トップ «前の日記(2010年10月24日) 最新 次の日記(2010年11月06日)» 編集

xiphioの備忘録


2010年10月27日

_ [wine] Ruchottes Chambertin "Clos des Ruchottes" 1978 (Dom. Armand Rousseau)

今や珍しいアルマン・ルソーの78です。クロ・デ・ルッショトはルソーのモノポールですね。10月の下旬になっても結構暑かったのですが、昨日からいきなり「涼しい」を通り越して「寒く」なってしまいました。ただ、季節的に赤ワインの美味しい時期です、長らく保管してありました78を開けてみました。画像の説明

最近、「今晩何飲もうか、何飲みたいかなぁ、」、と自問した時に、ブルゴーニュしか思い当たらなくなりました。良いことなのか、悪いことなのか、、多分、今でも在庫はボルドーの方が多いと思いますが、最近ではブルゴーニュしか買っていません。

このワイン開けてみますと、コルクはとても状態が良かったですが、色は非常に薄い。記憶にある限りの、一番薄い物に近いです。テイストは、、酸が思いっきり立っています。まぁ10人居れば10人とも「ちょっと逝っちゃってますかね」と言うでしょう、私も一応そう言います。でも、「大丈夫です、飲めます、まぁ美味しいですよ」と言える人は、あまり居ないかも、、。私は割とその方の許容量がありますので、そんな風に思いながら、1本飲んでしまいました。

ワインは、大体上に書いたとおりです。おまけにテイストも香りも、色に沿ってか、薄いです。保管がよいと普通こんな風にはなかなかならないので、思うにこのワイン、つらい過去があったのでしょう。ブルゴーニュの78、それもルソーでこれでは結構悲しいところがあるのですが、当時は、このようなリスク承知で安く買ってました。