2018年10月19日
_ [wine] Querciolino 1993 (Castello di Verrazzano)
暫く前から、飲んだワインについては、Vinicaの方に全て記録する様にしていまして、こちらで項目を作る事は殆ど無くなりましたが、流石にこのクェルチョリーノだけは、書いておきましょう。
この結構珍しいと思えますワインを買った事のいきさつは、以前にも書いた事があるので引用だけにします。
http://www.wasanbon.co.jp/xiphio/html/wine/tasting/tasting9702.html
http://www.wasanbon.co.jp/xiphio/html/wine/tasting/tasting9806.html
でも、若かった頃の私には、良い思い出でしたね。6本買った内の最後の1本、随分長い間飲まないで置いてあったのですが、1993ですから、ついに開けてみました。
色はとても綺麗で、色調からしてもまだまだ全く平気でみたいです。
以前から、何かの要素が強いという印象のワインでは無く、本当に精妙でデリケートで優しい素敵なワインだったのですが、その方向性は依然と同じです。タンニンが目立つ訳でも無く、酸が立つ訳でも無く、果実味が豊かな訳でも有りません。一見は印象の薄いワインっぽいですが、実はとても精妙で優しい雰囲気の、真に「美しいワイン」です。
実際このワインと、飲みやすいだけの特徴の無い凡庸なワインの違いは、何処なのでしょうか?、飲みながらでも、少し悩んでしまいますが、やはりエモーションが全然違います、半分は思い入れなのかも知れませんが、、。こういうワインは、恐らく、ワイン会なんかでは一番飲んではいけないワインなんでしょうね。