2010年09月20日
_ [general] 大阪・ポンテベッキオ本店 〜 京都・さ々木
17日に大阪に商用で出かけ、その日は大阪で食事、翌日夜は京都で食事して参りました。「本来」の用事は仕事なのですが、それはともかく、普段あまり外で食べない私としては、久々になかなか実り多い充実した2日でした。
まずは、大阪は北浜のポンテベッキオ本店で昼食。昼とは言っても、スタートは1時半と遅めであるし、その後に何の約束があるわけでも無いので、個人的には殆どディナーの気分でした。ポンテベッキオは、間違いなく私の一番好きなレストラン(洋食系では)です。なかなか行く機会がないのが残念ですが、行けば必ず悦楽と驚きがあり、店を出た時の充足感にあふれるお店です。シェフと総支配人が、結構昔からの知り合いだと言うのもあります。個人的には日本一のレストランと思って居ます。
久しぶりで気合い入っていましたので、シェフのお任せコース、トリュフのトッピングは別料金ですが、付けられる皿にはとりあえず付けてもらいます。ワインはミアーニのリボッラ1999。最初、メニューを見ながらの話の中で「今年は白トリュフの入荷が少し早そうです、」と聞いたのですが、その後少しして、「白トリュフ、たった今、届きました。」との報。業者さんから、今年初の白トリュフが本当に今届いたらしい。うーん、何というタイミング、と言うことで「リゾットでその届きたての白トリュフを」、とリクエスト。
料理は最初から最後まで、2種のトリュフの香りと味も充分ながら、各お皿とも目を見張る物で、才気にあふれ、本当に美味しい。写真なんてスキーにフランスに行った時ぐらいで、普段は食べた料理の写真などまず撮らないのですが、この度は撮っておけば良かったかなと思いました。スタートが1時半ですが、お店を出たのが4時過ぎ、やはり殆どディナーの気分で非日常的、120%満足の良い午後でした。
そんな訳だったので、夜はまともに食事にはゆけません。それでも折角大阪に泊まっているのですから、8時過ぎにホテルを出て、新地の知り合いが居る小さなイタリアレストランへ。神戸で飲んでいた時からの知り合いなのでおまかせ、「不良在庫で困っているの、何でも飲んであげるよん、、」と言うことで、ワインを1本オーダー。料理も軽めのお任せで前菜とパスタ。共にとても美味しかった。前菜食べた時点で、もう無理かな、と思ったのだけど、美味しかったのでパスタも全部食べてしまいました。
翌日は午前は親類宅へ、午後は日本橋に。久しぶりに行ったら、共立の場所が変わっていた。広くなって良くなってた。で、あい変わらずデジットは面白い。ちょっと通販って感じでないので、この店が近くにあったらどんなに良いだろうと、いつも思います。
さて、その日の夜は、京都の「さ々木」でワイン会。書き間違いではありません『京都の「さ々木」でワイン会』ってのは本当です。主催は知り合いの方ですが、彼らは定期的にやってます。その方々は本当にずっと昔からの「さ々木」の馴染みだからこそで、普通の人では無理です。私も既に何度か参加させてもらいました。以前の店ではカウンター貸し切りでしたが、今の店では、奥のテーブル席でやってます。
ワイン会と言っても、多分このクラスの店で東京でする時の様に、万人瞠目する様なワインが集まる訳ではありませんが、それぞれとても興味深くて、とても美味しいです。それよりも、やはり主役は料理、そしてメンバーの方々ですね。
カウンターでの食事とはまた別な感じで楽しいです。メニューもカウンター席のとは少し違うみたいです。佐々木さんの話にもちょっと出ましたが、「ちょっと遊んでみた」品が入っていたりします。8人でテーブル囲み楽しくワイワイ、カウンター席で佐々木さんの話とその所作を見ながらの充実した食事とまた違って良いですね。いつもながら楽しかったです。実の話、この所京都に行く理由の殆どが「さ々木」ですからねぇ、、