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xiphioの備忘録


2025年04月13日

_ [audio] Joseph Audio RM22SI と、Son of Ampzilla 再登板の為の点検

新たな場所で音楽を聴ける様にする必要が出て来ました。

最近出た気になる新製品も有るには有るのですが、幾らかは売ったとは言え、以前オークションで落札したアンプやスピーカーがまだ幾つも残っていますので、そちらを使うのがどう考えても順当です。画像の説明

倉庫で眠っている使っていないスピーカーを色々検討した結果、スピーカーは、Joseph Audio RM22SI(フロアスタンド型トールボーイ)にしました。最初小さめのブックシェルフのどれかと思っていましたが、結局スタンドを付ければ同じくらいですし、何より元箱が残っており、発送に都合が良いからです。

そうはいってもこのSP、ヤフオクで落札し始める最初の頃の物で、買ったのはかなり昔(20年以上前かと)でほぼ最古参の部類と記憶しています。暫く仮置きで聴いた後、蔵にしまい込んでそれっきりです。一応動作チェックは必要なので、蔵から出して来ました。片方の元箱は、以前置いた有った蔵の保管状況が悪く、ダンボールが虫穴だらけで、もう使い物になりませんが、SP自体は左右とも綺麗な状態でした。

中低域ユニットのエッジが心配でしたが(ウレタンエッジなら、もうボロボロで使えない筈)、ゴムエッジだったので、ユニット自体も問題なさそうです。簡単な音出しも正常に思えました。

ただ発送するのは、ダンボ-ルをどうにかしなければいけないので、ボロボロになった元箱に、余所から持ってきたダンボールを巻き付けて補修しましたが、これは結構大変でした。

アンプも必要なので検討ですが、私が落札したアンプは9500やB-1の様に、大きくてとにかく重いアンプが多いので、選択肢が少なくなります。以前安かったからと買ったけど(5千円位)結構音が良かった、小さめのアンプがあったなぁ、と思い出し探し出してきましたが、チェックした所Lchは出力波形が歪んでいましたし、Rchは出力が有りません。画像の説明

あと比較的コンパクトなアンプと言うと、実際に2、3年使っていたSon of Ampzillaが有ります。これは一応動作品だった物を、落札後にT師匠に整備してもらったものです。整備してもらったのが2004年の様ですから、こちらも20年以上前に買った物となります。

プロの整備済みの品とは言え、SPと違ってアンプの古い物は危ないので、こちらもチェックしてみました。音は問題無く出るようですが、DCがかなり漏れています。このアンプを買った頃は、まだアンプ修理などに自分で手出しをする前なので、このアンプの回路図とかは集めていなかったので、今回検索してみました。回路図は不鮮明ですがすぐ見つかりまして、見ていましたが、その後、Youtubeでこのアンプの修理と調整をする動画を発見しました。いやぁ、本当に有り難いですね。

バイアスもDCも通電していると動作ポイントが結構ずれてくるので、時間をかけて調整です。それとバイアスの調整は出力によってかなり変わる様なので、あまり厳密には出来ないようです。本来は歪率を見ながら、一番良いところにあわせる方が良さそうに思うのですが、、

この頃以降のT師匠のアンプ整備は、原則半固定抵抗は全て交換していますが、これは交換していません。整備後もう20年以上たっていますから、本当は交換した方が良いとは思うのですが、今のところ不都合は無い様なので、面倒なので止めておきました(それに私の場合、修理しようとして壊してしまった事も何度か有りますので)。

ただメーターランプの所、バックの反射紙が、ランプの熱で焦げていました。これは良くないので(万一燃えても困るし)、ランプはLEDに交換です。回路図を見ると、都合によって+-が入れ替わっていますので、無極性の物しか使えないのですが、探して交換しました。