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xiphioの備忘録


2011年12月25日

_ [wine] Chambertin cuvee Heritiers Latour 1996 (Louis Latour)

最近では、昔から評判が高かった白でさえあまり買わなくなったLLですが、この96のシャンベルタン、普通にとても美味しいです。画像の説明

ブルゴーニュの伝統ある著名ドメーヌ&ネゴシアンのルイ・ラトゥール(私たちは単にLLと言いますが)としては、赤ではサンヴィヴァンのキャトルジュルノーの次に大切な畑の筈ですが、過去に結構飲んだ80年代後半のワインでは、はずしまくりで(多くがUSからのオークション物だったので、経路も悪かったのでしょう)、お陰で「やはりLLは白だよな」と先入観を持つに至りました。(それは多分、そんなに間違っては居ないと思うけれど)

久しぶりにこのワインを、優良年96で1万5千円程で見かけたので、1本だけ買ってみたのでした。購入は1年ほど前ですね。

開栓時は結構寡黙だったのですが、15分ほどで開いてきて、美味しいです。熟成は充分で、雰囲気的には88とか89の感じなんですが、一昨日に飲んだDRCに比べると、遙かに人受けがよく素直に楽しめます。意外と芯が強くてフィルムリーで(特級シャンベルタンなんだから、ある意味当然ですが)、広がりもあります。見栄えは96としては結構進んでいるかもしれませんが、今飲むには十全と言えます。

このワイン、澱が全く有りません。かなり強いフィルタリングをしていると思われます。樽からの試飲が普通でない我々としては、その差はよく分かりませんが、以前からパーカーさんらが唱えているのが、強いフィルタリングの弊害です。その影響もあって、今では強くフィルターをかける所はあまり無いと思っていましたが、このワインは別ですね。(ある意味オールドファッションです。これで軽いフィルタリングにすれば、どういうワインになるのでしょうか?)