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xiphioの備忘録


2010年03月11日

_ [computer] Nexterm SV-II 購入

先日、某激安パソコン販売のHPを覗いた所、表記のクライアントパソコン、シンクライアントNexterm SV-IIをACアダプタ付きが2999円、アダプタ無しが999円で売っていたいので、詳細何も考えず、殆ど条件反射で双方共買ってしまいました。で、本日到着。画像の説明

コンセプトは昨年買ったHPのThinClientと同じみたいです。「Nexterm SV-II」としては殆ど情報は有りませんが、これは"TuL"と言う所が作っていたTC3500と同一みたいなので、TC3500で調べますと概要は分かります。そこに書かれていたハートウェアスペックは、自分の為のメモ書きとして、

CPU = VIA Eden 533M, Memory = SODIMM 128, CF = 32M
VIA Twister(VT8606) + VT82C686B
EtherNet = Realtek RTL8100B 10/100
Graphic = S3 Savage4
Audio = VIA VT1612A AC97

って、感じです。CFのソケットを内部に持っていて、これがIDEのマスターになっていますが、今や32Mの容量は論外で、普通には何も使えません、その他、非力なCPUは仕方ないとしても、やはりメモリが128では心許ないですね。でも交換できるので増設可能なのは良。元々3千円(本体だけなら僅か千円)の機器に色々増設するのも考え物ですが、、

普通ならやはり軽量Linuxを載っけるのが順当なんでしょうが、机の中に8GのCFが有ったので、コレを挿して、只今Win2Kをインストールしようとしています。CFが遅いのか、メモリが少ないのか、吃驚するほど時間がかかっています。

OSがやっとインストール出来たあとはドライバですが、ネットワークはWin2Kをインストールしただけで動いているようです。グラフィックは、"S3 Savege4"とか書かれていましたので、そのままSavage4のドライバを探して入れようとしましたが、上手く行きません。(無理矢理入れても動かなかった)グラフィックはTwister(VT8606)に、オーディオはVT82C686Bに内蔵の様で、そちらからのドライバを入れないと駄目みたいですね。

VIAのHPに行って、とりあえずチップセットのドライバVIA_4in1_443vをインストールの後、Twisterのグラフィックドライバ139412NoHotkey(139412Hotkeyと2つ有るのですが、違いは分かりません)をインストールするとOKでした。VIA_4in1_443vが必要かどうかは不明です。オーディオの方は、同じくVIAのHPでVT82C686Bから探して、vinyl_v700bをインストール。でも、すっごく時間がかかりました。

Win2Kのインストールはやたら時間がかかる以外は問題は無く、動作も問題有りません。ネットラジオ専用にしようかとSpiderPlayerを入れて聴いてみますが問題はありません。しかし、それだけでCPU占有率が6、70%占めるので他の事は出来そうもありません。

_ [computer] Nexterm SV-II UNIX系OSは?

2台有るんで、2台目はUNIX系OSを入れてみました。机の中を探すと、あと容量の大きいのだと8Gと128MのCFが見つかりました。

まず128Mを挿してPuppyをインストールしてみます。何事もなく終わりますが、空き容量がもう殆ど無くちょっと使うには苦しいです。じゃあ、とNetBSDの最小構成(GUIも無い)をインストールしようとしましたが、色々やってみましたが、途中で画面が出なくなり、インストール出来ませんでした。

128の容量ではやはり無理そうなので、8GのCFに変えてPuppyからインストールしようとしました、立ち上げの途中で止まってしまいます。3、4分待てば進行するのですが、やはりおかしいです。そのままインストールは出来ても、そのOSで立ち上げても途中で5分近く止まって仕舞います。NetBSDはやはり駄目だし、FreeBSDも試しましたが結局あまり良くないみたいです。色々インストールしようとしましたが、どうやらこのCFは、UNIX系のOSには相性が悪いみたいです。

仕方がないのでWin2Kを試すと、こちらは問題なく完了。おまけに読み書きの速度が速いのか、1台目に比べるとかなりスムーズにインストールが終わりました。