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xiphioの備忘録


2011年08月01日

_ [music] ミュージックバード、CS−PCM放送の終了

先日の7月31日、ついにミュージックバード衛星音楽専用放送CS−PCMが終了しました。

衛星からの音楽放送としては、先セントギガを聴き始めたと思うのですが、CS−PCMもずいぶん長く聴いたと思います。セントギガと違って、初期の専用受信チューナーがとても高く(確か20万円位)、音質も高音質だけど、受信のハードルもまた高い放送でした。

専用チューナーはとても買えなかったのですが、放送開始後少しして、ニフティサーブの売買欄でこのチューナーが9万円で出ていたので、買ってしまいました。専用アンテナは、これまた高かったので、通信用のパラボラとトランスポンダーを別に買いました。当時はミュージックバードの他にも放送局があり、そちらは偏波の向きが90度異なっていたので、偏波の方向を切り替えられるトランスポンダにしたのを覚えています。でもこのこの機能、1、2年で動かなくなったんですね。それでクラッシック7のあるミュージックバードばかり聴いていましたら、他局が放送停止になる事になりました。その最後の時だけは、手動で偏波の向きを変えて、そちらの局を聴いていました。で、これで最後って時でも、アナウンスも何も無く、普通に曲が終わり、それっきりでした、えらくあっけなかったのを、逆に良く覚えています。

セントギガもWOWOWの裏番組的な、BSアナログ時代の最後の時も立ち会いました。その後BSデジタルに移行しましたが、前に書いた通り、2006年10月31日で放送休止、その後復活する事はありませんでした。まぁ、当時から「放送再開は無理」と言う話も多く、私も殆ど「これで終わりかも」と思いつつ、最後までつきあいました。このときも最後の挨拶は無しでした。(でもね、とても良い終わり方でした)

何回か「放送の最後の瞬間」につきあいましたが(アナログTVは見なかったけど)、ちゃんとした挨拶があったのは、これが初めてかも、、。私がいつも聴いていたThe Classicは、スペースディーヴァに引き継がれるので、一応終わりではないのですが、、

一時期、衛星音楽放送として、CS−PCM、セントギガ、衛星ゆうせん、衛星CAN、それから衛星ラジオ(名前忘れた)まで、聴ける様にしてましたねぇ。今では、スペースディーヴァと、衛星ゆうせんだけですが。当時は最先端だった衛星放送ですが、今やネット配信に重点が移りそうです。私も、そのソースの豊富さに、ネットラジオを聴く事が多くなりました。当初の不安定さも改善されつつありますし、高音質化も少しずつ進んでいます。

放送が終わってしまったので、専用チューナーも御用無しです。悲しいことに、予備として買ってあった機材(2台程ある)も役立たずの機器になってしまいました。ばらして、電源くらい取って、後はリサイクル業者行きですね、もったいないなぁ。