2011年05月27日
_ [wine] Hooper's Vintage Porto Garrafeira 1912 (Half)
久しぶりに、古いヴィンテージ・ポルトでも、と言うことで、先日開けた1912のハーフのヴィンテージポルトです。
そう言えば、フーパーズって知らないよなぁ、と思ってHJのポケットワインブックを見てみましたが、載っていませんね。ガッラフェイラ"Garrafeira"と書いてあるのが珍しく(カリフォルニアワインあたりの、「リザーブ」と同じ様な意味です)、結構高かったけど買ったポルトです。幾らか古めのポルトガルの赤ワインでは、ガッラフェイラは何度か見たことが有りますが、ポルトでは珍しい様に思いますが、如何でしょうか?
久しぶりにデカンティングファネルを出してきて、早めの時間から、そろそろとデカンタ。色はかなり薄くなっていますが、とてもクリアーで綺麗です。昔のポルトは澱が多いのが常ですが、これは以外と少なめです。
デカンタ後、暫くしてから飲み始めます。ゆっくり時間をかけて飲んだのですが、痛んだところも無くてとても美味しいのですが、色と同じでちょっと深みも足りないかな、って所です。時間をおいてもテイストは殆ど変わりません。
ちょっと古いLBVのポルト、って気がします。
で、今宵飲んでいるのが、Pommard 1er cru "lesChanlins" 2005 (Philippe Pacalet)です。
パカレの05は何本か買ったのですが飲むのは初めてです。楽しみにしていたのですが、、なんか「ふつう」です。いつものパカレっぽい事は、その通りなのですが、あまり有名でないけど一応一級畑なんですが、その雰囲気は無しで、単なる平凡な年の村名ワインにしか思えません。このワインを一本飲むのは難しいなぁ(飽きてしまう)。「期待したのに、何だぁ結構つまんないなぁ」と言うのが正直な感想。パカレの他の05のワインはどうなんだろう・・・