2006年08月06日
_ [wine] イタリア&フランス旅行記[6]:ブルゴーニュ訪問(3)
本日はシャブリに行く予定。途中のソーリューでコート・ドールで昼食の予定。その為に、出が10時45分ぐらいとする。鈴木さんの車でソーリューへ、途中でシャトードシャイイの前を通る。堂々たる3つ星、コート・ドールでは、鈴木さんが色々言ってくれて、3人で前菜を2皿、メインを2皿取る。まぁこのくらいで丁度よい。アペリティフのシャンパンの付け合わせから、付け出し等々、非常に洗練されていてすばらしい。デセールは見栄えは良いが、意外に普通。イタリアで食ったドルチェの方がずっと上。ワインは何とアンリ・ジャイエを発見。1995で何種かあるが、安めのヴォーヌ・ロマネにする。それでも250ユーロだったけれど、これも高いけど安いワイン。もうジャイエを飲む機会はないだろうな。でも、とても美味しかった。
シャブリではメリーの前で、友人の元彼氏のジャンと待ち合わせの予定。彼の家はシャブリとは言え、少し離れている様。とても気さくな人だ。今日は日曜日になるので、ドメーヌは休みだが、観光客相手の試飲販売カーヴにまず一緒に行く。こういうところは、街中に幾つか有るみたいだ。その後車で近くの醸造所に行く、ここでも日曜日は試飲販売をやっている。結構観光客も来ている。その後、隣のシャブリジェンヌに行く。ここでも中の見学は出来なかったが、試飲等は出来る。日本語のパンフレットもちゃんと揃っている。試飲はそこそこに済ませて、特級の畑を見に行く。本当に町のすぐそばだ。シャブリジェンヌで聞いた道を上り、山の上からシャブリ特級畑をしばらく見る。ここは鈴木さんもよく知らないので、区分けが少々判りづらい。暫く畑を見た後、ジャンと別れてボーヌに戻る。
8時少し前に昨日のワイン屋マグナムに行くと、2Fにワインをきちんと揃えてあった。フランス人にしてはきちんとした仕事。結局昨日確保分と併せて、ついつい3ケース分も買ってしまう、どうしよう、、。
少々胃が疲れ気味だったので、夕食抜きで、鈴木さんから教えてもらった教会でのコンサートに行く。コンサートは室内弦楽アンサンブルで、演目はアイネ・クライネ・ナハト・ムジークやヴィヴァルディの四季から夏と冬など。教会でのコンサートなので残響が長く、最初は音の分離が悪い気がしたが、それはすぐに慣れてしまった。またチェロの低音が時折共振していたが、これは仕方がない。演奏は現代的なとてもスタイリッシュな演奏、モーツアルトもヴィヴァルディもとても早めの演奏。指揮ソリスト役のヴァイオリンはいい音だった。でも時折ピッチが下がってる気がするのは気のせいか。最初席を決めてくれていた小さな女の子が、演奏後そのソリスト氏とその奥さんらしき人との間にいたので吃驚した。多分このソリスト氏の娘だろう。珍しいなぁ。
コンサート後、ガイドの鈴木氏とコンサートのチケットを買ってくれた女の人と、お茶にカフェに入る。色々話していたら、ディスコに行ってみたいな、では一緒に行ってみよう、ということになって、鈴木氏の車でボーヌ郊外のディスコに行く。ボーヌでは何軒か有るそうである。最初は人が少なくて誰も踊っていなかったけど、12時過ぎてからそのうち人が増え始め、少し踊って1時ぐらいにホテルに帰る。