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xiphioの備忘録


2007年07月11日

_ [wine] Dominus 1990

古いラベルの、ドミナス1990です。このクリスチャン・ムエックスさんの肖像は、毎年変わっていました。私にはこちらの、肖像画入りの方が馴染みが深くて、91からの新しいラベルを見た時、ラフルールと間違ってしまいました。(実際、真似でしょう)画像の説明

まだ開けたばかりのテイスティングでは、落ち着いていながらも品のあるテイストで、カルフォルニアでは無く、全くボルドーの一流処の品格に思えました。実際時間が経って、ワインが開いてくると(CAのワインはあまりそう言う事がない)、滑らかなで深い味わい。これは、ままボルドー、それも非常に良くできたポムロールです。

数日前に89のトロタノワを開けたのですが、それに非常によく似ています。しかしそのトロタノワは7人で飲んだ事もあり、テイストがひらく前に飲んでしまった感が強いので、実こちらの方が数段素晴らしい。

最近はとんと飲んでいませんが、以前に91と92を飲んだ事がありまして、ドミナスもカベルネドミナントのワインだと思っていたのですが、90を飲んだ限りに置いては、私には全くポムロルのワインに思えるのだけど、本当はどうなんでしょうか?。

ちなみに、後でパーカーさんの評論を読むと、この90のスコアは98点(なかなか、良く解っているじゃないか、、)。しかし90のセパージュについては、記載は無かったです。ただ92では、カベルネ52%、メルロ22%、フラン22%残りプチ・ヴェルドらしいですから、メルロも結構植わっているみたいでして、90はメルロとフランが中心だった可能性もありますね。とにかく、久しぶりに飲んだ素晴らしいポムロルのワイン、と言う感じでした。

所でその後のドミナスはどうなんでしょうか?、先に書いた91や92のドミナスは(パーカーの評点はいずれもとても高いけれど)、カベルネテイストのワインではあったけれど、カルフォルニア風にもボルドー風にもなってなくて、そう素晴らしいワインと言う記憶がないのですが、、飲むのが早すぎたのかな、、