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xiphioの備忘録


2006年06月29日

_ [general] な、何で、分かるの?

、、って感じです。

まぁ、仕方ないですけど結構早かったですね。この日記は何処からもリンクしてないので、「普通」には検索出来るはずは無いのですが、何と既にサーチャーのリンクに載ってしまうみたいです、ハイ。

「注意事項」です。全く公開する気のない、個人的な日記なので(まぁピーピングは禁止しませんが)、つっこみやコメントは不要です、、というよりしないで下さい。(出来ないようにすれはよいのでしょうが、面倒なので、、)

暫く様子を見ようと思いましたが、「テOラ」での検索が多いようなので、検索に引っかからないように「テ_ド_ラ」の様に、過去の書き込みを変更してみました。【2009年、データ復旧にあたり既に3年も前の事なので、元に戻しました】

_ [music] BOOK OF DAYS

世は既にDVDとHDレコーダーの時代で、VHSのビデオテープなど時代遅れも良いところ。もともとサイズも不用意に大きいし(この大きさは嫌いです、翻ってβはまだチャーミングだった)個人的には好きで無かったメディアだし、そろそろ一掃しようと、VHS、DVDとHDレコーダー搭載の機器を買いました。録画はHDで(で、そのうち消す)、必要な物はDVDに焼いて、VHSのテープは全て捨ててしまう、と言うストーリーです。

しかし甘かった、幾つかのソースはコピープロテクトがかかっていて、この機器ではダビングできないのです。従ってハードオフに売る予定のビデオデッキは再びラックに戻り、私は「画像安定機器」なるものを追加購入しました。本日は、DVDになっていない手元の大事なVHSのソフト数点をHDレコーダーに録画してみました。内容は、メレディス・モンク、ケイト・ブッシュ、その他、、

私は映像作品をあまり見ませんが(目と耳と感性、皆必要なので、それだけにかかりっきりになりますから)、芸術的映像作品としては、例外的に何度も見ているのは、メレディス・モンクの「ブック・オブ・デイス(Book of Days)」です。

メレディス・モンクとのつきあいは実に長く、大昔(まぁ20年以上前)、出来たばかりの六本木のWAVE(もう無いです)で彼女のセカンドアルバムかそこらを手に取ったのが最初です。時折前衛すぎて、面白いけど何度も繰り返し聞く気にはなれないアルバムも有ったけど、一応全てのアルバムを買っている中で、CDの「Book of Days」は出ました。(フェイシング・ノースは、逆に単調でつまんないと思うけど、如何?。この時は日本公演もありました。たまたま東京に居た私は、当日券を並んで買って、初めてメレディス・モンクの歌を聴きました。カークビーよりももっと素直でノンビブラートの綺麗な歌声での登場で、その歌声に唖然としましたが、、)

これは本当に素晴らしい。あまりにも才能が有りすぎた為に前衛に傾き、それで万人受けしなかったそれまでのアルバムと違って、これは映画付随音楽なので、それなりに分かりやすく、かつ美しい(でもその分かりやすい表現の中で才気溢れている)異端の音楽で、私のもっとも愛すべきCDの内の一つです。

この素敵な音楽が付けられた映画を見てみたかった、と言う思いが遂げられたのは10年少し前、「ブック・オブ・デイズ」と同じくモンクの短編映画「エリス・アイランド(Ellis Island)」2点が日本でVHSで出まして、幾度と無く見ました。その内容は音楽だけのCDから予想していたのとは、それこそ全く違っていたけれど、とてもとても印象深い作品でした。

今日もダビング画像チェックの為に見ていたら、そのまま最後まで見てしまいました。本当に何度見ても、とても印象深い映画です。普通のストーリー映画では無いので、多分好みが分かれると思うので誰にでもお勧めは出来ないのですが、、(もうこのビデオは売ってないと思うけど)