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xiphioの備忘録


2010年11月19日

_ [wine] Beaujolais Nouveau 2002 (Antonin Rodet)

そう言えば、昨日はボジョレ・ヌーボーの解禁日でした。日本の今年度の入荷量は、かなり多いそうです。でも私、その解禁日にあまり興味もありませんし、この10年ほどで年内にその年のヌーボーを飲んだ事も有りません。しかしヌーボー自体はとても好きです。安いし、何より素直に美味しいですものね。画像の説明

昨年、この時期に2001年のヌーボーを開けて、思いもよらず凄く美味しかったので、今年もまた(とてもあまのじゃくな私は)この時期に古いヌーボーを開けてみました。今年は2002年です。まぁ我ながら、良くこんなワインがセラーに有るものだと、思いますが。多分デュブッフのは買えなかったのでしょう、アントナン・ロデの物です。

で、開けてみて、、ちょっと薄くなっているけど綺麗な色。飲んでみると、実にチャーミングでフラワリー、テイストはデリケートで美しく、アフターに香りが長く続く、、複雑さや偉大さは間違っても無いないけれど、本当にステキ素敵なワインです。昨年のよりちょっと軽いかも知れませんが、劣化の「れ」の字も感じられません。ホント、チャーミングで、素直に人を微笑ませるワインですよねぇ。

昨年2001のヌーボーを飲んで、メッチャ美味しかった事を人に話したら、かなり懐疑的な返答が有ったのを憶えていますが、本日の「追試」の結果、私は、「ボジョレーヌーボーは何年か置いておいた方が絶対美味しい」と結論づけてしまいます(保管状態が良いなら、ですが)。8年でこれなのですから、10年未満なら何とか大丈夫そうに思います。