2010年11月24日
_ [Traveler's diary] 六本木男声合唱団、イタリア公演(2)
3日目も昼間はオプショナルツアーで、「バローロワイナリーツアー」。旅行案内を見て、喜んですぐさま申し込んだのだけど、行く前に訪問先のことを少し勉強しておこうかと、行く所を聞いてびっくり、ここだけです。
http://www.baroloworld.it/
言っちゃあ何だが、ここ謂わば、バローロ観光案内センターじゃないですか、、。まぁ、夕方から練習が有るため、3時過ぎには帰らなくてはいけないので、仕方ないのかも知れないのだけど、、
後の練習の時間があるので、バローロには殆ど居られなかった、。観光センターでは、若いお姉ちゃんがバローロの一通りの解説をして、バローロ2006を3種、試飲をするだけです。その後すぐ食事になり、終わり次第、帰りのバス、、。なんしに来たの、、って思った人も多かったみたいです。仕方ないですねぇ。
でも、私はバローロに近づき、綺麗にうねる丘に広がる葡萄畑が見えてくると、大感激!、良い所ですねぇ、バローロは!!。アルバは料理が美味いと何度も聴かされていたのだけど、その通り、ツアーの昼食でも結構美味しかった。昼食は村のホテル(宿)だけど、ここはバローロの醸造所でもあって、古いバローロがオンリストされている。普通のリストで一番古いのが78だったので、それを注文した。熟成したバローロは本当に良いなぁぁ。
あぁ、本当に時間がないのが本当に惜しかった、絶対再訪して、今度はゆっくり各畑を見て回る事を堅く誓った。
夕方から、ドゥオモすぐ近くに有る、日本人教会にて練習を行う。その後軽く食べる時間を空けて、夜は7時から本番の会場、ミラノのドゥオモにてオーケストラリハーサル。
外観のゴシック様式は本当に見事で美しいが、中に入ってみても大きな大聖堂で、残響も凄く長い。リハーサルで歌う中丸さんの声が、ふわぁぁん、と広い空間に響いて長く響く、、凄いです。ただ、合唱で自分たちが歌っている声のは、どの様に響いているのかよく分からない。
暫くして、「合唱の声が、あまり来ていない」と言う話になった。どうも合唱の左右が広く広がっていて、椅子席の方にあまり聞こえてこないようなのだ。
対策として、オケを含めた演奏場所を全体的に前に寄って、合唱の左右に壁(絵画だけど)が有る位置まで寄る、そして、いつもより声を少しフォルテにしてうたう、と言う事にした。
教会の中は、当然暖房など無い、下は冷たい大理石だ、3時間以上立っていると下から冷えてきて、なかなか辛い。