2006年08月04日
_ [wine] イタリア&フランス旅行記[4]:ブルゴーニュ訪問(1)
オペラが終わり、更にパーティが終わって、バスに乗り、ホテルに帰ったら既に3時半ぐらいだった。シャワーを浴びて色々と身の回りの片付けをしていたら、5時半ぐらいになってしまった。
予定としては7時くらいにタクシーを呼んで、ピサの空港に向かう筈だったが、ふと考えると、こんな朝早くから起きていて(と言うか、寝てないだけだけど)時間はたっぷり有るのだから、汽車で行けば良いじゃないか、と思いついてしまった。それでフロントに行き、ピサ行きの汽車を調べてもらったら7時前位に特急ESが有る由。まぁ早めに、と言う事で、6時半くらいにチェックアウトして駅に向かうと、何と朝一からESが40分の遅延、、信じられない。でも早く来たおかげで、その前の鈍行ピサ行きが有る。40分遅れならこちらが早く着くので、各駅鈍行に急いで乗り込む。イタリアは簡単にホームが変わったりするので、本当にピサ行きか途中で心配になり、モバイルインターネットで途中駅と時間を探しだし、間違いがない事を確認した。
ピサの駅から空港まで20分と言ったのは、ラ・スペツィアのホテルの兄ちゃんだが、実際には五分。とても近くて便利だ。荷物は減らしたので、シャルル・ドゴール空港までは全て機内持ち込み。私は外国の空港の荷物扱いをあまり信用していません。なにせ過去に三度、荷物が出てこなかった事が有りましたから。フランスはフランス語が使えて、少し楽だ。時間は有ったがそのままリヨン駅に、運が良ければ先のTGVに乗れるかな、と思ったが、確かに先の便の10分前に着いたのだけれど、例のごとく切符売り場に人が沢山並んでいるのを見て、諦めた。昼食を取ろうと、周りを歩いてみたがまともなところが無い、結局構内のカフェで変なサラダをとる。でもビールは美味しかった。
ボーヌ到着は夜、タクシーでボーヌのホテル・ルセップへ。由緒ある良いホテルだ。カウンターにかわいい日本人の女の子が居るのにはびっくりした。おかげでチェックインも、隣のレストランへの予約もとても楽。このホテル日本から取ると一泊3万円するそうだ、私は125ユーロ、でも朝食は別だけど。
しばらく街中を散策した後、そのホテルの隣のレストラン、ベルナール・モリヨンで食事。嫌いではないけど重い料理で少し残す。ワインは、白も赤もミシェル・グロ、白はオーコートドブルゴーニュ、赤はクロデレアの99。白も色が濃くて格の割にはすばらしいし、赤がまた凄く良い。例によって、食事が終わって部屋に帰ると、すぐバタンキュー、歯を磨く事も出来なかった。