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xiphioの備忘録


2011年12月18日

_ [wine] Yarra Yering Dry Red No.1

オーストラリアのワインも一時期買っていた事がありますが、今は全くですねぇ。特に美味しかったと言うのもあまり記憶にないのですが、このヤラ・イェリングだけはとても気に入りました。それで少し多めに買っておきました。今オーストラリアのワインは、このヤラ・イェリングが数本有る以外には、まだ一度も飲んだ事がないグランジが、娘のヴィンテージで1本だけですね。画像の説明

99年入庫、久しぶりに飲んでみました。最初ちょっと香りに微妙な違和感、所謂ブレットと言う奴ですか、少々雑巾の様な腐敗菌の感じがありますが、不快なほどではありません。この様な特徴的なテイストは多いと当然駄目なのですが、ほんの少し有ると深みと特徴を持たせる事が出来て、それを特に嫌がらない人には好みになるみたいです。例えばパーカーの好みについて、誰かが書いた文を見たことが有ります。

最初のグラスでは、果実味ももう落ちているしちょっと寂しいかな、と思って居ましたが、時間が経つに従って力強さと広がりが出てきまして、なかなか素晴らしいです。"Red No.1"は確かカベルネの筈ですが、私にはあまりそういう気がしません。少しシラーが入ってる気もします。開栓後の時間変化と、熟成可能性の相関を有意とするならば、もう少し熟成させてみるのも意味がありそうです。

この時、このワインを作っていたちょっと偏屈そうな初老の作り手(名前は忘れましたが)、確かちょっと前に亡くなったと、何かで読んだ気がします。(すげー曖昧な表現ですいません、間違っていたら御免なさい、です)このワイン、ヴィンテージ違いを含めてあと何本かありますから、数年ごとに飲むのも楽しみです。

グランジとか、ヒル・オブ・グレイスとかはまだ飲んだ事はありませんが(多分、自分では飲む事はないと思う)、やっぱりヤラ・イェリングは、オーストラリアでは一番好きですし、他に似たワインも知りません。