2010年11月23日
_ [Traveler's diary] 六本木男声合唱団、イタリア公演(1)
今回の六男(六本木男声合唱団倶楽部)のイタリア公演は、まずミラノにて、ミラノの象徴たるドゥオモにて、三枝先生作曲のレクイエムを演奏、ついで本家ヴァチカンにでは、サン・ピエトロ(サン・ペトロ)寺院にて、本当のミサに参加し、オルガン伴奏にて三枝先生のレクイエムから抜粋し編曲した幾つかの曲を歌う予定。
我々ミラノに夜に着いてからの予定は、翌々日の午後3時から練習が入っているだけで、それまでは珍しくフリー。従って2日とも、オプショナルツアーを申し込んでいる。
1日目は、クレモナ・マントヴァ・ヴェローナ3都市観光し、夜はスカラ座で行われるバレンボイムのコンサートのチケットを申し込んである。まずは慌ただしく3都市観光、クレモナは久しぶりの想い出の地だけど、感傷に浸る間の無く移動、ヴァイオリンの博物館などは昔とずいぶん変わってしまったみたい。トローニを買う理由でガイドと訪れた店は、瞬時に確か昔に90のサンマルコを買ったお店にイメージが重なる。ここのお店で買った気がする。
次に急いでマントヴァへ、良い所みたいだけど、時間がないとかでここはもうほとんど昼食だけ。でも食事はまぁまぁ美味しかった。当然のようにワインリストを見せてもらって私だけワインを頼む。ちなみにこのお店、ワインと料理で結構有名らしく、その手のガイド本の認定シールが入り口のドアに何枚も張ってあった。表すような、厚いワインリストとワインの安さ。でも昼だし、ここはガイドさんが言う「このページが地元のワイン」と言う所から赤ワインを頼む。頼んだのはBorgo la Caccia のCarmenoire 2004。それらしくって、安い割にはなかなか良い。後、急いでリゴレットの家という、セットもどきの家を見てバスに帰る。
ヴェローナは先の2つの街に比べるとかなり大きい。街には人が沢山歩いている。ジュリエットの家という、やはりセットもどきの家でも、観光客多数。その後アリーナを外から早足で歩いてみて、バスに戻りミラノに帰る。
各所で急いだ理由は、コンサートの時間が迫っている為。8時からのコンサートなのに、ホテルには7時45分にやっと帰ってきた。ホテル入り口でチケットを貰い。部屋に帰らずそのままスカラ座に向かう。ホテルのロケーションが良いと、何かと助かる。開演少し前にスカラ座到着。席が分からないので聞くとボックス席。場所は舞台から見て右の脇。横だけどバレンボエム氏の顔がよく見えて、まぁ良い位置なのではないだろうか。いす席でなくボックス席でコンサートを聴くのは始めてだったので、なかなか良い経験だった。
コンサート後は、ホテルの近くのレストランへ。ワインは La ScolcaのGavi dei Gavi 2009。飲みやすく、これも、料理と一緒なら結構美味しかった。