2006年08月01日
_ [music] イタリア&フランス旅行記[1]:六本木男声合唱団、プッチーニ音楽祭出演(1)
まずはイタリアはマルペンサ空港に着いて、無事にスーツケースも出てきたが、実はここからが正念場だ。以前は確かリナーテ空港で、駅まで30分ぐらいと勝手に思いこんでいたのだが、タクシーでも4、50分程はかかるみたいだから。で、ミラノ中央駅の汽車に乗り遅れると、ラ・スペツィア到着が夜中の2時や3時になってしまい大変だから、急いでタクシーに乗る。やっぱし45分ぐらいかかって駅に到着。ミラノ中央駅はやはり治安に注意、何の為にそこにいるのか判らない奴が結構居る。急いで切符売り場を探し列に並ぶ、切符を買って急いで上の階の汽車に乗り込んだと思ったら、すぐ出発だった。ぎりぎりだった。
ここまでは良かったのだが、ジェノバでの乗り換えが大変だった。ただでさえ乗り換えの待ち合わせが1時間近くあるのに、この時間ジェノバ到着の汽車が軒並み延着、中には2時間近く遅れていてまだ着いていない特急もある。どーなってんの?。おまけに私が乗る予定の汽車と同じホームじゃないか、、。
どーしたら良いか解らずも一応時間が迫ったので、重いスーツケースを抱えてそのプラットホームに。暫くして汽車が来る。これどっち行きかなぁ、ええいままよ、降りた人に聞いたらナポリ方面への汽車らしい(私が乗り継ぐ汽車はナポリ行き)ので、まず乗り込む。でも間違ってると嫌なので、中の駅員さんに切符を見せて席を聞くと、ずっと後ろだという。途中でもう一度駅員さんに切符を見せて聞くと、次の車両だと言う。それでつぎの車両に入るところで3人目の駅員さんが居たので、やはり切符を見せて確認すると、「これは次の汽車だから、次の駅で降りて乗り直せ」と言う。どうやら遅れて来た汽車に乗ったらしい、3回も尋ねたのに、そんな事早く教えてよ!。
結局次の駅で降りて、待つ事かなり暫く、無事そのナポリ行きの汽車が来て乗車。真夜中のコンパートメント、この日は結構暑かったがエアコンも無いコンパートメントは少ししんどかった。ジェノバからラ・スペツィアまでの途中駅をメモしておいたのは本当に正解だった。おかげで何処で降りるべきか判ったのは有り難い。夜中だけど寝るわけにもゆかず緊張してラ・スペツィアまで。心配した駅前のタクシーもちゃんと居て、無事ホテルに辿り着いた。予定より1時間ほど遅れて2時は過ぎていた。でも汽車の時間遅延には本当に泣かされた。