トップ «前の日記(2007年06月24日) 最新 次の日記(2007年07月11日)» 編集

xiphioの備忘録


2007年06月27日

_ [wine] Clos de la Roche 1998 (Domaine Ponsot)

今晩はブルゴーニュにしてみました。画像の説明

初夏の兆しの季節のせいか、なんだかあまり濃くないワインを飲みたくなりまして、ポンソにしてみました(それでも、特級クロ・ド・ラ・ロッシュです)。感覚的に98なんてついこの間出たワインと言う感じで、まだまだ早い様にも思うのですが、実際は飲み頃の筈だろうと開けてみました。

昔は結構濃かったらしくパーカーさんの評価も高かった筈ですが、作りが変わったらしく90年代からWAではあまり良くなかった気がします(確かめてないので、間違ってたらごめんなさい)。暫く前、ポンソを飲んだら色が薄くて、おまけに味も薄かったのが記憶にありこれにしました(後で記録をみると95のクロ・ド・ラ・ロッシュでした)。最近はWAは知りませんが、一般的にはポンソの評判はとても良いですね。

実際に98を飲んだ印象も、確かに予想通り色も薄いですが、テイストは最近の評判通り、とても魅力的な美味しさを持っているワインでした。記憶にある95の印象とはかなり違います。95は過渡期だったのでしょうか?、記録によると95は1年空けて2本飲んでいまして、確か同じ印象だったです。それに比べるとヴィンテージ自体の評価は下がりますが、この98はとても美味しいです。それに、表現は変ですが、時折舌に生成な荒さを持った刺激を感じ、それがビオっぽい印象です。ブラインドでは、ビオのワインとまず言いそうです。

しみじみと一人で飲むには良いワインです。でも最近はポンソも高くて、簡単には買えないですよね、、私もこの98以降は買っていません。