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xiphioの備忘録


2020年06月24日

_ [audio] TEAC NT-505 修理上がり

現在メインのDACにしていますTEAC NT-505ですが、先日「Network Starting...」となって、"Starting"が何時までもブリンクしたままになってしまいました。当然、ネットからは見えません。(DACとしての機能は問題ありません)

コンセントを外しての電源再投入、システム初期化などをやっても改善されず、ルーターやハブのネット環境も疑いましたが、交換しても症状は変わりませんでした。考えられる所を色々試しても駄目だったので、症状をネットで検索してみますと、同様な事例が結構見つかりましたが、いずれも修理になっています。

仕方ないので、TEACのサポートに連絡後、修理に送りまして、本日帰ってきました。修理内容は予想通り、ネットワーク基盤不都合による基板交換、です。購入後2年程過ぎていますので、既に保証は効かず実費ですが、事例の多さからして、このネットワーク基板は元々耐久性に問題が有るのでは無いのかと疑ってしまいます。基板交換により修理は完了したものの、2、3年経つとまた不調になるのでは、と少々不安です。

TEACのサポートですが、電話も直ぐ繋がりましたし、そこで機種と症状を伝えますと、担当が変わる事も無く(良く待たされる事が有る)、面倒な書面の提出を求められる事も無く、すぐ修理の送り先を教えてくれましたし、送って1週間弱でFAXによる見積もり連絡がきました。すぐ正式な修理依頼の返信FAXを送りますと、営業日で2、3日で修理完了と返送連絡が来ました。事例の多い修理だからかも知れませんが、手間もかからずスピーディでもありまして、とても良い対応だったと思います。

2年ほど使用していますが、きょうび50万超、100万超のDACなんて珍しくも無い状況で、TEACのNT-505(若しくはUD-505)は素晴らしくパフォーマンスの良いDACです。特に10Mの外部入力クロックを使いますと、そこらの高級DACにはまず負けないのではないかと思うほどです(そんな高価なDACは持っていないので、本当の所は判らないのですが)。

私は、ネットで安価な中古ルビジウム発信器を購入、ケースに入れて電源を別筐体で作り、ルビジウム・クロックジェネレータを自作しましたので、とりわけコスパが良いです。

このNT-505に使用されているAK-4497を上回る性能のAK-4499EQが、既に昨年出ていまして、どうやら非常に高評価の様です。DAC自体の仕様は少し変わりましたが、同じ様にこれを使ったTEACの後継機が出ないかと、楽しみにしています。もっとも、AK-4499EQ使用のDACは、調べたところ既に幾つか出ているようですが、外部クロック入力対応の機器は出ていない模様です。