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xiphioの備忘録


2007年11月19日

_ [music] radioAmbient(2)&WINJ放送業務の認定の取消し

CS−PCMの7chのクラッシック放送は10月の番組改編で、ライブ番組が減ったばかりでなく、企画番組も次々と姿を消し、昼間はクラッシックBGMと化しております。再放送とスポンサー付きの細切れ曲放送番組や、(今だけですが)週一のザルツブルグ音楽祭のライブなどつないでいますが、全体としては全くひどい状態で、先行きが心配です。

そんなわけで、先にも書きましたが、昼間はradioAmbientをずっと流していますが、先ほど曲の中に短い詩の朗読が!、それも日本語!!、、聞き覚えは無いのですが、これってセントギガのVOICE(セントギガでは、寮美千子さんに詩を作ってもらって、それを「voice」という呼び名で曲と一緒に流していた)と殆ど同じ雰囲気、もしや、、と思ってしまいました。(本当はどーなんでしょう?){後日追記:どうやらこれはもともと短い朗読が入った(日本の)曲みたいです。曲名とかの、しっかりした確証は無いのですが。}

くしくもこの14日に、セントギガの放送を引き継いだものの1年前より放送を停止しているWINJの「委託放送業務の認定の取消し」の決定が、総務省より発表されています。これでセントギガは正式に消滅と言うことですが、、やはり寂しい限りです。

実際の所、音楽は時代と共に変わってゆくので、セントギガの放送音楽とはいえ次第に見方も変わってくるかも知れません。もし元の音源のCDが既に無くてもよく似た音楽ソースにて擬似的な再構成も可能でしょうし、radioAmbientの様なよく似た新しい放送によってそれなりに楽しめたりするのですが、詩の朗読を含めたセントギガの雰囲気(特に初期の頃の)は得難く、私も、時折未だに追想しているものです。

セントギガに600編もの「vioce」を提供した、寮美千子さんの詩は本当に素敵でした。WINJの放送時には許可も無かった様ですが、著作権に敏感な方かも知れませんので、今後「voice」を含んだセントギガのコンテンツがどっかですんなり流れると言うことは、難しいかも、、残念ですが、、