2010年11月25日
_ [Traveler's diary] 六本木男声合唱団、イタリア公演(3)「ミラノ、ドゥオモ公演」
本日は本番の日、ただし集合は3時過ぎでOK。それまでは自由時間なので、ミラノ市内観光に当てる。ミラノに着いて4日目だけど、着いた日の後の2日は市外のツアー観光だったので、近場のミラノを見ていない。以前来たときも、通過してすぐラスペッツィアに向かったので、見ていないです。
観光はまずは美術館ですね、娘とブレラ美術館に向かう。美術館らしき所には着いたのだけど、何と入り口が分からない。それでしばし迷う。美術館は宗教画がほとんどで、こういっては何だけど、広く人口に膾炙している目玉作品が有るわけでは無いのだけど、魅力的な絵が次から次へと出てきて、ここはさすがに素晴らしい。ここで数時間費やす。食事に行くまでの時間にはまだ少しあるので、近くのお城に向かう。そこでしばし散策。
その後、娘が検索して選んだリストランテに行く。予約はしていないけど、お昼早めだったら大丈夫だときいていたので、お城の前のタクシー乗り場からリストランテに向かう。娘が選んだリストランテは魚介類が美味しいとゆう店らしい。店に入って、地下のトイレに向かう階段の脇に座らされてメニューを見ていると、いきなり後ろから「ボンジョルノ!」と背中をたたかれ、何事かと振り向くと、何と花岡さん。彼もこの店に昼食に来ている由。花岡さんが来ているなら、良い店に間違いない、期待と共にメニューみるけれど、大体元の一皿の量が多いので、全てにおいて2人でシェア。それで、ここは全て娘のセレクションにお任せ。ワインは当然自分で選ぶけれど、昼だし魚介系なのでやはり白ワイン。リボッラもガヴィも飲んだので、TerreAlteを選ぶ65ユーロで、ここのリストのイタリア白ではほぼ一番高価。で、これが大変美味しかった。シャシャーニュの1級並。
頼んだ最初の皿は生の魚介系盛り合わせ、半分に分けてもらっているはずだけど、普通だとこれで充分だよね。牡蠣などは食べられないものは、娘に食べてもらう。2皿目はパスタ、此には白トリュフをかけてもらう、、うわぁぁ素晴らしく魅力的な香り、、今年は2度目の白トリュフだけど、これは本当にマジックだわぁ。最後は魚、とても良い魚料理、イタリアに入って何度か良い魚料理も食べたけれど、調理がわりと単一。私はやっぱり魚は日本料理だわ。
ホテルに帰るとあまり時間が無く練習に出発。日本人教会で1時間半ほど練習の後、夕食のために解散。私は昼の料理が充分だったので、食べないことにした。
着替えてGPに出発。時間が無いので短く済ませ、小休止の後本番。教会でのレクイエムのコンサートは、昨年パリのマドレーヌ寺院に続いてだ。昨年と同じく無料のコンサートでも有るけれど、それでもほぼ満席になった。
オケリハ、GPでも思ったけど、ソリストの声が、大きな聖堂の中一杯に、長く綺麗に美しく響く、それに引き替え自分たちの歌はどう響いているのか、よく分からない所が少し残念。
何方かが、当日のコンサートの様子を、ユーチューブにアップロードしてくれています。
http://www.youtube.com/watch?v=r6eIMD1uvN8
この日はとても寒くなると聞いていて、どうしようかと思って居たけれど、まぁ昨日くらいの寒さ。上は大丈夫だけど、床が大理石で冷えてくるので、ずっと立っていると足下が結構つらい。演奏会後のパーティもそこそこにしてすぐホテルの部屋でシャワーを浴びる。