2007年01月01日
_ [wine] 2007年のお正月でありまする、、
毎年ながら、正月は昼からシャンパン。私にとって昼からワインを飲むなんて、旅行にでも出ない限り(休日でも)無理なことで、自宅で昼からワインとなると、元旦以外にはあり得ないことで、それ故(ごく個人的な事なんですが)毎年正月の恒例になっております。
このところ、お正月には1990のドンペリとグランダームを交互に飲んでいます。今年はヴーヴ・クリコのラ・グラン・ダーム1990の番でした。最初、今まで感じていなかったちょっとしたひね香がありまして(まぁもう16年経っていますから)、そろそろ在庫分も早めに、、とか思いましたが、そのうち無くなりなかなか素晴らしいです。
グランダーム90は昔から余所でも何度か飲みましたが、最初はあまり感心しませんでした。実を言うと家で飲んだ場合も昔はあまり、、と思っていましたが、やはり次第によくなって来ました。間違いなく今日飲んだグランダームが、今までで一番よいです。「シャンパンはリリース時が飲み頃で、置いておくべき物ではない」と書かれている事が今でもありますが、好みの問題もあるでしょうが、鵜呑みにするのはやはり間違いです。
で、ドンペリ90との比較なんですが、あと1年経ってドンペリ90を飲まないと正確な事は言えませんが、まぁドンペリ90の方が少し良さそうです。一般的評価もそうですが、あんなに沢山出回っていた奴が今でも素晴らしいなんて、本当にどうやって作っているのか摩訶不思議、ワイン業界の謎です。
さて、この文章はウィーンフィルのニューイヤー・コンサートを聴きながら書いていますが、今年も出演のメータはやはり良いですね、でも昨年が特別に鮮烈で素晴らしかったので、ちょい比較してしまいます。
今日は夜もワインでして、Chambertin 1997 (Phlippe Charlopin)です。シャンパンと違って、別に正月用に用意したワインではありませんが、まぁまぁ良いです。まだ若いせいか正直者で、少々複雑さには欠ける様です。とても楽しいワインで愛想はよいですが、充分楽しむにはちょい軽い気がします、まるで、いま聞いている音楽の様でもあります。もう少し熟成させると良いのでしょうか?