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xiphioの備忘録


2009年03月29日

_ [wine] Bnnes Mares 1987 (Herve Roumier)

これままた87年という、数えてみれば20年以上前のワイン。最近は、この位だと既に古酒と言うのでしょうか?。87のブルゴーニュがどんなのか、ってイメージがある人あまり居ないと思います。私も幾らかは飲んだと思いますが、普通は85か88にしてしまうので、それらに比べると飲んだ事は少ないです。86と比べますと、昔は一般的には86だった気がしますが、87が良いかも、と思ってしまう事が多かった様に思います。画像の説明

購入は1992年12月、三美より買っています。「三美」ってもう知らない人も多いでしょうが、昔は、ブルゴーニュの優秀ドメーヌを沢山持っていて、まぁ、ブルゴーニュと言えば「三美」であった訳です。懐かしい昔話をもう少ししてしまいますが、当時三美は店舗として、銀座に確か2店舗有りまして、セラーを抱えているのは銀座八丁目店でありました。東京に出た時、初めて三美銀座八丁目店を訪れた時の事は良く憶えています。一階の店舗で「セラーに行きたいのですが」と言うと、「O階です、はいこれ鍵です。」っていきなり入り口の鍵を渡されました。それでそのビルの何階かにあるセラー(確か一フロアの部屋全体を空調してセラーにしてた)に勝手に入って、欲しいワインを持ってくる仕組みでした。「え、それで良いの?」とも思いましたが、当時はそれが普通だったんですね。

私がそれまで店頭で見た事もなかった、ル・ミュジニー(それもヴォギュエ)を始めて見つけて、思い切って買ったのもここです。86でした、2万円少々しまして、当時の感覚としましてもとてもに高かったですねぇ、本当に抱くようにして徳島に持って帰りました(未だに飲んでいません)。しかし、最近のヴォギュエのミュジニーは6万円でも買えませんので、それでも安かったのかも知れませんが。

このワインのラベルがすこし赤く汚れているのは、三美から送ってもらった時に、どのワインだか忘れましたが、一本のワインが割れてしまったからです。その頃は、発送時にお店にお願いして、木箱で送ってもらっていたのです。確かロマネ・コンティの木箱(DRCのアソートで無く、ロマネ・コンティと書いてあった)も一度来た事が有りましたが、置いておいた場所が悪く虫に食われて傷んだので捨ててしまいました。今考えたら勿体なかったですね。ワインも結構買っていますが、輸送中に割れたのはこの時だけです。

開栓、非常にしっかりしたコルクです、実際開栓前から液面も殆ど下がってい無かったので、状態の良さを予想出来るほどでした。最初グラスに注いだ時には、色が結構薄くなっている事がすこし印象的でしたが、テイスト、香りとも、最初から最後まで、状態として傷んだ兆候は全くなく、古いワインとしてはとても健全。最初から結構チャーミングで、この時期の濫造ブルゴーニュに良くある平板さ単調さが無くて、すこし嬉しくなりました。かといって、複雑でストラクチャーがあるかと言うほどでもなく、やはりヴィンテージなりと言う事かも知れませんが、大切に保管していたワイン、若い時に飲んだ方がより楽しかったかも知れませんが、DRC辺りを除けば、87のブルゴーニュとしては最良の姿を見せてくれていると思います。