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xiphioの備忘録


2011年03月06日

_ [ski] アルプデュエズにスキーに来てます。(1日目)

毎年恒例にしております、アルプデュエズスキーです。以前からも書いていますが、海外スキーはあちらこちら行きましたが、この10年はずっとアルプデュエズに来ています。同じフランスでも、シャモニーやヴァルディゼールなんかと比べると田舎なんですが、ちょうど良くって気に入っています。

昔はリフトが動いている限りスキーをやっていた記憶が有りますが、さすがに最近は駄目です。特に昨年は天気も悪かった事もありましたが、丸1日スキーをやっていると、どうもスキーが辛いと思えるようになってしまいました。それでは何しに来ているのか分かりませんので、今年は純粋に旅行を楽しむ事としました。

まず、スキーの日にちの短縮です。昨年は6日でしたが、内2日を観光に当てる事にしました。観光と言えばワインしかりません(私の中では)。比較的近いローヌに行くことにしています。詳細は後日報告できると思います。

その他にスキーの日でも疲れてきたら早めに上がる様に心がけます。そしてその後の時間を楽しむ事にします。昨年もそんな感じだったのですが、不足に感じた物品を今年はちゃんと揃えて持ってゆきました。(その為に服を限界まで減らしました)

まず、インターネット接続にこのホテルで必要なものです。一応全館WiFi接続とか載っていますが、3Fの部屋では電波が弱すぎてかりに接続出来ても、通常使用はかなり難しいです(こういう所がフランスなんですが)。これは一昨年判明したので、昨年は外部アンテナ付のUSBのWIFI接続装置を持って行って、部屋でインターネットアクセスしていました。これを今年も携行です。

次は音楽です。わたくし、音楽のない余暇など考えられません。このホテル、一昨年リニューアルして新しいTVになったので、その外部入力でiPodなどからの音楽が楽しめると、昨年は接続のケーブルを持って行ったのですが、このTVのSPなんともひどい音なのです。聞いているといらいらしてきます。仕方がないので、今年は何とスピーカー持参です。

持ってゆくSPの選択には少し苦労しました。まずは音がそこそこ良くなければいけない事、そして日本から持ってゆくので軽いことが大切です。色々探した結果、候補としては、タイムドメイン・ライトとJBLのDUETⅡになりました。少し大きいですが、結局JBLにしまして、今持ってきて聞いています。音は想像以上に良いです。ただ、丁寧に服で巻いてスーツケースに入れてあったのに、片方根っこが折れていました。(ひどい取り扱いなんだなぁ)

旅行に、ホテルの部屋で聞くためのスピーカーを持参する人はまず居ないでしょうが、でも持ってきて正解でした。

本日は、雲一つない快晴。こういう日は何も考えずに頂上まで行く事にしています。上に行くと、名物コースのサレンがクローズになっています。恐らく雪不足の為でしょう。昨年末は大雪だったらしいですが、最近は雪が少ない様で、アルプデュエズもあちらこちら岩が出ています。雪自体は、この間行ったニセコがずっと良いです。

標高3330mのピック・ブランの頂上の、すぐ下のコースで暫く滑ります。良い天気で全く寒くもありません。ニセコは結構寒かったけどなぁ。

その後、急斜面のトンネルを楽勝で滑っておりて、その後近場をあちらこちら、、例によって休みなしで滑って3時前に上がりました。まぁ雪質どうのこうのより、やはりスキーは天気ですね。本日はずいぶん快適でした。

それから昼食の買い出しです。サンドイッチとサラダとシャンパンを買って帰り、遅い遅い昼食です。画像の説明

このところずっと、毎年滞在しているホテルは、この地区で一番のホテルです。私は別に上級なホテルが好きと言う訳ではないのですが、夕食に出てくる料理に不満があるので次第に良いホテルに移り、結局ここになっただけです。(ここだってあまり大した事はないけど)

もう5回以上は優に来ているので、流石に憶えてくれたらしく(まず日本人って来ないし)、夕食のテーブルが昨年からボックス席の方になりました。昨年までは、スープか前菜かのセレクションだったはずですが、今年からスープと前菜は付いてきて、その後のメインが選択になっています。魚か肉かの選択らしく、迷わず肉のラパンにしました。なかなか美味しかったです、シェフが優秀な人に変わったかな?。ワインは例年とあまり変わらず。毎年仕入れているのが多いらしく、基本的には若いのしかラインナップされませんねぇ。まぁこれしか無いか、と選んだのがニコラ・ロショニョールのヴォルネイの一級畑物ですが、飲んでいて昨年も飲んだような、、と思って確かめたらその通りでした。