2009年10月19日
_ [private] 帰国の朝
ほぼ一週間の、合唱団のパリとボルドー公演とワイン畑見学のあと、帰国の日の朝早く、mailで従兄弟の訃報を知った。具合が良くないのは聞いていたが、訃報の知らせはやはりショックだ。従兄弟と言っても年も近く、小さい時は学期の間の休みには何時も一緒に遊んでいた仲で、殆ど兄弟のようなものだ。飛行機の日程は変えることなく、予定通りそのまま関空に着いて、そのまま通夜に出る事になった。
帰りの飛行機、食事をしてワインを飲んだまでは普通だったが、その後寝ていると気分が悪くなった。一度トイレに立ったが、帰れず暫くしゃがみ込んでしまった。人に寄りかかったりふらふらしながら、やっとの思いで席に帰り着くと、日本人スチュワーデスが心配して来てくれたが、大丈夫ですと言うのが精一杯、横になったまま動けなくなってしまった。後は、機上、ひたすら気分が悪かった。おそらく疲れていて胃が弱っていたのと、お酒をちょっと飲み過ぎたのと、それと寝る前に飲んだ少量のメラトニンのせいかもしれない。
胃酸抑えの薬は沢山持って居るので、色々飲んでみたが、全く効かない。いま思えば、胃酸のせいでは無かったのだろう。結局飛行機を降りて、電車で大阪に着く頃になってやっと収まった感じ。こんなに苦しいフライトは始めてだった。