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xiphioの備忘録


2009年01月14日

_ [audio] C-21 プチメンテ

デスクサイドの、朝から夜まで通電しっぱなしのシステムのプリは、暫く前からパイオニアの古いプリアンプC−21を使っています。以前はマランツのDAC−1を使っていたけれど、電解コンデンサの交換などの練習のつもりで安い中古のC−21を買って、コンデンサの交換を行った物を試聴で使っていたら、そちらがメインになってしまったのです。ちなみにDAC−1は売ってしまいました。(予備のがまだ1台残っているけれど)

昨年秋頃には、音がかすれたり途切れたりする症状が出始めて、メインアンプが原因かと思っていたら、結局は犯人はプリでした。接続リレーが接点不良の様。同じ規格のリレーは探したけど無いので、よく似た物を購入しワイヤーで配線して修理しました。

以後好調だったけど、先月位からVRにガリが結構出始めました。やっぱり気になるので、本日夕方から本体を開けてメンテナンス。最初はVRの適当な所から接点復活材を吹き込んで終わりにしようかと思ったのだけど、どうも駄目みたいなので、諦めて更に分解。

基盤の半田を取って、メインVRを取り出して分解洗浄を初めたけど、有る程度までしか分解できない。色々やってみたけど、無理にやって壊してしまってはどうしようも無いので、半分分解した所から接点復活材を吹き付けて終わりにしました。

このアンプにはバランス用のLR独立のVRも2個有るので、ついでにこちらの2個のVRも取り外して分解。こちらは綺麗に分解できて、各部分を洗浄して綺麗になりました。良くアンプ修理とか、オークションなどメンテナンス済品とかのページで見かけるのと同じ、黒くなったVRの可動部分とその後の洗浄済みの綺麗な抵抗体そのままですね。

プリアンプは、メインシステムに使っているクレルの他にも、GASのを中心にパスとかスペクトラルまで何体か有るのだけれど、結局何時も使っているのがこのC−21と言うのは、結構、、うーんそれで良いのか、ってか、、やはり思う、、

でもこのプリアンプ、内部基盤の1/3はフォノイコで、その部分はこのデスクサイドでは使わないので、電源と信号のコネクタをはずしてあります。残りの部分の半分強が電源で、プリアンプ部分はほんの少し。逆にそれが良いのか、音はとてもストレートで意外なほど良いと思います。今回各VR洗浄で、更にクリアーになった印象。セミプロの方に言わせれば、メンテに使った電解コンデンサ、ニチコンFGのキャラが出ているのかもしれませんが、私には比較不可能です。