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xiphioの備忘録


2014年05月16日

_ [audio] KENWOOD LS-11 エッジ貼替

先日もう長いこと使って無くて、20年以上も本棚の上の奥の方に置いたままだったスピーカー、ケンウッドのLS−11を片付けようと、下ろしてみてみました。古くても、殆ど使っていないので埃を払えば綺麗なので、ハードオフにでも売ろうかなと思ったのですが、見るとウーハーのエッジが例によってボロボロです。これじゃあ売りに行っても殆ど値になりません。

本当の所、それでも売ってしまえば良かったのですが、随分前サーウィン・ヴェガのSPでエッジを貼り替えて結構上手くいった経験がありまして、ついつい検索してみるとLS−11のエッジを貼り替えた人も結構居るみたいです。更にエッジを探すと、丁度LS−11合致となっている物も見つかり、ついつい注文してしまいまして、先日届きました。昔は、スピーカーエッジの交換と言えば、セーム皮だったので、サーウィンヴェガの時はまずセーム皮のエッジ貼替キットを買ったのですが、一周4枚貼合せになっていて、面倒そうだし仕上がりもイマイチになりそうなので躊躇していたところ、サイズが各種揃ったウレタン製やゴム製のエッジが出回っているのを発見しそれで貼り替えた訳です。

昨日夜、ウーハーを外して、痛んだエッジの除去です。まず手で丁寧にコーンに付いているエッジの残りを取ります。SPフレームの方はまずマイナスドライバで接着剤の固まりをこすり取ります。あまりケミカルな物は使わない方が良い様ですが、コーンが比較的堅い物だったので、「粘着剤剥がし」を用いて更に拭き取りました。フレームの方も、この製剤で可能な限り綺麗にします。コーン紙によってはこの様な物を使うと変質するかも知れませんので注意ですが、、。その後軽く水拭きして、一晩おきました。LS−11のウーハーのエッジは、コーンの裏から貼ってあります。購入したエッジを合わせてみると、少し小さいみたいです。ちょっと引っ張って裏から貼ることも可能なようですが、一晩考えた後、素直にコーンの表に貼ることにしました。

本日夕方、まずコーンとエッジを貼り合わせて、数時間。夜に、フレームに貼り付けて軽く重しをしておいて、夜中にガスケットを貼って終わりです。劣化エッジの除去に比べると、SPの径も小さいですし、貼る方は割と簡単です。

便利な交換部品が出ているので、エッジ修理も楽ですし、仕上がりの見栄えも良いです。それにしても、エッジの費用は5千円少々、それに手間かけて修理しても、今後使用するかどうかかなり疑問なのですが、、