2006年12月17日
_ [music] ブルーノ・ワルター
久しぶりに、ワルター指揮、コロンビア管弦楽団の演奏を聴いた。モーツアルトのアイネ・クライネ・ナッハト・ムジークだ。良い、本当に良い。
現在最流行のスタイリッシュな演奏とはほど遠い、言い方を変えれば一時代前の演奏かも知れないけど、ここにはとにかくその演奏の場に、敬愛と尊敬が満ちている。このコロンビア管弦楽団は録音の為だけの寄せ集めのオーケストラだったらしいが、本当に良い演奏だ。言い過ぎかも知れないけど、オーケストラの動きにワルターに対する尊敬と敬愛が満ちている様だ。
それに加えて、ワルターの指揮がもたらし、また求めているのは、慈愛とそして音楽への憧憬と言える。