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xiphioの備忘録


2010年10月22日

_ [music] 「アイーダ」(ヴェルディ) キエフオペラ公演(ウクライナ国立歌劇場) 徳島・文化センター

何と地元の地方都市、徳島にキエフオペラの引越し公演が来ました。この地方都市にでも何年かに1度、外国の歌劇場の公演が行われますが、今回はキエフオペラの公演です。今までの比較的小規模な公演でなく、東京とかでやるようなフルの引越公演ってのがすごいです。総勢200人の公演だそうで、演奏が行われた地元のホールでは、今までで最大級の演奏会では無かったのでしょうか。

このホールではオケピットが小さく、オーケストラが全部入りきらないので、打楽器とコントラバスが舞台袖に上がっての演奏でした。広くない舞台でどうするのかと思ったのですが、舞台装置はそれほど多くなく、絵を描いた垂れ幕で場面を表しています。これだと奥行きがそれほどいらないですね。

演奏はとても良かったです。さすがにロシアの歌劇場、迫力がすごいです。バレエもちょっと揃ってない所もありましたが、とても素敵でした。ソリスト、バレエ、合唱、衣装と、地元でこれだけ豪華絢爛なオペラを見られたのは幸せでした。

さて、その素晴らしい公演の観客と言いますと、総数半分に届かないと思われる入りでした。特に私が座っている辺りの、S席だけと舞台から少し離れた所あたり、とりわけ左右の方は空席が目立つと言うより、人が全く居ないです。私は中央から少しだけ左よりの通路側でしたが、私の周り、3m以内に人が居ません。総勢200人のスタッフでの公演との事でしたが、客もそのくらいかも、、と思ってしまいました。

周りに殆ど人が居ないし、まぁ中央に近かったので、オペラ見て聴いている分には、自分一人のために演奏してくれている感じで、恐ろしく気分が良かったです。ハイライトで、演奏聴きながら両手を指揮者のように振ってみても、誰も見てないし全然平気なのです、すごかったなぁ。でも、一生懸命演奏してくれている人にはかわいそうだった気がします。「主催者、もっとしっかり売れよ」と思わず独り言、、S席で1万2千円、高いと言われるのですが、新国劇の半分です。演奏レヴェルの高さを考えれば、決して高くはないと思いますが、、演奏会自体は地元新聞紙で何度もアナウンスされていましたし、何で、皆さん、見に来ないんでしょうか??、不思議?