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xiphioの備忘録


2010年09月15日

_ [wine] Chambertin clos de Beze 1996 (Dom. Pierre Gelin)

フィサンの有名な作り手、ピエール・ジュランのシャンベルタン1996です。画像の説明

ジュランと言えば、フィサンのモノポール、クロ・ナポレオンが有名ですが、実はあまり飲んだ記憶がありません。でも、それでも、、何故だか、私の中の印象ではピエール・ジュランの評価は結構高いのです。たぶん、何か飲んで美味しかったのだと思いますが、、うーん、残念ながらそのルーツが思い出せないのです、、年かしら、、多分そうです、、

そういう訳で、この作り手の印象は以前からとても良いので、あまり見かけませんが見たけたら買うと言うスタンスで買ったのが、このシャンベルタン96です。

購入は10年前、価格は1万円ちょいですから、96のシャンベルタンとしては安めですよね。

開けて飲んでみると、で、これが、結構堂々とした、見事なシャンベルタンな訳です。飲み頃と言えばもう飲み頃なのですが、時間が経っても崩れないフォルムを有し、正に特級シャンベルタンらしいとも言えます。

飲みながらスタイルを探ってみても、ビオビオでギンギンの新しい感じでも無ければ、ブヨブヨで補糖生産過剰系でもない、結構クラッシック、昔のスタンダートと言ってもよい感じで、ゆっくり飲めば、それなりに格のレヴェルを見せてくれます。正直、これが1万少々なのはお得でしょう。澱はとても少なく、多分フィルターをかけてますね。これほどフィルターかけなければ、更に世界の広がったワインになったかも知れません。今のでも充分素敵で、既に飲み頃まっただ中です。