2019年05月22日
_ [wine] Franz Hirtzberger Singerriedel Riesling Smaragd 2006
開栓直後のテイスティングで、つい「すんげーな、これ」とつぶやいてしまいました。
今まで何度か飲んでいて、私、確かに良く知っているはずなのワインですが、やっぱり「すんげー」と思わざるをえない、ジンガーリーデルです。
06なんて、飲み頃はまだまだ長く続くはずなのですが、色々思っていて、我慢できずに最後のボトルを開けてしまいました。(後は07が在るのみ)
解析的には何と表現して良いか判らないのですが、まずはリースリングの高貴さをまといながらも、強いストラクチャーと、内包するパワーを合わせ持ったワインです。直感的に言えば、偉大な大地の力、それをそのままを感じさせるワインです。
糖分などそれ程無いはずなのですが甘く感じ、実際の苦みなど無いんだけどある種苦いとも感じる、シャルドネとは明らかに違う、幅広いスペクトルの強いストラクチャー持ちます。やはり凄い!。
アルザスのリースリングも良いけど、私はヒルツベルガーの方がやはり好きです。
白ワインはモンラッシェがシャルドネ・エレガンスの極みですが、あとはシュナン・ベルジュランと、このオーストリアのリースリングが最高に素晴らしいですね。
やっぱし、ここの畑には、一度行ってみたいです。