [wine] Meursault Charmes 2002 (Domaine Matrot Wittersheim)

とあるワインバーの店主に教えられて、99のシャルムを買って飲んでみてからファンになってしまった、マトロ・ウィッターセイの、こちらは02のシャルムです。画像の説明

ムルソーの良くあるちょっと厚っぽいイメージとは違う、ミネラル感と繊細さをもった、私の大変好みのテイストの白ワインで、現在は作られていないのが本当に残念です。すぐ売っている所を探して、同じ99とあと02と05のワインを幾つか買いました。既に同じ99のシャルムとムルソー・ブラニー、それと今日のと同じ02のシャルムも暫く前に飲んでいます。

99のブラニーは99のシャルムとよく似たテイスト、ほんの少し小振りかも知れないけど、遜色なく美味しい。でも、ちょっと前に開けた02のシャルムは、何だか色も金色で濃く、傷んだ様子はあまり感じなかったのですが少し進んだ風なワインで、それまでのウィッターセイのワインと違っていて、驚いたのでした。なにせ、02のシャルムは4本も買ってしまっていたので、、

以前に飲んだのが、02のスタイルなのかちょっと心配になっていたので、今日また違うボトルを開けてみる事にしました。で、開栓の結果は、有り難い事に、99で味わったテイストのベクトルそのままのワインで、やはり美味しかった、、やはり好みです。先のボトルだけ、なんかちょっと変だった、と言う訳でしょう。同じ所から同時に買っているので、同じロットでしょうけど、やはりワインはボトル差が時によってかなり大きい場合がありますねぇ。画像の説明

ついでなんで、つい先日飲んだ、ギガルのダンピュイ97の画像も載せます。東急本店で、このワインを買ったときの状況は良く憶えています。有名なギガルの大看板、ロティ3兄弟(とても高価)には及ばないものの、それに次ぐほどの評判の良いダンピュイですが、何故かこの97が、8千円弱と安かったのでした。私はローヌのヴィンテージ評判を良く知らなかったので、もしかしたら97ってあまり良くない年なのかな、と思いつつも、ダメモトでついつい買ってしまいました。

ダンピュイと言えば、以前スキーの帰り、リヨンで夜一人で食事に行った時に、ローヌ川を見下ろす場所であった事もあり、確か96あたりのダンピュイを飲んで以来です。

改めてパーカーさんのバイヤーズガイドを引っ張ってきてみると、この97は結構良い点数が付いているじゃないですか。その点数どおり、洗練されたとても良いローヌですね。既に丁度飲み頃のど真ん中で、とても美味しくて、1本飲んでしまいました。うーん、あの時に、もう1本買っておけば良かったなぁ、、(って、そんな事を言っていたら、幾ら大きなセラーを作っても足りませんね)