2009年01月12日
_ [wine] Chateau Montus cuvee Prestige 1995
一時は大変もてはやされたワインですが、何だか最近あまり見たり聞いたりがなくなった気がします、マディランのモントュスです。キュベ・プレスティージは、主にタナと言う地元品種の葡萄から作られます。
９０年代のは、以前は結構飲みましたねぇ。それらの今となっての感想は、「なかなか良く出来たワインなだけど、かといって取り立てて執着するほどでも無いし」と言う所でしょうか。でもこれらのアラン・ブリュモンのワインは、そこそこの価格でとても良く作られています。
特にこの９５は、パーカーさんの評価が特に高かったので、ちょっと高価でしたし、私も他のヴィンテージは早めに飲んだり売ったりしたのですが、９５だけは今まで飲まないで置いてありました。
まずとても色が濃いです。１３年経っているとは思えないです。テイストからは、もう飲み頃でも良いかと思いますが、まだまだ熟成可能でしょう。とても良いワインだと思います、、ただ、ちょっと残念ながらそれ以上でも無いんですね、もっと充分熟成すると変わるかも知れませんが。開栓後時間が経ってくると香りもそこそこ立ってくるし、とても良い感じなんですが、パーカー高得点と言われても、見張るような広い世界を持っている訳では無く、結局強く惹かれる所が足りません。既に田舎者ではなく、とても洗練されていてとても良い奴なのですが、何かこう魅力に薄いです。今でもそれほど高価なワインでは無いので、そこまでの要求はかわいそうかも知れません。ワインって難しいですね。
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